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エソラな毎日

大好きなミスチルの曲からとりました。絵空事でもいいじゃない!
希望をもってカラフルな毎日にしていこうと願望を込めました

よみっこ運動

2012年06月03日 | 本にまつわる(この本・プラタナス読書会)


2012年6月9日(土)
学校からプラタナス読書会の保護者宛に届いたプリントは、よみっこ運動に参加しませんか?という内容。
よみっこ運動の詳細はこちら

おもしろい名前の運動だな、と詳細を読んでみるとなかなか興味深い。
子どもたちが好きな本をよんで、その感想を大人であるサポーターの前で発表し
地域の交流とそのご褒美にもらったお金を社会貢献に役立てるというもの。
そのよみっこの子どもとサポーターの大人の募集でした。
おもしろそうだから、私はサポーターで申し込んでみよう。
子どもたちは、どうかな?本人次第だけど、めんどくさいっていいそう。

もちかけてみると、意外や意外。
やってみようかなぁというものだから、気が変わらぬうちに申込み。
早速に6月9日(土)初会合(よみっこ運動の趣旨説明)に参加。
違う小学校にいくのもおもしろいね。
あいにくの雨降りでしたが、さっちゃんが車をだしてくれてS小学校へ家族でGO!

会場は40人弱の子どもたち。申込書が届いていなかったハプニングもありましたが、無事、登録して参加。
事務局に、この本だいすきの会のS田さんがいらしたのにびっくり!
いつも楽しいお話しをきかせてくれる素敵な方なんです。

子どもたちの自己紹介。1年生から6年生まで、いろんな年代の子がいて、楽しそう。


I小からは、全部で4名。kahoちゃんが一緒でした。あと1名、この日は欠席。




みんな本好きなんだろうなぁ。うちの子達は、大丈夫かなぁ。
とみると、やっぱりね、shinpeiもらったペットボトルをつぶして遊んでますわ・・・
 




あーあ。。。先が思いやられる。

うれしいことに、S田さんの読み語りもありました。


「ピカピカ」たばたひろし

ピカピカは、捨てられた自転車。
ゆきちゃんのおじいちゃんに修理されて再生したピカピカは、遠いアフリカの途上国へ送られます。
そこで助産婦さんの自転車となり大活躍。
一度は捨てられたけれど、生き生きと再生したピカピカ。大勢の人の温かい気持ちに、元気がでる絵本でした。
この本にかけて、S田さんは、途上国(貧しい国)の子どもたちが労働している現状の新聞記事をよんでくださいました。
なにか心に残ってくれるといいですが。

この日は、会の説明と顔合わせだったので、これでおわり。
よみっこの参加は、今年は少ないようで、まだ募集中です。
興味のある方は、ぜひご一緒しませんか!!

今後の予定は
7月 7日(土)10:00~12:00 交流会 ここで本を決定
8月 4日(土)10:00~12:00 交流会
8月25日(土)10:00~12:30 発表会

さて、二人はどんな本選ぶかな。楽しみです。
(keita 「冒険者たち」、shinpei 「北極のムーシカミーシカ」が今の候補)

【おまけ】
終わった後、おすすめの本をかしだしてくれるというので、みにいきました。
そこで、それぞれ読みたい本を借りて、私まで借りちゃいました。S田さんのお奨め。
Shinpei「イソップのおはなし」再話:木坂涼 絵:降矢なな
「きみなんかだいきらいさ」作:ジェニスメイユードリー 絵:モーリス センダック 訳:こだまともこ
keita「飛べ!はやぶさ 小惑星探査機60億キロ奇跡の大冒険」松浦晋也
わたし「百まいのドレス」作:エレーナ エスティス 絵:ルイス スロボトキン 訳:石井桃子

