TIGER&BUNNY ＃10 The calm before the storm.（嵐の前の静けさ）

ヒーローにも有給休暇がある、楓にメロメロな虎徹、二つを見て今回は箸休め的な話になるかと思ったら、まさかの急展開で面白かった。
娘との確執は広がるのに相棒との仲は良好になっていくのが良いことなんだけど悲しいね。
しかし今回はバーナビーにとっては虎徹を信頼し始めたと視聴者にハッキリと見せた話だったのではないかと思う。
虎徹は元々お節介だし、バーナビーが２０年間追っていた犯人にたどり着いたという事情も考慮して背中を押してくれたのがバーナビーにとって虎徹を完全に信頼してもいい人になった話だったと思う。
おどけてみせたとはいえ俺じゃ頼りにならないか？と言う虎徹の元へ向かわず、行けと言ってくれた刑務所に行くことが信頼の証だと途中まで向かっていたバーナビー。
結局同時多発で劣勢に立たされるヒーロー達の状況に耐えられなかったバーナビーは駆けつけてしまうわけですが、借りがあるからという言葉の真意を虎徹がちゃんと理解してくれたのが良いよね。
それから信頼してないんじゃなくて心配だったからっていうのも分かったし。

刑期は２５０年だからいつでも会いに行けるってちょっとロマンチックな台詞を言ったバーナビーでしたが、テロ実行犯の要求はなんとバーナビーが会いに行こうとしていた人物ジェイク・マルチネスの解放だった。
裸ニーソックスと思われたジェイクでしたが左足が義足らしいです。
しかもＭｒ．レジェンドによって捕まったということで…ヒーローという存在がメジャーになった今と違って初期に捕まった彼はヒーローに何か思うところがあるかもしれませんね。
このジェイク解放を要求したリーダー格の女がクリームというんですが…根谷さんということもあって凄く…ナタリアです。
お姫様言葉がこれほど似合う方は他にいらっしゃらないのではないでしょうか。
惚れ惚れするわぁ・:*:・(*´∀｀*)・:*:・

多発テロということでヒーロー達は分散するようアニエスから指示されたのですが、違う会社なのにコンビで活動するヒーロー達というのも新鮮で良かった。
コンビは虎徹とバーナビーだけだしね。
ブルーローズとちゃっかりポイントを稼いだドラゴンキッドの女の子組は可愛かった。
というかブルーローズって氷で空飛べるんだねぇ。
ロックバイソンとファイヤーエンブレムの大人組も良かった。
敵の攻撃から身を挺して市民を庇ったり、炎の壁で弾丸を溶かしたりと格好良かったです。
そしてスカイハイと折紙サイクロンのイケメン組。
見切れずに格好良くモブ子ちゃんを助けたと思ったら吹っ飛ばされて漫画みたいに壁にめり込んだシーンは笑った。
そしてスカイハイの攻撃が結構凶悪で驚いた。
あれはキング・オブ・ヒーローだわ…。
ロボットに乗ってるのが人形だけと分かったから、あんな攻撃に切り替えたってことでいいんだよね？

それから１カットずつとはいえヒーローたちの休日風景が見れて良かった。
イワンとキースは想像通りだったね！


次回「The die is cast.（賽は投げられた）」