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エクアドルの風

エクアドルの教科書に登場する日本

理科の教科書なので登場回数は少ないですが、なかなか興味深い。

***
合計8日かけて、小学校2年~高校3年(相当)の理科および生物の教科書を読みました。
その紹介と感想については、下記をご覧ください。

小学校2年生の教科書から読んでいます - エクアドルの風
これがエクアドルの、中三の理科の教科書 - エクアドルの風

さて本日は、エクアドルの理科の教科書に登場する日本について、紹介します。

まずは小学校6年生で登場する「津波」、スペイン語でもTsunamis。
ただし複数形なのでsがつきます。
この写真、よく見ると「龍泉洞」とか「三王岩」の文字が見えるので岩手県の宮古市周辺のものでしょうか。

ただし、本文には東日本大震災の記載はなく、津波一般の説明になっています。

高校3年生の生物、遺伝子組み換えの章で、日本のサントリーが作り出した青いバラが紹介されています。
2009年、日本のサントリーが遺伝子組み換え技術で作り出した、と説明されています。


日本に関する説明、というものではないですが2件紹介。
ますは、小学校6年生、「世界の気候帯」で日本の西日本は「亜熱帯地区」とオレンジ色で区分されています。

*確かにもう温帯とは言えないですよねぇ・・・

中学校2年生の「世界の海流図」。
よく見ると黒潮(27番 Kuro Shivoと記載)が日本海に入っています。

*29番の親潮(Oya Shivo)は正しい記載です。

他には特に日本に関する記載は見つけられませんでした。
ヨーロッパやアメリカはいっぱい登場するのに。
やはり日本は遠い国なのでしょうねぇ。

コメント一覧

Repu
まっちゃん、お久しぶりです!お元気ですか?
ブログを読んでくださってありがとう。コメントもありがとう。

今回の地震で怪我などなかったでしょうか?お見舞い申し上げます。こちらにもニュースが流れ、大変心配しています。Tsunamisの言葉も飛び交っています。Tsunamisは小学校から習いますので皆さん知っています。エクアドルでも海岸地域は海溝型地震が発生するので、津波被災は何度も経験していますから。

地震後の片付け等でお疲れでませんように。お身体をいたわってくださいね。
松崎紀子
新鮮な異国の話を興味津々で読ませていただいてます!
Tsunamiもなるほど複数形になるのですね・・
今から34年前の高校の夏休み、米国シアトルでホストファミリーと船で海へ釣りに出かけたときのこと、
船が波で大きく揺れると「Big wave!Tsunami!」と、日本から来て英語が話せず口数少ない私に、話しかけてくれました。
北海道南西沖地震(平成5年)以前のことでもあり、
「どうして『津波』という、日常使うことのない日本語を知っているんだろう?」と不思議でしたが、
私たちが「ハリケーン」や「サイクロン」を習うのと同様に、
昔から学校で「Tsunamis」を習っているのかもしれませんね。
Repu
みやちさん、コメントありがとうございます。
まさかカヤンベに日本の教育支援が入っているとは、驚くとともに心から感激しております。
私は11月30日にカヤンベにJICA協力隊員として赴任し、カヤンベ・コカ国立公園管理事務所で働いています。
ぜひこれから情報交換をよろしくお願いします。活動のHPを拝見し、メールさせていただきますので、よろしくお願いします。
みやち
初めまして、npo 法人エクアドルの子どものための友人の会のみやちと申します。偶然、カヤンベというマニアックなキーワードでこちらのブログを見つけ、嬉しくてメッセージ書いています。
私たちはカヤンベとキトで長く教育支援を行っています。
機会があれば、お話できたら嬉しいです。
メール:mailto:info@sanejapan.org
活動について
http://sanejapon.blogspot.com/
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