よみっこ運動
「よみっこ運動」は読書を通じて子どもたちと大人が交流を深め、
社会貢献をしようという地域運動です。
故井上ひさし(作家・前市川市文化振興財団理事長)さんが、イタリアなどで
行われている運動を日本でも実現させたいと関係者に呼びかけ、2007年から、
市川市に実行委員会をつくって取り組んでいます。
この運動の3つの目的
・思考力や想像力をはぐくむ読書の習慣を子どもたちが身につけること。
・大人たちが子どもたちのサポーターとなって応援し、地域の交流を生み出すこと。
・本を読んだご褒美として受け取ったお金を子どもたちが社会に役立てること。
これまでに市内の特別支援学校や県立こども病院、院内学級に本やパネルシアターを、
日本盲導犬協会へ引退した盲導犬のためのドックケア用品を寄贈してきた実績があります。

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金曜日のわたし時間

2012年06月02日 | 本にまつわる(この本・プラタナス読書会)


毎週金曜日の会社の後に通うHulaは、とても素敵なわたし時間。
ファミサポ いっしーとさっちゃんに協力していただいてき、この時間は成り立っています。

Hulaの開始時間が20:00だから、仕事が終わってそれまでも わたし時間。
たいがいは、たまった仕事をかたづけていると、あっというまに時間がきてしまうのですが。
そうでない時のわたし時間は、たいがい会社近くの図書館か、銀座教文館のナルニア国(子どもの本の店)に足を運びます。

この時間がいいんですよ~。ゆっくり本を読むために時間をとるなんてないからね。
たいがい通勤電車の中が読書時間です。

教文館ナルニア国にいくと、たいがいイベントや原画展を開催しているので、これも楽しい。詳細は、こちら
ナルニア国ってネーミングもいい。「ナルニア物語」大好きですから。

先日のイベントは、
2012年6月「魅惑のアラビアンナイト」

アラビアンナイト(千夜一夜物語)
ペルシャの国に、名君の誉れも高い、シャフリヤールという王さまがおりました。
ある日、心から愛していたお妃様に裏切られた事を知った王さまの心は乱れ、
誰も愛さず、誰も信じない王になってしまったのです。
毎日新しいお妃を迎えては、次の日の朝、その首をはねてしまうのでした。
王の家臣の娘、シャヘラザードは誰よりも多くの本を読み、誰よりも多くの物語を知り、
誰よりも勇気がありました。自ら進んでシャフリヤール王の花嫁になったのです。
そしてシェヘラザードは不思議に満ちた物語を毎晩王に語り、王様は時が経つのも忘れ、聞き入りました。
やがて朝が来ます。
「王様が明日もわたくしを生かしておいでくださるのなら、この物語のつづきをおきかせしましょう」
次の日も、王様はシャヘラザードを生かしておきました。
その次の日も、そのまた次の日も。
長い長いお話「アラビアンナイト」はこうして始まったのです。」シェヘラザードの章より

「子どもに語るアラビアンナイト」訳・再話:西尾哲夫 再話:茨木啓子
扉絵:太田大輔 装幀:足立秀夫

とても素敵な表紙ですよ~。お子さんへの読み語りにいかがですか。

中のイラストも、よいです。


他に
「アラジンと魔法のランプ」馬場 のぼる の原画も展示してありました。


アラビアンナイトの中には、そらとぶじゅうたん、魔法のランプ、シンドバットなど、たくさんの
有名なお話しがつめこまれています。大人も楽しめますね。

イベントをみて、まだ時間のある時は、「カフェきょうぶんかん」で銀座の街並みを眺めながらのお茶。
至福の時間です。

こんな時間をもてるのも、イッシーとさっちゃんのおかげ。
心から感謝。いつもありがとう。

【おまけ】
今後開催予定は、
2012/6/9~7/16 イギリスの庭からはじまる暮らしと物語
北野佐久子「幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて」出版記念フェア
7/20~8/26 フェリクス・ホフマン 絵本原画展(これは、ぜひいきたい!)

