2013年11月23日(土)
子どもの意欲を引き出す日本語力レッスン@こどもの城
ずいぶん日がたってしまいましたが、とてもおもしろいイベントだったので
ぐちゃぐちゃなメモをみながら、必死に思い出して書きましたが、
やはり、こういう作業はすぐやらないとダメ。文字といっていることがつながらず
なんだかなーの記録です。
抽選で当選した齋藤孝さんの体験イベントにshinpeiと一緒に参加してきました。
齋藤孝さんといえば、2年前に地元の教育講演会とやらにいらしてくださったので
そこで1回拝聴しております。
その時のまとめはこちら
そのときも齋藤先生は、体全身を使い、歯切れのよいテンポで、次から次へと話が進み、
途中からは会場のみなさん参加型の講演会となり、とても刺激を受けたのを思い出しました。
今回は、子どもと一緒の体験イベント。楽しみにでかけましたよ。
心配だったのは、shinpeiが1時間半、持つかということ。
でも始まったら、そんな心配はまったくいりませんでした。
お話しの合間合間に、名文を何度も読むのです。
これは、「走れメロス」
感情こめての熱演!これが大事なんだそうです。
もうひとつ、清少納言「枕草子」から抜粋。
「春は曙、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて」
これを5回。、繰り返し、覚える覚える覚える
その後、親と拍手→ハイタッチ、暗唱披露。
うまくいったら拍手→ハイタッチ
・体と頭を使うことが重要
・繰り返し繰り返し 声にだす。
・覚えるのが早いか、遅いかは関係ない。「覚えられない」なんていいわけは なし。
・成功するまでやった人間だけが成功する」松下幸之助
印象的だったことは、とにかく国語力(読解力)をつけることが、
なにごとにもつながり、一番大切なことだということです。
読書もただ読むのもいいけれど、声に出して読む、
何度も読む。できれば10回。言葉にだして読むこと、繰り返しよむとで、言葉が、
お話しが、体に入ってくるのだそうです。
コマ先生も音読、10回すれば、お話しが入ってくるとよくおっしゃっています。
また、齊藤さんは、「言葉は精神」とおっしゃっていました。
なるほど、コマ先生は。「言葉は心の母乳、言葉を育てることは、心を育てること」
共通点があるなって思ったのです。
ただ読むだけではなく、質問をなげかけて、お話しをより深く味わうこともおもしろいなと
思いました。感想をきくのではなくてね。
スポーツのように勉強する というのもおもしろかった。
親も一緒に音読し、たくさんの名作を読んで一緒にいろいろ語りあう家族の時間って
素敵ですね。
スマホに使われている場合じゃないですね。
以下は、記録 ぐちゃぐちゃなメモなので、前後がつながらなかったり、
もう今となっては、なにをいっているのかわからない。
きいてすぐ要約して、きれいな文字で記録を残したいと切に思った1日でした。
・齋藤さんの子ども時代、父はよく一緒にいた。
勉強しながら遊んだ覚えがある。
僕のこと
学校では、毎日絵日記をかいた。1年生の時に漢文を読んでいた。
訓練次第。
・小学、中学校時代は、頭が一番伸びる時期
ここでアクセルを踏んでおく!小学校の1年間の成長ってすごいでしょ。
高校では遅い。
驚くべき統計、中学生の1日の携帯電話使用時間 なんと8時間!!
友だち同士でメール、ラインを深夜まで。
ネット依存症、やっていないと安心できない。
これじゃ、薄っぺらな人間になってしまう。うんざりですよ。
だからコントロールが必要。ほどほどにして夜8時で電源切る。
採用試験にとても合格しません。無職にならないように。
ひとから認められないというのは、さびしいことです。
国語力は、コミュニケーション)力。コミュニケーションをとれないとダメです。
はっきりシャキシャキいえるように、頭をシャキシャキしてください。
スポーツのように勉強やってください。
音読なら、拍手 ハイタッチ で始めて、できたら拍手 ハイタッチで終了。
他、清少納言「枕草子」から抜粋。
「春は曙、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて」
これを5回。、繰り返し、覚える覚える覚える
その後、親と拍手→ハイタッチ、暗唱披露。
うまくいったら拍手→ハイタッチ
・体と頭を使うことが重要
・繰り返し繰り返し 声にだす。
・覚えるのが早いか、遅いかは関係ない。「覚えられない」なんていいわけは なし。
・成功するまでやった人間だけが成功する」松下幸之助
・自転車を乗れるようになった人達は、転んだ回数でうまい下手があるか?
