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Fate/Zero 第24話「最後の令呪」

2012年06月18日 | Fate/Zero
切嗣と綺礼の対決の前にセイバーとバーサーカーの対決。
どうやら色々カットされてるようで結局バーサーカーがセイバーに対して暴走するのかということが語られなかったのが残念。
セイバーはライダーの言うように導かなかったから悪かったのかと自己解釈し聖杯を取らないとあなたに償えないと決意したみたいだけど、バーサーカーの「この期に及んで尚そのような理由で剣を取るのですか…困ったお方だ…」という最期の言葉で少しは心底嫌われてなかったと分かったのだろうか。
伝記によるとランスロットはアーサー王の妻と不倫関係にあり、アーサー王はそれを承知しつつも不問にして醜聞が広まったのが円卓は分裂しブリテン滅亡の遠因になったとのこと。
ランスロットの言い分はきちんと断罪してくれていれば贖罪の道を求めることもできたのに…ということらしいです。
何となく分かる…かな?
つまりはアーサー王の威厳に関わる問題になっちゃったんじゃないのかな。
不倫だけなら寝取られ王で済むのに、不問にしたら腑抜け王だということで、妻を寝取られても怒らない、怒れない、寝取られるような魅力の無い王なのだという烙印を押されてしまうからじゃないか?
許すにしても島流しなり、決闘の場を儲けたり…と手は打てたんじゃないのか、と。
アーサー王やランスロットといった当人達を置いてけぼりで分裂しブリテン滅亡の道を辿ったことをランスロットも気にしていた、ということなんでしょうかね。
最後は雁夜が事切れたようで(実際は魔力が枯れただけらしい)セイバーの刃をかわせなかったバーサーカーは腹を貫かれ、セイバーの腕に支えられながら消滅するのでした。
ずっと唸り声をあげていた置鮎さんのここぞというランスロットの最期の言葉が恨んでないと分かる声音で素晴らしいと思った。
そしてセイバーは最後の最後で聖杯を取ることでしか立っていられないような心の状態になってしまうのですね。
ところでバーサーカーは何故地下駐車場で待っててマシンガンを持ってたんでしょう?
手にしたものが宝具になるなら地上の方が物がいっぱいあって有利だと思うんだけど。
それともセイバーにも広くて有利になるから地下を選んだのかな。

ついに対峙した切嗣と綺礼。
アイリ&舞弥と戦った時の人間離れした綺礼を見ているだけに切嗣がどんな戦い方をするのかと思ったら…正面からでしたね。
起源弾が利かなかったのに驚いたけど「綺礼だから」で納得しようとしたよ!
どうも生粋の魔術師でない綺礼は魔術回路はほぼ無くて魔術は令呪で賄っていて、それが功を奏して肉体的にダメージを負うだけで助かったということらしいです。
切嗣が壁にめり込んだ時は焦ったし、綺礼が勝利を確信して背を向けたことにも驚いた。
綺礼が八極拳が殺人級というのは知っていたのですが、勝ったつもりなの!?ってね。
しかしこの時切嗣は心臓が潰されてもおかしくないくらいのダメージを負っていたはずということなので、そりゃ綺礼も勝利を確信して背を向けるわ、と思った。
切嗣が無事だったのは「全て遠き理想郷(アヴァロン)」の超治癒力によるものだったんですね。
地下でバーサーカーと戦う為にセイバーがいたことも関係あるかも?
いよいよ雌雄を決する瞬間に聖杯から溢れた泥が二人を襲う。
それにしてもアイリの遺体から聖杯の姿になった時は分かっていたけど現実を突き付けられた感じでショックだったな…まぁ二次元なんですけども!
謎の泥によって聖杯の中に取り込まれた切嗣はアイリの形を取った「この世全ての悪(アンリ・マユ)」に選択を迫られる。
世界に300人と200人→200人と100人…切嗣は今までのように大人数が助かるような選択をしますが、結果的に200人を助ける為に300人を殺すことになり切嗣は憤る。
さらに究極の選択として60億人かアイリとイリヤでは?
切嗣の出した答えは今まで通りでしたが、現実のものでないとしても愛する二人を殺めるのは辛い!!
しかもイリヤを撃った時のアイリの叫び声…大原さん凄すぎて今回は置鮎さんと共に感心しました。
前回の大塚さんもだけど浪川さんの泣きつつも強い声とか…凄いよね!
世界から争いを無くすには人類滅亡という結論を示した聖杯、そうだね、綺礼も言ってたね、戦闘は人類の本能で無くしたら人類滅亡だよって。
以前から疑問に思っていた誰基準の平和?という問いに一つの答えが出されました。
切嗣と思わせてアンリ・マユ…と思わせてやっぱり切嗣だったのです。
「この世全ての悪(アンリ・マユ)」によって狂った聖杯は誰かの望みを叶える方法として最悪の選択をするらしいのです。
だから恒久平和なら人類全滅という選択になるんですね。
自分が争いの無い世界を作るには人類が滅ぶしか無いと考え、だからこそ奇跡に縋ったのに、聖杯は切嗣が知らない方法は聖杯も知らないとか言われちゃ…ね、狂っていると確信した聖杯ぶっ壊すしかねぇよ!

ヽ(`Д´)ノ<我の妻になれ!決定事項だ!
( ゜д゜)、ペッ<だが断る!
(∩゜д゜)<アーアー聞こえない
の流れに笑った。
しかしギャグでなければ決定事項なんでYes以外の言葉は認めないってことなんですよね。
つまり「SAY YES」
だから了承するまで拷問するわけで…英雄王はさすが傲慢でいらっしゃる。
甚振ってやるとノリノリなところに現れた切嗣に怒り心頭だったわけですが、そんなこたぁ知ったこっちゃ無い切嗣は残り2画の令呪を用いてセイバーに聖杯の破壊を命じるのでした。
なんで2回も?と思ったらセイバーは抗魔力値が高いらしく一度じゃ拒否しちゃうらしい。
それにしても、かつての部下を手に掛けたのも聖杯を取ってやり直すつもりだったからで、現段階で心の支えにしていたものを捨てろといきなり言われてもセイバーにとっては従えるか!!ってなもんです。
怒りまくってるギルガメッシュの手を逃れ聖杯を破壊するのか、最後まで抵抗するのか、ギルガメッシュに阻まれるのか…。
ついに次回、最終回!!


次回「Fate/Zero」



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