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咎犬の血 第10話「結脈/il re」

2010年12月10日 | アニメ
リンを追ってアルビトロの屋敷に来たアキラ。
屋敷内のコロシアムではリンがすでにイル・レと対峙しているのでした。


というわけでイル・レは一体誰なんだって考えるまでもなく、まぁシキですよねーっていう。
赤子のように軽くあしらわれたリン、それを救ったのはアキラの乱入…というよりはCFCの爆撃かな。
屋敷が崩れる中アルビトロの「アキラは無傷で捕まえろ」という命令を聞き逃さなかったシキはアルビトロを問い質す。
ナル・ニコルと言えばお分かりかな?って…分かるかっ!!

茫然自失なリンを引っ張ってグンジたちから逃げるアキラ。
あのまま殺されていれば全て終わったのに何故放っといてくれなかったんだ、自己満足の偽善だとアキラを責め、さらにリンが殺されるのは嫌だと言うのにも裏切ったのに何故って責めるリン。
…いいじゃん、偽善でも自己満足でも死んで欲しくないんだもん。
やり直すのも喧嘩するのも復讐するのだって何事も生きててこそだと思うんだよね。
――人を信じるのがそんなに怖いのか。信じた後に裏切られるのが怖いんじゃないのか。わざと人を寄せ付けないようにしてるように見える。
ってアキラは言うけど…そうかな?最初に親切にも声かけて来たのはリンの方じゃん。
それともあの時からタグ狙いだったのか?
リンが信じてくれなければ裏切らない証明にならないと説得し裏切ったら殺していいと和解したアキラとリン。
ここ見てたら十二国記思い出すわぁ。
だけどリンが今一番会うべきだと思ったのはケイスケだよね。
ケイスケは再会した時に「無事で良かった」ってきっと言うと思うんだ。
自分を殺そうとした相手を気遣うお人好しなところを見てうるうるすれば良いと思う。

という妄想をしていたら息も絶え絶えに棒を杖代わりに歩くケイスケ…めっちゃカモやん!!
そんなケイスケの前に現れたのはナノ!?

グンジに追い詰められたアキラ…おいおい無傷でっていう命令忘れてる?
そこを助けたのはまたナノ!?
しかもかなり強いね。
ここである程度予測はついたんだけど…。

幼い頃に会っていたナノとアキラですが、このナノがケイスケそっくり!!
友達がいない、寂しいという気持ちが分からない、次なんてあるのかとやたら悲観的なことを言うナノに、次会うって言うてるやろうが!!と約束したアキラ。
自分の手を握るアキラとの交流は短いながらもナノにとって温かいものだったのだろうか。
アキラが持つナイフはこの時ナノから受け取ったものだったのでした。

“見ようと思わなくても見えるもの、見ようと努力しても見えぬもの、それは何か…夢だ”

何を言ってるのか理解し難いナノ語録ですが、これに私は敢えて「いいや人の気持ちだ」って答えるね。
だってアキラとケイスケが前々回と前回でそれを証明してたじゃないか。
漏れ出る好意とか、それに甘えるのとか、でも結局声に出さないと人の気持ちは分からないんだって、しかも声に出したって100%通じてるとは限らない。
だけど80%でも通じたら良いじゃないか、それを100%信じてくれるかは80%の後にまた頑張る話なんじゃないかと思うんだ。
今回のアキラとリンみたいに。


アキラとケイスケがナノによって保護されている場所に現れたのはエマとグエンだった。
ナノを捕らえる為にアキラと同じ孤児院の人間を何人かトシマに送っていた、アキラも冤罪を被せたのだと言うエマ。
…うん、知ってた。
ナル・ニコルであるアキラを囮にナノが接触してくるのを待ってたらしい。
でもナノが接触したってどうやって分かったんだろ?
盗聴器?監視カメラ?監視員?
軍の実験体だったニコル・プルミエ=ナノの血がラインでナノ自らトシマに蔓延させていた…って、その意図は?

“人は堕落した。欲深く恥を知らず自分たち以外の全てに牙をむき、頂点に立とうとする。そして俺もまた同じ存在”

だから何を言ってるのか理解し難いんだよ、ナノ語録。
つまりナノは自分の邪魔をする者は排除して自由になりたいってことを言いたかったのか?
それだったら軍に再び連れ戻され、実験を繰り返される苦痛から解放するには死だけだと言ったエマを殺したのも納得…出来るか?
殺そうとしたエマの言い分は同意しかねるけど、今回のエマはナノに親身になっていたように見えました。
ここで邪推するなら、実はナノと兄妹だったとか?
実験によってナノは人間らしい感情とかを失くしたんじゃないかと。

さてさて我々の任務はプルミエを連れ帰ることだとエマに釘を刺そうとしたグエンがエマに3発も撃たれちゃったよ。
だけど死なせたくないとか目を閉じてあげたりとか、グエンはエマが好きだったのかな。
死なせたくないっていう台詞はともかく、エマの目を閉じるのは単なる同僚、しかも自分を撃った相手に向ける感情以上の行為だと思うんだ。

“全て終わらせる為に、この手には命がしみ込んでいる、いくつもの命が。それを握ってくれるか”

もう諦めそうになるくらい何を言ってるのか理解し難いんだよ、ナノ語録。
ちょっと聞こえにくかったんですが、まぁ上記のようなことをアキラに言ってました。
これはつまり昔のように自分の手を握って、さらに未来へと繋げてくれ的な?
??となっているアキラでしたが、そこに現れたのはシキ!!?
アキラとケイスケを逃がすナノですが…なんか決着がつきそうな展開だな。
ひょっとしてもうすぐ終わる?


次回「増悪/convict」
シキがナノを追う理由は…もしかしたらリンが昔所属していたチームにラインが流行りかけてたとかで、その元凶たるナノを倒そうとしてる。
つまり全てはリンの為だったのだ!!!
…すっごい妄想だとは理解してる。



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