今まで開催されていたものの記録
2010年12月 瀬川康男さんの追悼展




2011年4月 三浦太郎展


2011年8月
I支部のみなさんと馬場のぼる没後10年記念展へ


2012年2月「ローラ物語」
NHKの「大草原の小さな家」は大好きでしたので、大興奮。

「大きな森の小さな家」を早速読んでみました。

2012年3月「岸田衿子追悼展」「やまわきゆりこ『木いちごの王さま』原画展」


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子どもはお話だいすき @自由学園明日館2012

2012年05月14日 | 本にまつわる(この本・プラタナス読書会)


2012年5月13日(日)自由学園明日館(みょうにちかん)
第4回小松崎先生講演会
「子どもはお話だいすき」
毎年足を運んでいる先生の講演会。
今年も支部の仲間のまいあさん、ba-baさん、のんむーさん、ドッグブリーダーさん、
Yさん、Tさんとご一緒におでかけしました。

五月晴れの明日館のとても素敵な雰囲気の中できく先生の講演は格別なものでした。
先生が懐かしそうに教え子のお話し、絵本のお話しを語ってくださると、心の中に
ほうっとあたたかい光がさしてくるようです。
同じお話しでも何度でも聞きたい、何度でも読んでほしいと思うのです。
忘れていた大切なことを思い出させてくれるのです。 

以下、記録
・子どもは集団あそびの中で思いやりが育つ
 はないちもんめ
 じゃんけん(一かけ 二かけて 三かけて 四かけて 五かけて 橋をかけ…)
 ゴム縄とび
 (クミコのエピソードおもちきめじゃん 27人で)

・子どもはことばにたいして敏感
 ことばあそび、なぞなぞ、しりとり、回文、さかさうた、タぬき歌(はるがきた)
 回文(さかさまからうたう)
「二人はわかい」学校で子どもは歌っちゃダメ
あなたと呼べば あなたと答える~♪」さかさにしてうたえば文句言えない。

・母が語ってくれたお話しが、歌が大好きだったこと
 びちゃびちゃこぞう
(雨の日、着物の裾をぬらしてびちゃびちゃこぞうがやってくる。
 だから雨の日は外に出ちゃだめ)
 すずめとつばめ
 やまんばの話
(タンツクタンツク)
 おもい堀 お城があって、おほりがあって・・

母が歌ってくれた動揺が大好きだった
おもちゃの舟  西条八十 詩
雪の降る夜に
母さんの、
膝にもたれて
おもふこと。

あかい帆かけた
玩具の舟は、
夏の川原に
忘れた舟は、
どこへ流れて
行つたやら。

・教え子との思い出を絵本のエピソードと一緒にお話ししてくださいました。
「しずかなおはなし」
 タカコは、読んであげた後、本をなでまわして「よかったね~」と繰り返し。
 お父さんは外国で、めったに帰ってなかったんですね。

「のろまなローラー」
 モトヒロ なんで題名にのろまなんてつけるんだよ。と文句。
 軽蔑のことばだと敏感に気付いたんですね。

「かにむかし」
 成木攻め 語る場所で反応がちがうんですよ。
 半農村の江戸川の鹿骨では、さるがやられていい気味だ。
 そうでない場所ではさるがかわいそう

「おおきなきがほしい」
 落ち着きのないケンスケ 先生の背丈ほどの木に子どもたちを順番にのぼらせたら
 「せんせーい、海がみえるよー!あおいあおい海だよー」
 ケンスケにはみえたんですね、海が。鳥肌がたちましたよ。

「かたあしダチョウのエルフ」
 泣いて帰るなと育てられたケンジ エルフをよんだらワンワン泣いた。
 そのときからエルフは、ケンジの心にいる。
 時々電話してくる。「元気か ケンジ?」「うん元気だよ。エルフもね」

「ロボットカミイ」
 マサカズは、お母さんが好きで好きで授業参観にきたお母さんのそばから離れなったくらい。
 そのお母さんが、自動車で自殺してしまったんですね。
 こんなとき、教師はなにもしてやれない。口をきかなくなったマサカズ。
 ロボットカミイの本をなでて、マサカズを立ち直らせてやってくれと願い読んだ。
 途中、マサカズは、カミィは死なないよねと、泣きながら。
 最後にマサカズは、「もういっかい読んでと。もう一回読もう。
 子どもたちは窓にむかって「カミィ、遊びにこいよ」
 「あー、いっちゃった、あいついいやつだったな。うんともだちだもんな」

「100万回生きたねこ」
 大きい子には、必ずよんであげてください。
 ミチコ 読むたび泣く。でも読んでという。
 ミチコは、愛の強さ、大切さを理解したんですね。

