最近札幌や札幌近郊ではよく熊が出ますね。江別の森林公園、北広島、清田区…。南区では当たり前に出ている感じです。先日も出ました。
江別の森林公園に出没している熊を備え付けたカメラが捉えましたが、予想に反して大きな熊でしたね。あんなものが住み着いているなら、もう森林公園には行けません。
また4月には、午後2時ごろに北海道神宮近くで出たというから驚きです。人気のない時間帯なら分かるのですが・・・。
2年前だったか、山らしい山がない石狩市でも出ました。
どうやって山からそこまで行くのか。けっこう道路などを素通りできる河川敷を伝って町まで来るということでした。
熊は一晩で何十キロも歩くので、けっこう行動範囲が広いです。
今年になって熊の目撃情報が例年よりも多く、レポーターは、絶対数が多くなったのではなく目撃数が増えただけなのでお間違えのないようにと言ってましたが、目撃数が増えるということはクマが町の近くに出没するようになったということなのでやはり怖いのは変わらない。
中央区でもクマが出ると報じられると、道外の人々はびっくりするでしょう。中央区は広く、山までも含みます。中央区は意外に横に長く、藻岩山(もいわやま)の裏手にある盤渓(ばんけい)もあれば、砥石山(といしやま、826メートル)やちょっと聞きなれないが百松沢山(ひゃくまつざわやま)の山頂付近も標高1000メートルもあるのです。このあたりはいかにもいそうですね。
15年位前には熊の穴から人骨が出たと報じられ、怖くなりました。
また面白いところでは、これも札幌での話だったと思いますが、熊の懐に入ったら意外に危険性が低くなるためか、熊に抱きつき、抱きつかれることに慣れない熊は抱きついた人と一緒にダンス状態になったとか。そのうち熊の息が荒くなり、二人が転がった隙に逃げて行ったそうです。
熊がいるというだけで、なんだか自然と共生しているみたいでありがたいように聞こえますが、気をつけたいものです。