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エクアドルの風

世界ジオパークImbaburaインバブラでの調査

隣県の県庁から協力要請があり出張。

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国連ユネスコにより認定登録される「世界ジオパーク」。
エクアドル国内で唯一登録されているのが、隣県のインバブラです。

*インバブラジオパークのHPはこちら
https://geoparque.imbabura.gob.ec/

その事務局(県都イバラ市の県庁内)から声をかけていただき、出張に行ってきました。
まずは講義から開始。
日本の地形地質、日本のジオパーク、自分の調査・研究等について、1時間余り。
専門用語のスペイン語が難しくて・・・(汗)




その後、イバラ市から車で1時間。
「ジオトレイル」の設置予定ルートで野外調査です。




火山岩塊や火山弾を使って作られている家、ここは火山地帯。


ジオトレール(徒歩部分)はここから開始で片道2km、沢に沿って登っていきました。


さっそく自噴の天然温泉。
温泉成分が壁に析出しているのを、係員が強酸を用いて溶かしていました。


炭酸カルシウムなので、強酸にとけて二酸化炭素の泡が。


沢は2つの滝へと続き、ドローンも飛ばしての撮影で気合が入っています。






終着点の滝は二重滝でなかなか見ごたえが。


ここでもドローン撮影し、引き返して昼食会場へ。








前の池で釣った鱒を焼いてもらって、いただきま~す!


素晴らしい風景を楽しみ、




地学的には、火砕流堆積物や柱状節理、自噴温泉など見どころ満載のルートでした。
また自分の地元である白山・手取ジオパークの紹介もできて良かったなぁ!
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