おでかけのーと

城跡めぐり、ガーデニング、編物。

高砂船運(兵庫・高砂市)

2021-11-28 | 高砂城

1605年(慶長10)、池田輝政が高砂神社を移転して高砂城を築き。
加古川の流れをつけかえて掘割をつくり、城下町を建設し、加古川舟運と瀬戸内廻船の積替え港として整備した。

★高砂樋門 MAP
加古川は高低差が少なく普段は穏やかだけど、上流で大雨が降ると氾濫してた。
1918年(大正7)~1933年(昭和8)にかけて改修工事を行い、堀川の上端に樋門を設けた。
   
観光MAPには載ってないけど、ポケモンGOのポケストップになってる。

★津留穀留御番所
伏見から移築した百閒蔵に、加古川を下ってきた年貢米が集められてた。
姫路藩だけでなく、他藩や旗本のものも預かってたらしい。
   

★南堀川
明治中頃まで賑わった。
 
道路ができた分短くなってるけど、工楽松右衛門邸前まであったみたい。
  

★三連蔵
堀川周辺に多くの荷揚げ倉庫が建ち並び、舟がぎっしりとつながれた川向こうに本瓦葺き屋根の蔵が延々と続いてた。


★川口番所
舟の積み荷と乗船者を改めてた。
鉄砲や大砲が常備され、御船蔵も設けられてた。


★国鉄高砂駅
1913年(大正2)、加古川船運からの転換目的で、加古川町駅~高砂口駅を走る播州鉄道が開通。
1914年(大正3)、三菱製紙や鐘淵紡績の貨物&旅客輸送のために延伸開通。