蓼食う虫

東京に住む中年女の独り言。読書日記を中心に、あまから時評などもお送りします。

ジュディ・デンチ主演の映画 "Notes On A Scandal"

2007-02-09 06:30:56 | Weblog

 2007年のオスカー
「Notes On A Scandal」(邦題「あるスキャンダルの覚え書き」)で主演女優賞にノミネートされていたジュディ・デンチ
 http://www.foxsearchlight.com/NOAS/

 ランダムハウス講談社から原作↓が出ているようだが、
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270000392/ref=ord_cart_shr/249-3982587-1034701?%5Fencoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5

 オフィシャルサイトの予告編を見てかなり興味を引かれた。
 レズビアンであるベテラン教師(ジュディ・デンチ)が同僚の女教師(ケイト・ブランシェット)の秘密を握ったことから展開していくドラマらしい。
 怖そうな内容だけど、老女の若い女性への妄執というなかなかないテーマが面白そうだ。予告編だけでジュディ・デンチかなり怖いよ~。

 ゴールデングローブ賞でもノミネートされていたようだが、同カテゴリー(コメティ・ドラマ部門)で受賞したメリル・ストリープが受賞のスピーチで、

 自分の主演映画(「プラダを着た悪魔」)はロードショウ公開されたために多くの人に見てもらうことができて幸運だったが、Notes On A Scandalのような(名優が演ずる女性が主人公の映画)素晴らしい映画がミニシアターでの上映にしか至らなかったことがとても残念だ、と興行成績重視の映画業界を暗に批判していたそうだ。
 M・ストリープ、さすがだね。