『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

八正道の二番目 『正思惟』 その③

2009年09月13日 | 修行法『八正道』
③傷つけない


人間として生まれてきた以上、宿命として

食べる

これは必要不可欠です

食べるということは、他の命を奪っているということです

それでは『傷つけない』ということと矛盾してくるのでは?


ブッダの教えを、全ての人々に共有のものとして広めるのであるならば

『傷つけない』ということは

『無益な殺生をしない』

ということです

その『無益な殺生をしない』

という範囲の中に

『傷つけない』ことが入っているのです

自分たちが生かさせていただいている他の生物たちに

尊敬と感謝

そこから互いの命の尊重が見直されるのです


心の中に

『傷つけない』

その念いを持ち続ける

子どもでも知っている道徳を行うことは気分が良くなるものです

これが心を清らかにしていきます

それが悟りを求める者の道です