・社会をしっていく作品
 理屈でなく感性的に社会をしっていく・・・感性的社会認識
「ぼくがラーメン食べてるとき」
「世界一美しいぼくの村」
「汽笛」

 理屈でなく感性的に人間をしっていく・・・感性的人間認識
豊かな人間と社会を描いた作品を読んであげてください。

最後に、「母からゆずられたまいかけ」宮川ひろ
の一説を読んでくださいました。
「ことばは、心をそだてる母乳」
宮川さんのかく風景が同じなんです。
「今日もいいことあったかな」
毎晩家族そろってのおしゃべりは楽しかった。
板の間で今日1日の話をひとりひとり子どもが話し、上手だと父がもう一度
板の間にたって発表をする。ことばでつづった日記。
今は板の間がノートに変わりましたが、その思い出が今の私をささえてくれます。
今、親子で会話がされていますか、あたたかい会話が。
近道ばかりを考えていませんか?と最後の問いかけに、近道ばかり考えてしまう自分に深く反省しました。

先生、ありがとうございました。
ジーンとして、笑いもあり、あたたかい気持ちになった講演会でした。
また来年もききたいよ、先生!


【おまけ】
この後も、まいあさんとしっかり懇親会にも出席してきました。
懇親会に参加していつも思うこと。
この本だいすきの会の方々ってどうしてこんなに素敵なんでしょう。
私は教えていただくことばかり。
根底にある共通のものは、子どもへの愛情です。
作家の先生も多く参加しておられました。
年の暮れ集会でテーブルをご一緒しましたが、席が遠かったためほとんどお話し
できなかった後路先生とお話しができ、とっても気さくな方で、楽しかった!
最後に浜田先生ともお席が近くなり、子どもへのとても熱い思いをきくことができました。
目の覚めるようなお話しでした。
大人は、子どもをもっと尊重することが大切。教わることが多いのです。
心にきざんでおこう。


こひつじ文庫のマーガレットさん!またごゆっくりおあいしたいです。


【おまけ2】
はないちもんめ
勝ってうれしい花いちもんめ、負けて悔しい花いちもんめ
隣のおばさんちょっと来ておくれ、鬼が怖くて行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ、お釜底抜け行かれない
座布団かぶってちょっと来ておくれ、座布団ぼろぼろ行かれない
あの子が欲しい、あの子じゃわからん
この子が欲しい、この子じゃわからん
相談しよう、そうしよう

じゃんけん
一かけ 二かけて 三かけて 四かけて 五かけて 橋をかけ
橋のらんかん 手を腰に  はるか向こうを  ながむれば
一六、七の 姉さんが 花と 線香を手に持って
姉さん姉さん どこ行くの 私は九州鹿児島の 西郷隆盛娘なり
明治十年戦争で うたれて死んだ父親の お墓参りにまいります
お墓の前で手を合わせ なむあみだぶつと拝んだら
お墓の中からゆうれいが ふうわりふわりと じゃんけんぽん

この日の記念に、自由学園工房でピンクのバックを購入。
母の日だし、私、母だし。自分で自分へプレゼント!

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大西先生とたっぷり絵本浴

2012年04月21日 | 本にまつわる(この本・プラタナス読書会)


「母子で楽しむ絵本浴」
tsujiさんとご子息で、素敵なポスターを作ってくださいました。


これはryu画伯。たかどのほうこさんの「へんてこもりへいこうよ」のようですね。かわいく素敵にかけています!

4月15日(日)大西先生をお迎えしての講演当日です。
大西先生は、とってもあたたかい雰囲気をおもちの方でした。
こんなにたくさんの絵本をお持ちくださって、1冊1冊愛おしく扱っていらっしゃいました。


当日は、パパさんの参加もあり、大人27名おこさん、6名くらいの参加でした。


いろんなエピソードをもった絵本たちです。
先生には、この絵本とともに、子どもたちとの情景もたくさんつまっているのでしょうね。




おだやかにやさしくお話しはすすんでいきました。
途中、絵本を読んでくださって、私はうっとりききほれました。
お話しが体にはいっているのでしょうね。私もこんなふうに読みたいと思う語りでした。

