2度目のシュバンクマイエル展に行ってきました。あそこの美術館はすばらしくいい場所なので何度でも行きたい場所の一つです。映画は短編集を見る。この人の表現する「食」はそこはかとなくエロティックであり、生命そのものを感じてしまいます。「触覚」ということについてもしかり。
今回じっくり見たのは<メディウムドローイング>の数々。私の中で、この人のドローイングは水木しげる大先生の点描と同じくらい血が沸き立つブツであるのですが、霊媒的なそれはきわめて自然なものであり、「こんなの描こう」とかそういう意識のはるか以前の感覚で描いているのだと思うと、ついつい鑑賞しながらニヤけてしまいました。おもしろすぎる。自分で描くドローイングはマスターベーションそのものだなあと感じていたけれど、このメディウムドローイングを見てより強くそう思った。自己の奥深くに入って行く感覚。おもしろすぎる。
ほかにもなかなか充実した内容だったけれども、オブジェ・コラージュ集を読むと、「これ現物みたかったなー」と思うものが多くあった。錬金術シリーズなんて特に現物見たかったなあ。
上映されていた「ファウスト」をみて、秋だしファウストでも読もうかしらーと思いつつ本屋に行くと何を買うか忘れてレシピ本とかメディスン系の本ばっか見てしまいます。。。ああーブックスkaiに行きたい・・・
サンセットをみるためにしばし休憩。
お昼はおいしいもの食べれて幸せだったけど、夕飯はおいしいものが食べれなくて残念。残念。
食べ物の善し悪しでテンションが大きく変動してしまいます。。。