東京・秋葉原には、アニメ、フィギア、ゲームなどのオタクショップが集中しています。
本物のオタク文化に触れてみたいと、外国人観光客がこぞって訪れるエリアとなっています
戦後間もなく、この地に電化製品とラジオの真空管などの部品を売る露天商が立ち並んだことにより秋葉原は発展しました。
高度成長期には三種の神器であるテレビ、冷蔵庫、洗濯機が一般家庭に広がったため、それらを安く買える秋葉原には人が溢れ、1980年代になると電気街だけで全国の家電需要の1割をカバーしていたともいわれます。
やがて郊外型の大型家電量販店が登場したため秋葉原の電気街は打撃を受け、多くの店舗がパソコンやそのパーツの販売に注力するようになります。
こうしてパソコン愛好家が秋葉原を訪れるようになりますが、当時のパソコンマニアはアニメやフィギア、ゲームなどオタク趣味も好んでいたといいます。
その後オタクショップが秋葉原に出店したところ、一気にオタク文化が花開いたのです
2000年代に入りインターネット通販の普及により、秋葉原のパソコンショップは少なくなっていきます。
代わりに、メイドの衣装を着て客を迎えるメイドカフェなどが目立つようになったのです。