印象深かった内容
絵本を選ぶとき、かならず声にだしてよんでみてください。
ことばが生きてくる。
「絵本が目を覚ますとき」
起こす、声をだして読む、声を出すから起きてくれる。小声でよいから読んでみて。
表紙が読んでくれとうったえかける絵本がある。

絵本浴は、ことば浴
絵本は、絵とことばで表現され、絵も言葉も読み手の声と心を通じて、聞き手の子どもに語りかけます。
同じ絵本の世界の中で、読み手も聞き手も絵本体験をし、歓びを共有します。
よろこび、共感することが、子どもの心に息づき、生涯の愛情体験として、成長の節の溜め込まれます。
また、子どもの心を豊かに育くみ生きる力の源となっていきます。
たくさん絵本浴、おはなし浴をして、豊かな心を育てましょう。

そして、たっぷり絵本とエピソードを紹介してくださいました。
詳細は、最後に私の記録として記載しておきます。

まいあさん、ドッグブリーダーさんをはじめ、I支部の皆様、受付、会場係、装飾、お茶と
みなで作りあげた講演会でしたね。お疲れ様でした。ありがとうございました!

大西先生、素敵な講演をありがとうございました。
自転車でお帰りになる姿も素敵!


遠方の多古町からいらしてくださったSさん、お花をありがとうございました。
講演会の後は、わがやで楽しませていただきました。


以下は、私の記録
-----------------------
講演会で紹介のあった絵本とエピソード

〇よい絵本、大切な絵本になる条件
・子どもへの正しい愛情があり、子どもの成長発達にあっていて、
 想像力と思考力を伸ばす内容であること。
・絵:子どもの感覚にあい、芸術的な香り高い絵と内容を的確に表現
 している絵であり、子どもの気持ちを楽しくすることのできる絵であること。
・文:わかりやすく文学的香り高い文章であり、洗練された正しい日本語で、
 子どもに理解できることばをつかっていること。

〇命と家族にかかわるメッセージ…愛されている快愛情、愛情体験
「ちょっとだけ」瀧村有子 絵:鈴木永子 読んでくださいました
下の子が小さくて、がまんするお姉ちゃんのお話し。最後はママにぎゅってしてもらえるんだよ。

「おおはくちょうのそら」手島圭三郎
 ※命の再生、家族のつながり しんみりとココ絵おが通う。版画が見事。

「ほろづき」沢田としき
 ※地味。大人が読んであげなければ出会えない絵本。
 たっぴ岬、夏休み、ひいおばあちゃんとの別れ、おぼろづき 「またこいえー」

〇自立するよろこび、自律心のテーマ…生きる力、成長願望
「はけたよはけたよ」かんざわとしこ 絵:にしまきかやこ
 ※高校生にも!たまには癒される本も必要(「どんどこももんちゃん」とよたかずひこなども)

「でんしゃにのって」とよたかずひこ

「こすずめのぼうけん」

〇人との関わり、相手を思いやるテーマ…コミュニケーション能力・自他認識
「へーすごいんだね」北山葉子

「こっこさんのともだち」片山健
 ※ともだちづくりってこんなもの。たくさんつくる必要はない。ひとりでいい。

「まっくろネリノ」ヘルガ ガルサー やがわすみこ

〇ユーモアー、ナンセンス、笑いのメッセージ…ユーモアーセンス
「ふってきました」もとしたいずみ 石井聖岳

「したのどうぶつえん」あきびんご

「だるまさんが」かがくいひろし
 ※大型化してほしい絵本

〇不思議に思う、知りたい気持ちのテーマ…知的な好奇心・探究心
「ぽとんぽとんはなんのおと」神沢利子 平山英三
 ※雑音が多くなった現代、耳をすませることがない。
   行徳 野鳥公園では、園児たちに地べたに耳をつけて、うまれたばかりの川辺の雛の鳴き声をきかせてくれる。
   耳をすませ、観察させ、外へ。

「やさいのおなか」きうちかつ

「いちご」平山和子  「くだもの」さあどうぞ
 ※ジェシカちゃんのエピソード 真似をする。

〇冒険、挑戦、ファンタジーのテーマ…想像力、創造する心
「もりのなか」マリーホールエッツ まさきるりこ

「エルマーのぼうけん」R・Sガーネット 渡辺茂男
 ※ダンボール15コでエルマーを作り上げたひろきくん、今はディズニーランドの美術担当!
  渡辺さんに、園児みんなでお手紙をだした。するとエルマーからお返事がきた。バンザイ!

