海の近くの街へ ~渡米準備編~

☆夫の一年間のアメリカ留学に 小学生の子供二人とついていく事を決めた私の決意日記です☆

心のすき間にザリガニ

2008-06-28 | 子供の毎日

渡米のため、飼っていた淡水魚をお店に返してからだいぶ経ちました。

大きな空っぽの水槽を見ると

相変わらず折り紙の魚が泳いでいます→折り紙の魚の記事はコチラ

でもやっぱり本物がいないと寂しい。

そんな我が家の心のすき間にチャッカリ入ってきたのが

ザリガニの子供です。

もう帰国するまで、生き物は飼わない予定だったのになあ

特にザリガニだけは臭うから嫌だったんだけれど・・・。

妹ちゃんが学校の授業で捕ってきて、懇願され飼うことになってしまいました



ところが

これが予想に反してメチャクチャ可愛い

だってまだ子供なんです。

とっても小さくて頼りなげ

最初は、こんな質素なプラスチックケースに入れられていました。




でもあんまり可愛くて家族一同夢中・・・そして格上げ




プラスチックケースじゃ可哀想とガラスの水槽になり

酸欠じゃ可哀想とエアポンプ装着。

まだ子供だから遊び場がないと気の毒、と流木まで入れました。

すっかり贅沢な箱入りザリガニです



う~ん、淡水魚がいた時なら絶対飼わなかったはず・・・。

このザリガニの子供は、淡水魚がいなくなり

なんとなく寂しかった我が家に来て、ガッチリと気持ちをつかんだのね。

うまいわ・・・



毎日水替えをする妹ちゃん、かいがいしくお世話をしています。

そういえばヤドカリの時も、淡水魚の時も

一生懸命お世話をしていたのは妹ちゃんでした。



アメリカに行く前には、もといた場所に返してきます。

















きっと助け合える

2008-06-27 | 子供の毎日

今朝、妹ちゃんが忘れ物をして戻ってきました。

いつもお姉ちゃんも含めてお友達4人で学校に通っています。

他のお友達に悪いので「先に行っててね」とお願いしました。

妹ちゃんは忘れ物を用意して、みんなより10分遅れで家を出発。

一人だけで行かせるのは不安だったので(物騒な世の中です・・過保護

みんながゾロゾロ学校に向かって歩いている坂道まで一緒に行きました。



学校に向かって歩く小学生達の大きな流れの中

一人流れに逆らって坂道に立っている子がいました。

こっちを向いて「早く、早く~」と呼んでいます。

お姉ちゃんは10分ほど一人、坂道で待っていてくれたようです。



お互い駆け寄る2人を見て、なんだか安心しました。

きっと大丈夫。

アメリカの小学校に行っても、言葉がわからなくても

2人で助け合えるよね。



「外国で暮らすと家族、兄弟の絆が強くなるよ」

誰かが言っていたのを思い出しました。









現地校入学のため予防接種へ

2008-06-26 | 渡米準備

学校を少し早退して、子供達の予防接種を打ちに行ってきました。

今回注射したのはB型肝炎。

でも、まだまだ現地校入学のために必要な予防接種が

たくさんあります。

B型肝炎以外は、アメリカで打つことになりそうです。

アメリカの注射は同時に何本も打つとか・・・。

ついでに太ももに打つようです。

(怖がるので、もちろん子供達には内緒です)



