職場の教養

2010-01-25 | Weblog

職場の教養より

真心の処方箋

 M氏は腹痛で体調不良の中、出張しました。タクシーで得意先の会社に到着し、精算が終わった時、薬を自宅に置き忘れてきたことに気がつきました。
 慌ててタクシーの運転手に「この辺に薬局はありますか」と尋ねると、「車で五分ほどのところにありますよ」と答えました。そして、即座に「顔色が悪そうですね。すぐに向かいましょう」と言い、車を走らせたのです。
 M氏が薬を購入し車へ戻ると、運転集は「薬を買うことができてよかったですね」と言葉をかけ、元の場所まで送り届けてくれたのでした。
 お礼を言って支払いをしようとするM氏に、運転手は「お役に立てて良かったです。お大事にしてくださいね」よ優しく言い、お金を受け取らなかったのです。
 困ったときの誠実無比な助けこそ、ありがたいものはありません。仕事を超越した真心からの働きやサービスは、人を感動させ、幸せにします。
 自分本位の考えではなく、お客様を喜ばせ、その喜びが自分の喜びとなる働きを目指していきたいものです。


今日の心がけ… 真心のこもった働きをしましょう

いかがですか毎朝の朝礼に利用されませんか

奈良県倫理法人会事務局

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