くじけたので誰かに先を行かれた男のブログ

ワケありフリーターRRによる、いきあたりばったりブログ。読物もあるでよ

4年間の集大成

2006-06-23 08:03:07 | ややまじめ書き
なんか書こうと思ったけど、あの中田の姿が頭によぎってそれどころじゃない。
でもページ開いた以上はなんか書こうということでなんかテキトーに書く。


日本代表のグループリーグは結局2敗1分勝ち点は1。内容的にはどれも散々でその勝ち点1すらギリギリとれた感じ。W杯はやっぱり甘くなかった。

今大会出場した選手の大半は次回大会にはピーク過ぎているだろうし、チームとしての完成度が著しく低い以上、4年後に繋がるものがなにひとつない。トルシエの遺産食い潰して残ったのはフライドチキンの骨だけ。いや衣だ。かぴっかぴになったスパイシーな衣だ。吹けば飛ぶような。

何がいけなかったか。まず監督だろう。
今更言っても結果論にしかなりそうもないけど、この4年もかけて最後までチームの形をちゃんと作れなかったのだから、そうだろうな。戦術面だけでなく、チームを戦う集団にするという意識がなさすぎた。
アジアカップで惨敗して監督変わってればよかったのかもしれない。火中の栗を拾うような危ない試合での幸運が続きすぎた。結果オーライはそう続くもんではない。

でもここでジーコを今更叩くのは生産的じゃない。

4年前就任した段階で、監督のライセンスすらもってない人間を使うことのリスキーさは誰もがわかってた。同時にジーコはサッカー界でも歴史に名前を残す選手で、非常にやめさせにくい。現に素人監督を4年間ひっぱっちまったわけだし。

やり方が間違っていたとは思わない。
しかしそれはブラジルやアルゼンチンという個人技に優れたチームを率いるのであれば、という条件がつく代物。戦術とか関係ないような個人技ばりばりの化け物ぞろいのチームであれば。
つまり、相性が極めて悪かったってなこと。技術委員会もそれわかってたから、4年前ジーコをリストアップすることはなかったんだろう。

マスコミももっと叩けばよかったんだろうけど、金のなる木だからねえ。ああ生臭い。結果、お粗末な試合を繰り返す代表及びU-23代表の無残な結果によって、日韓大会で盛り上がったサッカー・バブルも消えうせ、残ったのはもやもや感とスポンサー企業の高笑いだけ。

では叩くべきなのは誰か。

勿論ジーコを監督に推薦したあの人が筆頭。
ジーコで懲りました、もう独断専横で口挟むのやめよう、なんていう彼の学習のためだけにこの4年間を無駄にしたとは思いたくない。だから潔く彼には詰め腹を切ってもらいたい。その取り巻きも含めて一気にどーんだ。

でないとリティジャパンだのピクシージャパンだのといった悪夢が再び繰り返されることになるだろう。もう勝ってほしいけど負けた方が将来的には…みたいな微妙な感覚で代表戦見るのこりごり。


…でも結局次の監督トニーニョ・セレーゾあたりで落ち着くんだろうな。となるとその次はソクラテスでひいてはファルカン再登板だ!16年かけて黄金の中盤が日本で完成!その次はリヴァウド監督就任で次ロナウド、そん次ロナウジーニョ監督で3R!んでさらにアドリアーノ監督就任、そしてカカ監督就任で占めて36年かけてカルテット・マジコが日本上陸!!わーい!涙がとまらないや!わーい!


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