くじけたので誰かに先を行かれた男のブログ

ワケありフリーターRRによる、いきあたりばったりブログ。読物もあるでよ

友人に子供がうまれた

2006-09-15 18:42:49 | ややまじめ書き
友人に子供が生まれた。予定日より数日早い長女誕生、電話したときの友人の高揚ぶりにこっちまで嬉しくなった。そういう面をあまり知らなかっただけになおさらである。

この友人というのはインターネットを介して知り合った友人でかれこれ8年くらいの付き合いになる男で、一方的に家や新宿に呼び出される仲だ。出産はもちろん彼ではなく彼の奥様が行なったわけで、安産の上に超がつくほどの安産で、実は経験者なのでは…?という疑惑が少し鎌首をもたげているが、奥様と面識あるうえに手料理までご馳走になっているので、多分これ以上書くとガソリンタンクに砂糖を仕込まれるので言わない。奥様には今度会ったら妊婦時代もろもろ色々ひっくるめておつかれさまという言葉をマシンガンのように浴びせかける所存だが、マシンガントークが成立するほど仲がいいかどうかはこれまた微妙なラインではあるので、折り目正しく挨拶しようとは思っている。

しかし、めでたい。自分のことのようにうれしい、という表現があるが、まさにそのような感じで、本当にうれしい。おれのブログの熱烈なファンでおれの人生遍歴を知っている人はいささかそれをいぶかしげに思うかもしれない。あきらかに彼の幸福の形はおれがけして手にすることができないものであるからだ。

ここで本音をいえばうらやましいという気持ちは少しある。でも、なんだろうなあ。前提としておれがそういういわゆる普通の範疇で語られる幸福のかたちっていうのかな、そういうものを手にすることはありえないだろう、暗いな。表現をかえよう。別世界の出来事っていうのかな、おれの人生があまりにアブノーマルなために、そのノーマルな出来事がおれにとってはアブノーマルに映るというか、うまく言えないけどもそんな感じ。ただそのおれにとっての別世界の幸福がたしかに幸福であるという認識はおれにもあるので、素直に祝福したいし、同時におれもうれしい。ただ、自分でもなんで、おれまで嬉しくなってるのかはっきりよくわからない。おそらく無意識に己のifイメージを投影していたりするのだろう。それは確実にあると思う。けれどもっともたる理由としては向こうがどうあれおれがその友人のことを非常に大事にしているという点が挙げられる…ってすごいこと断言してるな今。本人間違いなく見るだろうから、かなりこっぱずかしいな。でもいいや。おまつり気分だし。あとで多分後悔するだろうけどネガティブというわけでもないからいいだろう。

でもあれだ。同時にもう今までのように彼に迷惑をかけるわけるわけにはいかないなとも思う。もう余計なことで気をとらせたくはない。カコを振り返ってそれが多分おれに出来る彼への最大の助力と思われる。ほかに出来ることとして悪いサンプルケースをいくらでも提供することができるという点が、それらはほぼすべてインプット済みと思われるので、その需要はおそらくないだろう。だがあれだ。叩けばいくらでも出てくるぞウチは。ウチの家族をナメるな(笑)

それはともかく最後に、その友人に向けて。
おめでとうございます。誕生の喜びに酔いしれたあとは、娘さんの道先を少しでも照らしてあげられるような父親とあってください。日々がんばってください。でもがんばりすぎてあなたが倒れたら誰も家族は守れません。それも肝に銘じてください。

おれって実はものすごくいいやつなのかもしれない。という照れ隠しで最後締めて終わることにする。こういう爽やかな(?)テキストだって書けるんだってことをアピールしてまた次回。

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