先日、実は私が一歩早く太ももに注射を打ってきました。

これが痛かった~

肩にされるより何倍も痛く感じました。

大人なのに泣きそうになったわ

子供も日本にいれば打たなくてもいい注射をするのですから

少し気の毒です。



こういう時、甘くなってしまう私は不覚にも

帰り道につい本屋さんで子供の好きな

「ちゃお」という月刊の少女コミック雑誌を買ってあげてしまいました

二人とも、もう一回日本で打つB型肝炎二回目の注射のことはすっかり忘れて

ルンルンの帰り道でした

妹ちゃんの心の中

2008-06-25 | 私の独り言

今朝、ブログでお友達になったたまさんのブログを見て反省しました。

私は気がつけば、お姉ちゃんの心配ばかりしています。

なぜなら妹ちゃんは手がかからないから。

小さい時からいつもお友達に囲まれて、笑顔で楽しそうな妹ちゃん。

突拍子もないこともするし、勉強も嫌いそうなので

心配になりそうですが、笑顔がとっても多い子なので

つい安心してしまいます。

お姉ちゃんとお菓子の取り合いになっても、必ず譲るのは妹ちゃん。

たまさんのところと同じです(笑)



お姉ちゃんは私の言うことをしっかり聞く代わりに

ものすご~く甘えん坊です。

ついでに頑固です

マイペースで小さい頃から一人で遊んでいる姿をよく見かけたから

「いじめられているんじゃないか」なんて、よく心配したものです。



でも最近本当に強いのはお姉ちゃんだと思っています。

そして、本当に寂しがり屋なのは妹ちゃんなのかなって。

お姉ちゃんは一人でいても満足できるタイプ。

嫌なことはイヤって言える子です。

妹ちゃんは常に誰かといないと寂しくなっちゃうタイプ。

そのため嫌なことでも譲って、合わせてしまうタイプなんだと思います。



お姉ちゃんに譲ることが多いのも、きっとお姉ちゃんと遊びたいから。

お姉ちゃんを怒らせると、遊んでもらえないからだと思うんです。

そして家族のお手伝いを、お姉ちゃんと比べ物にならないぐらいするのも

家族に褒めてもらいたいから。

そんな風に感じることがよくあります。

オットもいつも感じているようなので、この見解は合ってるかな。

(合ってますか?妹ちゃん?

下の子なりの生きる知恵・・・そんな気がしています。

ついでに不死身・・・・

お休みが多いお姉ちゃんに比べて、妹ちゃんは学校も皆勤です。

だから安心しちゃうんですよね~。



いつもついお姉ちゃんのことを書いてしまうので・・・反省。

次は必ず妹ちゃんのことを書こうと思います。






子供達の本の用意

2008-06-22 | 渡米準備

お姉ちゃんが一生懸命読んでいる本は

赤川次郎作「死者の学園祭」。

私から見れば懐かしい~と叫びたくなる本です。

今日図書館から借りてきて、夕方までに読破。

9歳で赤川次郎、最近の子は大人です・・・。

止まらなかったようです。



アメリカでどうやって子供達の本を用意するか思案中です。

もちろんマンガも含めてです

日本にいれば、いつでも図書館で好きな本が借りられます。

けれどアメリカでは買うしかありません。

幸い私の住む街には、日系の本屋さんがあるようなので入手は可能です。

でも値段が日本の1.5倍ぐらいすると聞いてます。

日本でも本は図書館に頼りっぱなしだったので

買うのは難しそうです。



そういえば私が小さい頃、ドイツに住んでいた時

母が毎月、地下室から出してくれる本を楽しみにしていました。

日本ではよくある「幼稚園コース」「小学校高学年コース」といったような

セットになっている選定図書を奮発して買っていったそうです。

そのおかげで、私は日本の児童書には不自由することなく過ごしました。



よし私もその手でいこうと思ったら

なんと選定図書のセットはすご~く高い

それに私は一年の滞在なので、姉妹それぞれに10冊ぐらいあれば充分です。

ついでに新品じゃなくても・・・何せ図書館愛用者なので(笑)



そこで早速オークションをチェック。

たくさん選定図書の中古本がセットで出品されていました。

7月末に出す船便に入れられるように、用意しようと思います。



テレビは英語でつまらないだろうから

たくさん本を読んでくれれば・・・作戦通りだわ











アメリカ大使館へ

2008-06-20 | 渡米準備
行ってきました!

