
いよいよ春のお彼岸。
昨日の朝は少し雨が残りましたが、徐々に天気が回復し、午後は温かな春の一日になりました。
鳳倫閣脇のちっちゃな梅園の一角に植樹した河津桜がようやく咲き始めました。
ソメイヨシノや大山桜の開花は、まだまだ先のようです。
新しい区画に行くと、お線香の煙がそこここに立ち上っています。
お墓の前で合掌してじっと立ち尽くす方や、のんびり談笑を交わすグループなど、
それぞれが思い思いに心の内で故人様とお話をしておられるのでしょう。
仏さまがたとの生前の交流の様子なども伺われ、お墓参りが癒しの時間になっていることが分かります。
お彼岸っていいなあ、お墓参りっていいなあと、つくづく感じます。
さて、お彼岸に限らずですが、お参りでお供えしたお菓子などの食べ物はお持ち帰りをお願いしております。
お参りの方が多いお彼岸やお盆の時期は、お供えのお菓子や果物をねらってカラスやタヌキがやってきます。
特にカラスによる被害がひどく、供物を散乱させるだけでなく、湯飲みやコップを割ったり、お花を抜いたりします。
けっこうヤンチャなのです。
お供物はご先祖様からの御下がりとして、お参りの皆さんで召し上がることもご供養になります。
なお最近、不審者が缶ビールやジュースなどを狙って園内を物色している様子が報告されています。
アルコール類のお供物もお持ち帰りいただきますよう、お願いいたします。
「人間も獣害か」と思われるかもしれませんが、不審者の行動がエスカレートしないよう気をつけたいと思いますので、ご協力願います。
今日はここまで。