仕方ないよね

「　２時から予約の　ななタン７才。おしっこ持ってきたので保険適用でお願いするっちゃ　」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　おらは　れれボン１３歳でがす。後期高齢者なので　まけてケロ　」　


受付を済ませ、診察室にＧＯひろみ　



れれ　「　おら　もう２度とゴミあさったりしね～から　どうか助けてけろ　」　


とすがるような目で助けを求めたが、採血は免れなかった。・・・・今日ごみもあさったし、助けなくてよかった。


れれボンの診察に時間がかかり、ずっと待たされる七色。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　ななタン何だか嫌な予感がするっちゃ　」


その予感が、この後　まさかの事態を引き起こしてしまおうとは隊長は知る由もなかった。

いつもの通り、診察を受け、

最後の肛門腺をしぼっている時に、それは起こった。

隊長にもたれかかっていた七色が、耳元で　「　クゥン　」　と悲しげな鼻息をもらした。

その時、先生のひとことに、診察室に戦慄が走った。


「　あっ。。。。七色ちゃん、ウンＰをもらしましたね・・・・　」　


先生の手のひらには、丸々と太ったウンＰ →　通称ビッグ・ベンが乗っていた。


「 ゲ～～　　・・・・・　すっすっ　すみませ～ん。　」　


そして先生は何事もなかったかのようにウンＰを持ったまま、奥の部屋に去って行った。



「　出ちゃったものは仕方ないよね。仕方ない。仕方ない。」　と隊長は脱糞して凹んでいる七色をなでながら励ました。


するとウンＰをもらした七色は、どこか遠くを見つめ、


　「　ぅすすすす・・・　」　


と　うす笑った。




そんな戦慄の走った診察室にワンパンチ　　して、運をもらおう！　

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