「めっきらもっきらどーんどーん」長谷川摂子 降矢なな

〇昔話、民話が伝えるメッセージ…庶民の生きる力、知恵の贈り物
「ももの子たろう」大川悦生 みたげんじろう
 ※けんちゃんのエピソード。大きくなる、つよくなることのあこがれ。
 幼稚園のクラスの中にはいれるようになったきっかけの絵本

「かにむかし」木下順二 清水昆

「きつねにょうぼう」長谷川摂子 片山健
 ※片山さんが悩んで描いた。水彩→油絵具 1年 赤いつばきの美しさ
  ほんにかわいや ててこうじ かかあはお山にかえるけど 小松崎先生は子守唄の節をつけて
  歌い上げた。

〇異文化にふれる、外国の子どもとの出会いのテーマ
「げんきなマドレーヌ」べーめるマンス 瀬田貞二
 ※訳がとてもよい。はしりにはしってかけつけて といって園児が鼻血を出した子のことをしらせにきた

「まっくろネリノ」ヘルガ ガルラー やがわすみこ
 ※クラスの中に入っていけないお子さん。この本をきっかけに、はいれるようになった。
  絵本のちから、恐るべし。

「ぼくのむらにサーカスがきた」小林豊
 ※中高学年。家族で話題にしてください

〇最新お薦め旬な絵本
「もりのおくのおちゃかいに」みやこしあきこ
 ※大賞 「もりのなか」の影響大

「きつね、きつね、きつねがとおる」伊藤遊 岡本順

「へちまのへーたろう」二宮由紀子 ストウピウ

「ぼくのトイレ」鈴木のりたけ
 新幹線の運転手さんが描いた。え~、こんなトイレまで!
 大勢の前でよむのは、難しい。家庭で。

「のっぺらぼう」杉山亮 軽部武弘
 ※怖いので4才から

「ゆめのスカイツリー」谷川俊太郎
 ※高校生の姪 口の中でことばがはずむんだよー

〇その他
「龍になったむすめ」やがわすみこ 美人でいたい
 ※母亡きあと、父が手枕で語り聞かせてくれた1年間。
 「八郎」「龍になったむすめ」ざしきわらしや、へびのはなし
 心の喪失感を埋めてくれた。

かねこみすずさん 

「けんかにかんぱい」みやがわひろ
 ※ケンカ係り ケンカはしなきゃだめという先生
  ケンカをして本当の仲良しになる。友だちとかかわっていく力

「ももたろう」武田美穂
「よい絵本」

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母子で楽しむ絵本浴

2012年04月12日 | 本にまつわる(この本・プラタナス読書会)



4月15日(日)
『母子で楽しむ絵本浴』と題して、大西紀子先生をお迎えし講演会を行います。
もし、興味のある方は、まだ若干お席がありますので、ご連絡ください。
現在、30名の方々が参加予定です。

日時:4月15日(日) 受付13:45~
講演:14:00~16:00
会場:お問い合わせください
対象:保護者
会費:300円

このたび、『母子で楽しむ絵本浴』と題して、この本だいすきの会I支部で講演会を開催いたします。
絵本浴って何でしょう?講師にお迎えした大西紀子先生のお話で体感してみてください!
大西先生には、絵本について、また子育てについてたっぷりと語っていただきます。
絵本の魅力をたくさん浴びる豊かな時間を、ご一緒しませんか。

講師紹介
●大西紀子先生●
秋田県生まれ。公立幼稚園で園長をされ、
園ぐるみ、家庭ぐるみ、地域ぐるみの親子絵本読書活動の普及に尽力なさっています。
保育者の育成や、全国学校図書館協議会の絵本委員会委員として、絵本選定にたずさわり、
この本だいすきの会・事務局員および絵本研究部の世話人。
著書「絵本のへや」の子どもたち~絵本だいすきの園児とともに~

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