しんぶん赤旗 3月17日に掲載された私の書評です。編集者より依頼いただきました。
膝の電気ビリビリをして、そのまま散歩に。
帰宅し詩を書いていましたが、一篇は未完に。もうひとつおおらかな笑いがほしい作品です。
つづいてマンション管理組合の仕事を。それから夕方寝をしていました。
おまえも
まだ知る漢字のすくないおまえは
耳にした「生みの母」を
「海の母」とおもいこみ
亡き母に会えるのではと
海辺にすわりつづけた
陽は島原のむこうにしずみ
やがておまえは
「生みの母」という文字を知ったが
それはしずむ夕陽のように
おまえをさびしくさせたのか
だが しずむ陽と
のぼる陽の数は
いつもおなじなのだ
だから
しずむ夕陽にいってあげよう
「おやすみなさい」と
そしてのぼってくる太陽に
「おはよう。おひさま」と
ぐっすり眠ったひとの
ほがらかなえがおに
おやすみ
おまえも
海辺にすわりつづけた
陽は島原のむこうにしずみ」の「座り続ける心」が切ないですね。痛いほど、分かりますね。
おやすみなさい。「画像特集」で、いうの忘れました。
83歳ですから、もう自己憐憫はありませんが、その少年のさびしさだけは忘れずに少年詩を書きたいと思っています。
ひでちゃん様
画像特集。なんだったんだろう? わからないけど有り難うございます。