ちょっとできる子の方があぶない。
・やらないとできない。できないともうやらない。できないまま。
・三色ボールペンを活用。赤:すごく大事(客観) 青:まぁ大事(客観) 緑:おもしろい(主観)
新聞に線をひいてみる。要約
・早く正確に描くために鉛筆の持ち方 大事 人の話をメモできる。
親指上に上がっている人ダメ。
年々、ちゃんと持てない子が多くなっている。
・読書は、最高
要約力をもつ。
日本語は漢字。
漢字は学年ごとでよい。先の学年でもどんどん覚えてよい。
漢字を読めると有利 言葉の意味をとらえる。
日本語は漢字が思い浮かばないと理解でkしない。
読む書く →話す 聞く できない
たくさん読むこと(読めない漢字にふりがながついているものなど)
声に出して読むことがよい。
以前、子どもたちに漱石を6時間音読してもらった。
疲れてきたとき、子どもたちに、疲れた人は立って読もうといったら、
誰も疲れずよみきった。
音読6時間しても人間は死にません。
日本語なくして 日本人なし
日本語があっての日本人
No Japanese No Japanese
・親子音読 1冊ずつ持って、親がいったら子が復唱
素読 体から体へ入る
やっているうちスラスラ読める。
テンポのよい音読
・集中力 心を落ち着かせる
臍下丹田 お臍の下をたたく。
ここに心があるというのが日本人→だから武士は切腹して死
腹を割って話すというのも心をみせてはなすということ。
・語意を増やすと感情の表現がのびる。
夏目漱石、芥川龍之介などの作品 おもしろい、言葉の基礎ができる。
はなはだおもしろい や、すこぶる元気だ などたくさんの表現が身に付く
語意が増える、言葉の数が増える
・走れメロス
音読の時、主人公になって読む、演劇的に読む
派手にやってよい。オーバーアクションは、外国で友だちできるようになる。
・英語も抑揚つけて読むことをおすすめ。
Yes I can! 声大きく、元気に!
1位 元気ない 2位 コミュニケーションできない 3位反応にぶい
・言葉に感情をこめないと意味がない。逆に感情をのせると言葉がわからなくても伝わる。
言葉に感情
音読するときは、感情をのせて。
何度も何度も読む
全部無理なら、気に入ったところを読む。
・言葉は精神 メロスが入ってくる。
・「受験は根性」
根性がないと、仕事もできない
くじけそうになったら根性
・始める前に集中力をつけるため
ジャンプして首を回す。 腰をたてる
集中力は呼吸 鼻から息を吸って口からなるべく長く少しずつ息をはく
・ブッタになる。 ざわめいている人はバツ
心から安らかで落ち着いている人は皆ブッタ
・禅をわかっていないとダメ
禅マインドを得よう
失敗したらどうしようなど考えない。今それだけに集中する。
自分の気持ちを整理する。取り越し苦労をしない。 予測は必要。
クヨクヨしない。
過去と未来を捨て、今を生きる
今に集中 これが禅
剣道 無心になって集中してできたこと
意識の量を増やす。同時に色々みえるようになる。
・新聞記事をまとめてみよう。
実用的な日本語の典型が新聞。
子ども用新聞でやってみる。
まず音読する。これが大事
ひとつの記事に三色ボールペンの赤(すごく大事)で3か所にマル。
青(まあ大事)に2か所にマル、緑(おもしろい)にマル
ストップウォッチで計って15秒で説明できる、30秒で説明できるに挑戦
・テレビを見ているときも、ドラマなら、CMの間にそれまでのあらすじを話させてみる。
・算数も国語力 これとこれはこうして計算する。
・要約力は、大事
・雑談力
隣の子と話をする。
好きなものをかいてみせあう。
好きなものを増やしていく→世界を広げる
なぜ好きなのかを説明する
知らないもの同士みな同じ。もじもじしても仕方ない。
これからは人と話すのは、当たり前。
知らない人と話すのは、大変だけど慣れです。
大事なのは慣れ。慣れればなんでも大丈夫。
「恥ずかしい」は意味ない。
ひととのコミュニケーションが第一。
目を見る、質問して盛り上げる。
複数で話をしているとアイデアがわく。
4人でむきあって。アイデアを出す。
ビー玉5色 10個ずつ50個 これで遊びを考える。
意見を順番にだしていく。くだらなくてもよい。
ばらまく、ただ走る、鼻につめる、ぶつけあう…など。
どんどんわいていくからおもしろい。
・最後に
「読書は最高、読書のない人生はありえない」繰り返し。
【おまけ】
面白そうなので、買ってみました。
名作教室は、子どもたちに読むのによいですよ。一緒に読むのもよい。
読解力は、なるほどと思うたくさんのエキスが書かれていました。
この日、お話ししていたポイントも記載してありました。
「齊藤孝のゼッタイこれだけ!名作教室」齋藤孝
「子どもの学力は読解力で決まる!」齋藤孝