アメリカ大使館へ。

曇り空の中、溜池山王の駅で降りて歩くこと数分。

だんだん警官の数が多くなり、物々しい雰囲気に・・・・。

その先にアメリカ大使館が見えました。

入口で20分ほど並び、携帯電話やカメラ、電子手帳などを預け

空港のゲートと同じようなところを通り中に入りました。



大使館の中はやっぱり日本ではありませんでした

看板は青地に白い文字(無骨な感じ)、トイレのドアは上下が空いている等々。

そして一番驚いたことは・・・・

普通の日本人の顔をした大使館の人たちが皆

おそろしく流暢な英語でしゃべるということです!!

私ってこんなことに驚いて低次元ですが、衝撃的でした



例えば警備員のおじさん達(もちろんお顔は日本人)

私たち日本人相手の時はもちろん日本語で説明。

ところがひとたび外国人の方が来られると

突然完璧な英語に切り替わるのです!!

片言ではなくネイティブの発音、話している最中の相槌のうち方、

仕草、完璧です。

警備員のおじさん、カッコよすぎです

私、かなり尊敬しました

あんな風になってみたい




肝心の面接は・・・緊張しながらも無事終えることができました





帰りにTBSのある新名所、赤坂サカスへお昼を食べに寄りました。


奥に見えるのがTBSです

           
みのさんにも会えました(笑)  



久しぶりのオットと二人だけのデートが

アメリカ大使館とは・・・・・



でも貴重な体験でした

あとはエクスパックでビザが送られてくるのを待つだけです。


  
     


               追記    



なんと今ビザが届きました。早い!

















以下、独り言なのでスルーしてください

オットおめでとう
夢のアメリカ研究生活まであと一歩だね
 

                追記の追記       



喜んでいたのも束の間・・・

ちょっとした手違いを発見してしまった・・・・

もう一回がんばります

ビザって大変



          




ビザの写真を撮りに

2008-06-16 | 渡米準備
週末、ビザ申請のための写真を家族で撮りに行きました。

アメリカのビザ申請用の写真は、背景が白と決まっているそうです。




この背景が白というのが問題でした。

駅前に2軒、証明写真も撮ってくれる、現像中心の写真屋さんがありました。

ところが2軒とも

「ブルーとグレーの背景はあるけれど、白は用意していません」

という答えでした。

真っ白の背景は、用途が少ないということでした。

結局、電話で確認して白い背景のあるお店を探し出し

週末、家族で写真を撮りに行ってきました。




背景が真っ白以外にも細かい規定があるようです。

「耳をしっかりと出している写真」と決められているようで

そのことにも気を使いました。

でもオット以外は皆、耳がねているようでハッキリ写りません。

オットは何やらブツブツ不安気でしたが、そのうち

「あ、俺の耳が横に飛び出しているのか」

と気付いたようです(笑)




妹ちゃんはカメラを向けられると緊張するタイプ。

何だかどうしても体が斜めになっちゃうようで、耳がよく見えません。

最後はもう

「耳なんてどうでもいいでしょ~

と家族一同思ってました・・・・




アメリカは大国なんだから、耳なんて気にしないでほしいです。

でも大国だからこそ審査が厳しいんですよね。




何はともあれ無事に写真撮影終了








ハナミズキとのお別れ

2008-06-15 | 渡米準備
昨日、玄関の脇に植えてあったハナミズキの木を伐採しました。

春は可愛い白い花、秋は紅葉と一年間通して季節を感じられる木でした。




けれどこのハナミズキ、前のブログにも一度書きましたが

落葉の季節になると、毎日45リットルのゴミ袋が一杯になるほどの

落ち葉を舞い散らします。

秋になると、毎日我が家の前の道路は落ち葉だらけに!

