大雨特別警報

昨日、観測史上最大の大雨を記録した７７－００地方。

皆様にはご心配をおかけいたしました。

昨晩は、バケツをひっくり返したような雨が降り、サンルームの屋根にあたる雨音が恐すぎて　七色のおしっこが引っ込み、

れれボンは緊張してウンＰを落とした。

隊長に、よもやのことが頭をよぎった。昼間にＴＶで見た常総市の現場。

傾斜のある屋根の上でワンコ２匹を必死に抱えて救助を待ってたご夫婦。「　お願いだから早く早く助けてあげて～～　」　とＴＶの前で祈った。

ヘリの音と風に驚いてワンコが暴れて屋根から落ちたらどうしよう。とか、手に汗握って無事を願った。

もしや・・・・・あれと同じことが起こったら、ななれれはどうなるんだろう・・・・

七色を抱っこし、れれボンをおんぶして、・・・・いやいや、れれボンを抱っこして　七色をおんぶした方がいいかも、それでへりに救助されるまで、隊長の腰は耐えられるだろうか？　つ～か、３人もろとも屋根から滑り落ちてしまうんじゃないか。

あ～、こういうことになるなら、せめて七色には犬かきの練習をさせとけばよかった・・・・

そんな最悪の事態も考え、

「　お願いです。ウチの子達はこう見えて泳げないんです。人命優先なのはわかってるのですが、どうか２匹共ヘリに乗せてやって下さい。」
と、救助要請の練習もしてみた。


・・・・・幸運なことに、避難所に行くこともなく、救助要請することもなく朝を迎えた。

３．１１の一夜のことを思い出した。あの時でさえ朝は来た。いつものように朝は必ずやって来るのだ。



雨が弱まったのを見計らって、川の様子を見に行った。


れれ　「　ななタン、代表して見てけろ　」　　　　　「　どれどれ　ななタンが確認するっちゃ　」




川は濁流となり、勢いを増して流れていた。



　「　ワンコが落ちたら大変だっちゃ。犬のおまわりさんに通報しないと。　」


いつも七色がウンＰをもする場所に行ってみると・・・




マンホールから水が吹き出してるのに　気が付かない２犬。



れれ　「　水飲み場ができたんだべか？　」 　　　　「　違うっちゃ！噴水だっちゃ！　」

・・・・・どっちも違うから。




数か月前に行われた護岸工事のお陰で、川の急なカーブのあたりも被害はなかったもよう。



れれ　「　長生きすると　色んなことがあるもんでがす　」 「　犬も生きれば災害に当たるってことだっちゃ　」


隊長もつくづくそう思う。長い人生、良いことも悪いことも思いもかけないことに遭うこともあるよね。

道路が灌水して車が沈んでいる現場をＴＶで見ていて、なんかどこかで見たような景色・・・・あああ～、あそこだ～。ウチの近くじゃん！これじゃ家を出られないわ～と思ったけれど、一気に水は引いたらしい。良かった良かった。　
今回の大雨で被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
皆様、ご心配おかけしましたが、このように隊長、隊員共々　元気に生きておりますのでどうぞご安心ください。

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