vol.0を見ないと何がなんだかさっぱりな小説『フラグ』。
vol.1 シーン3。長いけどほとんど台詞だったりする。 . . . 本文を読む
着いた。
プッシューガッシャーン。ピシー。降りる人優先だからと肩で風を切るように電車を降りる。別に外で待っている人などいない。
ホームに降り立つと同時沸き立つ、さあ帰るかというどこか決意に似た感覚。そんなこと考えていなくてもふっと自分に課せられる奇妙な決意。体がメッセージでも送っているのだろうか。
そんな考えも永遠に繋がっていそうな階段を前に吹き飛ぶ。マイナー駅にはエスカレーターなんて便利 . . . 本文を読む
『間もなく、2番線に電車が参ります。黄色い線の内側までおさがりください』
いつ聞いてもからっとしていい声だ。大人になればこんな声出せるのかなんてガキの頃思ってたけど、案外出ないもんだ。
電車がきた。ちょっと早い。煙草を持ったまま電車に乗るほど、イタイ高校生ではないので、煙草を捨てる。命を半分も燃やすこともできずに無情にも殺されるマルボロさん。不憫だ。不憫というかもったいないので思いっきり吸い込 . . . 本文を読む
鬼「パンナコッタ食いたいな。お前も食いたいだろパンナコッタ。なあ。なあ食いたいだろパンナコッタ。でもパンナコッタってどんな食い物なんだろうな」
「まあ、パンだろ。パン・ナコッタだろ」
鬼「ナコッタってなんだ?」
「『ナ』は多分日本語で言う『の』じゃないか。英語で『of』だ。つまりコッタのパン。ほうら!」
鬼「コッタってなんだ」
「なんだろうね。…。鳥っぽくねえ?」
鬼「ぽくないな」
「じゃあきみは . . . 本文を読む
友人に教わり、こんなものを発見。感動したので思わずトラバ。
植田まさし風似顔絵ジェネレーター
これはかりあげくんやコボちゃんでおなじみの漫画家植田まさし風の似顔絵を作成できる素敵ジェネレーター。どうやら印刷までできるようなので日常生活においてもさぞ活躍することだろう。問題はどういう場面で活躍するのかがいまいち想像付かないが、お面でも作ってコボちゃんのあのシーンやこのシーンを再現して、あたりに微妙 . . . 本文を読む