煮こごり、蟠り、そして沼

■煮こごりラヴ。スーパーで買ったふかひれの煮こごりはいまいち。料亭とかの河豚の煮こごり喰いてえー、というか河豚喰いてえー、というかふぐ皮ポン酢で熱燗のみたい。
煮こごり、自分でつくってみたらさぞかしうまいんじゃないかと思いレシピを検索してみる。どうやら簡単っぽい、しかしアラ３キロ必要なのか・・・３キロ。煮こごりって副産物だものね。しかしコラーゲンのカタマリなので翌日の肌がパーンとなる（気がする）のです、あえて副産物を作るのもアリか。


■友人Yちゃん、彼女のセンスとその文章力が素敵なブログここではありませんのここ数日の一連の動きでひさびさにほんわか、ちむどんどん！（※「むねがどきどきする」の意）
幾つになっても、ちょっとしたことにへこんでしまってその気分に数日引きずられてしまうことってよくあるものです。彼女の場合は傘を盗られたことで、いいようのないドンヨリ感の沼に陥ってしまう。そしてそのドンヨリの「原因」を探して理由つけようとしている彼女の日記に、Iさんという方からコメントがつけられる。

『もし、決定的な「原因」が必要であれば、「○○（Iさん）が盗んだ」と思っといてもらえればと思います。
いやあ、やむにやまれなかったんだよ俺も。傘を見るとね、つい。あの日も君のを含めて20本掴んで街へ飛び出したんだ。ごめんなさい。』

これ以上の言葉ってあるだろうか。
励ますでもなく同情するでもなく、やんわりと笑いにもってくこのスキルというかセンスというかもう、これ以上に彼女を癒す言葉は無いと思われる。彼のコメントの前ではどんな言葉も霞んでしまうだろうと思い私はコメントを踏みとどまった、というより「狙いたい」わたしとしては完全にその時点で彼に敗北していたのであった。って、なんのバトルだ。
ともあれこのほほえましい一連の動きによって、冬の夜に熱い風呂に入るみたいなじんわりが、わたしにも広がったのであります。
※Yちゃん及びIさん、勝手にネタに使わせて頂きました、と事後報告。すみません。



■そしてなんだか改めて、多くの事に気がつくのです。
イヤなことなんて起きないことにこしたことはないが、イヤな沼に嵌ってしまったからこそ、そこから這いずり上がる過程で見える景色も忘れていた事に気がつくこともあるわけで、とすればあながちイヤなことも悪いことではない。つまり物事はすべて良い方向にしか向かわないのであります。そういう馬鹿みたいに楽観的な考えの人間が一人くらいいてもいいだろう。

■先日、妹的な存在のMに逢って積もる話をしてきたのだけれど、その内容は決して明るい話題ではなかった。話は先月失った友人の話に及び、行くことができなかった告別式の様子を彼女から聞く。聞いてもどうしようもないくせに自分から聞いてしまった。それからなんだかまた思考のマリアナ海溝に嵌って動きがとれなくなった自分。喉にひっかかった小骨。
そういう気持ちもありつつ、なんだかYちゃんのブログの話は非常に必要だった気がする。ここにも癒された人が１人。

■月曜から満足に寝れておらず、あげく連日方々に用事があってなんだかかけずり回っている。さすがにきょうは、一日中駆け回った疲れのせいか煮こごりとビールでようやく睡魔が襲う。あー、久々に良く寝た！Yマさんから明日のデスにょーとの予定のメールで目が覚める。明日はデスニョだ！うふふふふ、まつやま・・・・映画館のシートが涎だらけになっていたらそれは私の仕業ですすいません。

＜チラシの裏＞
ハガレン１５巻、いい具合にヘヴィになってきていいかんじです。１巻から読み直そう。重ければ重い程引き込まれるというものです、漫画は。あとリアル６巻と、バキ外伝・疵面３巻も。ジャンピナルトについては感想絵板にぶちまける事にしました。
＜/チラシの裏＞