ラジオを修理したりしてますと、修理完了後「このラジオは本来の性能が出ているのか?」と思う事があります。
ラジオのカタログとかに「受信感度 SW1 1μV/50mW」とか書かれているアレです。
かなり特殊な設備が必要なのかと思ってました。
「BCLラジオ修理読本」にも測定結果が載っていましたが、書いてある意味がよく解りません。
先日アマゾンを何気なく見てたら「本のおすすめ商品」に
「RFワールドNo13 はじめての無線機測定(CQ出版社)」が出てきましたので、試しに買ってみました。

「AM(A3E)の受信機の感度測定」というページがあり、詳しく説明されてました。
それを見ましたら、そんなに特殊な設備では無い事が解り、チャレンジしてみる事にしました。
図にしますとこんな感じです↓。

ラジオはなるべくならロッドアンテナのリード線は外しておいた方が良いみたいです。
ACミリバルは大抵実効値(rms)表記なので感度測定にはどうなのか疑問がつきます。
ICF-5800のサービスガイドにはVTVMとなっておりました。
実際ACミリバルでやってみましたが、無変調時にうまく測定してくれない事が多く、結局VTVMに変えました。
インピーダンス変換トランスにはサンスイのST-48を使いました。ネットで600円位でした(笑)。
負荷抵抗は2W以上の抵抗が必要です。私は一般的に売られている8.2Ωでは気分が悪い(笑)ので、1.2Ω+6.8Ω
を使いました。
次回はやり方を書きたいと思います。
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