ジャーマンアイリスがニョキニョキ咲いていたワイルドなお庭に、ノボリフジもニョキニョキ咲いていました。
これ咲いた後は枝豆のような鞘が出来るんですよね。
小さい時、おままごとに使えないかと見ていた記憶があります。
さて、昨日はリフレーミングの講習を受けて来ました。
リフレーミングとは簡単に言うと「枠組みで考えている事の枠を外し、別な目線で捉えなおす事」と私は理解しました。
その例として挙げられたのが、熊本の黒川温泉。
旅館24軒というコンパクトな温泉街なのですが、今やリピート率はディズニーランドを抜いているそうです。
一時は客足がどんどん落ちていく一方だったらしい小さな温泉街が何故復活したかと言うと、ある旅館の主人の呼びかけから始まったそうです。
小さな温泉街でいがみ合うのではなく黒川温泉自体を一つの旅館と考えよう。
道は廊下。
其々の旅館は客室。
統一感をもって設備投資し、来て下さるお客様は黒川温泉全体でおもてなししよう。
始めは、お金がかかりますし、エゴが絡み合って中々上手くいかなかったらしいですが、徐々に若い旅館の主人たちが仲間になっていき、今に至っているそうです。
個々の利益に捉われるのではなく、全体を俯瞰し、別な視点で考えてみる。
こんな大きな事ではなくても、実はリフレーミングというのは、日常生活での意識も大きく変える事が出来るんですよ・・・というのが、今回の講習のテーマ。
実は受講している人達は、『消費者』としての立場で生活の安定や向上を目指す・・・という会のメンバー達。
今迄もこのブログで、ヨーグルトの歴史や、発酵食品としての味噌のこと、魚の養殖について、そしてお米について等書いてきましたが、そういう講習の他にも、道内食産業の新商品のテスターを務める・・という回もあります。
そういう時は、その商品に対して忌憚なく意見が述べられるのですが、実は私も気になっていたのですが、結構上から目線の意見もあるのです。
新商品のテスターですから、その商品がより良く改善されてこそ、企業も消費者も〇なわけなのに、中にはクレーマーという雰囲気で文句を言う人もいて・・・
私達は消費者=王様 だから、何を言ってもいい・・・みたいな。
「テスターなので、企業に迎合する必要はないのですが、過剰な敵対心も必要ないわけですし、それよりもプレゼンしに来ている企業の人も一人の人間ですからね。
そういう時、相手が前向きに改善を考えられるような、意見の述べ方も考えてみてもいいのではないでしょうか。
結局はそれが双方にとっての利益ではないでしょうかね。
そして、それは日常生活一般にも言えますよね。
例えば子供に対してとか・・・」
この講師の言葉の後に配られた資料。
さて、皆さん。
次の言葉を前向きに言い換えてみて下さいな。
飽きっぽい
意思が弱い
味が薄い
私は
飽きっぽい → 好奇心が強い
意思が弱い → 協調性がある
味が薄い → 素材の味が生きている お上品な味
と換えたのですが、苦戦したのがこれ
浮気っぽい
味が濃い
さてさて、皆さんはどう換えますか?
人は先ず、「自分の感覚の基準」で相手の欠点に目が行き、それを絶対的なものとして決めつける事が多い・・・そうです。
こうやって言い換えてみると、同じ人や物の事でも、別な見方をしている人もいるんだなぁってわかりますね。
面白い講習でした。
おまけ・・・
つい先日、母に鱒の煮物を届けたら「味濃いね~~」
結構ムッとしました。
ジャーマンアイリスものぼり藤も我が家に咲いてただ。
今、花は終わってしまいました。
これが終わると本格的に暑い季節になると記憶しております。
リフレーミング、素晴らしいですね。
熊本の黒川温泉に行ってみたくなりました。
遠いけど。。。遠いなぁ。。。
浮気っぽい → 視野が広い
味が濃い → 上手く特徴を伸ばしている
テヘ
テスターの話は普通に人間社会で生きていく上で必要な知恵のようですね。
「相手が前向きに改善を考えられる。。。」云々の部分。
他の方から出た言い換え → 社交的
同じく他の方の言い換え
味が濃い → しっかりした味。 御飯がすすむ
・・・私はこのお題を見た途端ムッとして思考停止