のぽぽんママとのぽぽん兄弟

その名の通り、のぽぽんとしたママと兄弟の日記もどき。

悪気がないということ。

2019-12-14 | Weblog
先日、非常に肝が冷えたことがありました。
兄弟の習い事の終了時間に間に合うように職場を後にし、スーパーに立ち寄ると、スマホに見知らぬ番号からの着信履歴が。
留守電は無し。
普段は基本、見知らぬ番号は警戒しますが…なんとなく気になり、かけ直しました。
が、出ず。
なんだろ、と思いながら習い事の場所へ。
着いた時、また着信。習い事先からでした。
習い事先からかかってくるのは、大抵、帰ってから。忘れ物の連絡です。
習い事終了時間にかかってくるなんて…
嫌な予感満載で電話に出ると、
「レンくんがですね…」
なに?ケガした?溺れかけた?(習い事はスイミング)
「外でお友だちと遊んでた時に…」
先生の話によると、時間まで外でお友だちと遊んでいた次男。その際、15センチほどの枝を持って遊びあっていたとのこと。
そして、お友だちがレンを驚かそうと(?)後ろから急に声をかけたそうで。びっくりしたレンは、枝を持ったまま振り返り…その拍子に枝の先がお友だちの目に入ってしまったと…。
目の前が真っ暗になりかけました。
目に、枝が…
慌てて中に入り、先生から再度詳細をうかがいました。
「さっき病院に行かれましたが、目の表面に傷はあるそうですが2、3日で治るそうです」
大事には至ってなかったことに安堵し、膝から崩れ落ちそうになりましたが、そんな場合じゃない。急ぎ相手側と連絡を取りたいとお願いしました。
先生は何度もレンに悪気はなかった、事故です、と繰り返してくれました。(私がよっぽど怒ると思ったのかな…)
でも思わず「悪気のあるなしは今は関係ありません。ケガをさせたことは事実ですから」と返してしまっていました。
隣には、どうしよう、と白い顔をしている次男。確かに、彼はケガをさせようと思ってやったことではないのだろう。でもこれがたとえば失明に至るようなケガだったら、取り返しがつかない。
ものすごく頭がぐるぐるしました。
めちゃくちゃ次男を叱りたい気持ちと、その子が無事で良かったと泣きたい気持ちと。
相手のお母さんは、とっっってもいい人でした(泣)。
本当に申し訳ない…。
男子は木の枝、好きですよね。危ないから持つなと再三言ってたんですが、短ければいいと思ったのかな…
あまりに皆さんが次男をかばってくれるので、怒鳴り散らしたい気持ちを抑え、冷静に次男を叱ることができました。
悪気はあったら言語道断。でも悪気がなくても起こしてしまった事実に、やっぱりきちんと謝罪の心は持つべきだし、どう償えるのか考え続けなきゃいけないと思う。
最近の悲しい事故に関してもそんな思いで見る。
とにかく本当に、無事で良かった。
それだけが救いです。