職場の教養4月号より
終礼の利点
本誌『職場の教養』は、職場における「活力朝礼」の実現を目的としています。併せて平成22年1月号より巻末に「本誌活用の手引き」と題して、終礼の進行マニュアルを付記しています。
その掲載をきっかけとして、A社長は終礼に積極的に取り組み始めました。
実施して数ヵ月後、幾つかのプラス面が見えてきたのです。
①その日にあったクレームを社員全員で共有できる
②各人の業務成果を確認することで、それを明日以降の連携につなげられる
③何となく居残って仕事をしていたのが、就業の区切りが明確につけられるようになる
などです。
朝礼にしても、終礼にしてもその実施の目的は「仕事に活かす」というものです。
特に終礼は、皆が「後始末」「整理」の意識を持ち、共に今日一日の幕を引く大切な式であるといえるでしょう。
終礼を実施している企業は、まだ一握りかもしれません。A社のような効果を求めて、終礼に取り組んでみてはいかがでしょう。
今日の心がけ◆終礼に取り組みましょう
職場の教養
いかがですか
奈良県倫理法人会
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