アメリカに行っている間、誰も落ち葉を掃く人がいません。

それが私とオットはとても心配でした。

このままアメリカに行ってしまっては、一年間留守の間

ご近所の方々に落葉で迷惑がかかります。

いろいろと悩んだ末、私とオットは伐採することに決めました(ホントもったいない・・)





ところがこの話を聞いて大泣きをしたのはお姉ちゃんでした。


「お願いだから切らないで。かわいそうだから、大好きなの。」


と泣き続け、私とオットはどうしたらいいかわからず・・・。

でも確かにお姉ちゃんが生まれてから

ずっと一緒に大きくなってきた木だものね。

アメリカに行くことになって、お姉ちゃんが初めて見せた大泣きでした。





そのあと、2階の子供部屋の二段ベッドに上がって


「ここから木がよく見えるんだよ」


と教えてくれました。

子供の目線で二段ベッドの上から木を見ると、何だかとっても切なくなりました。

大人は簡単に自分の都合で木を伐採してしまうけれど

子供の頃の気持ちを忘れずにいたら・・・

きっと環境破壊も地球温暖化も起こっていないのかも。

お姉ちゃんの泣き顔を見て、ちょっとそう思いました。






そこへ妹ちゃんが横でニコニコしながら見当違いの慰めを・・・


「お姉ちゃん、大丈夫だよ。木も年をとったから切ってほしいって言ってるよ





・・・・お姉ちゃんに殴られてました(やる時はやります





ハナミズキがなくなった玄関は

何だか我が家ではないような寂しい気分・・・

帰ってきたら必ずまた、お姉ちゃんと妹ちゃんが大好きになれるような木を植えようと思います。




お姉ちゃんが覗いていた2階の子供部屋の窓と、私達に切られる前のハナミズキ






赴任ブルー

2008-06-13 | 渡米準備
マリッジブルーやマタニティブルー

色々なブルーがあるけれど、私は今きっと赴任ブルーだと思います(笑)



渡航前検診も無事終わりました(結果はまだですが・・)

英会話も楽しく順調に通っています。

ビザの面接の日も決まりました。

出国の日飛行機も決まりました。



すべてが順調に淡々と進んでいきます。

・・・・なのに元気が出ない~!

少し前までは行く気満々だったのに何故でしょう?



「本当に一緒に行く選択が正しかったのかなあ」・・とか

「本当に現地校の4年生の宿題、こなせるんだろうか」・・とか



ブログを書くことで忘れていた迷いや不安が、また私の中でムクムクと大きくなってきてしまいました。

きっとすべてが現実味を帯びてきたからなのだと思います。

ついでにお姉ちゃん、また熱・・・

一体どうしてそんなに熱を出すんだ~



きっとこれは赴任ブルーだと勝手に命名して思ってます。

がんばれ私(暗くてすみません・・・)










現地校のHP

2008-06-10 | 渡米準備
私は最近、電子辞書を片手にたくさんの現地校のHPを必死に読んでいます。

これが中々難しい・・・

でも英語に自信のない私には予習が大事かと思いまして・・・



HPに載っているのは


先生方の紹介   PTAの会報    行事予定   行事の写真   

今月の頑張った生徒の名前   カフェテリアの今月のメニュー

算数の計算テストの上位者


などなど・・・。




行事の中に

「Dad's Donut Day 」「Mom's Muffin Morning 」

「Valentine's Dance」なるものを発見。


Valentine's Danceってダンスパーティみたいなもの

Dad's Donut Day ってオットがドーナツでも学校で作るのかな

Mom's Muffin Morning ってもしや私の出番



さっぱりわからない~~!

でもこの不思議な、楽しそうな行事も、一年間の在学中に経験することになるんですよね。

やっぱり予習、予習・・・





ところで、ある小学校のHPには、右上にいかにも「ポチっとしてください」と言わんばかりの

「Japanese」

という文字がありました。


そこを吸い込まれるようにポチっとしてみると・・・・・

・・・・

なんとHPが一部日本語版に変わるんです(入学必要書類とPTAの案内が日本語になります)

スゴイです  この小学校・・・


日本人の扱いに慣れていそうです(笑)

こういう学校に編入できたら幸せだろうなあ・・・。