平成17年5月2日(月)
また、夜が明けた。
どんな夜でも、必ず朝がやってくる。
日差しが恨めしかった。
太陽は、私たちのいったい何を
照らしているのか・・・・
昨夜は一睡もできなかった。
ICUから607号室に戻ったあとも
かずの顔が頭から離れなかった。
おばあちゃんが部屋に入ってきた。
「ひどい顔しとうよ、ちゃんと寝たんね」
「うん・・・あんまり・・・」
「ちょっと外にでてみない」
「でも、かずが・・・」
「ちょっとだけよ」
「うん・・・じゃ、顔だけ洗ってから」
おばあちゃんに誘われて、病院の外に出た。
また、夜が明けた。
どんな夜でも、必ず朝がやってくる。
日差しが恨めしかった。
太陽は、私たちのいったい何を
照らしているのか・・・・
昨夜は一睡もできなかった。
ICUから607号室に戻ったあとも
かずの顔が頭から離れなかった。
おばあちゃんが部屋に入ってきた。
「ひどい顔しとうよ、ちゃんと寝たんね」
「うん・・・あんまり・・・」
「ちょっと外にでてみない」
「でも、かずが・・・」
「ちょっとだけよ」
「うん・・・じゃ、顔だけ洗ってから」
おばあちゃんに誘われて、病院の外に出た。