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ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

大笠山・笈ヶ岳周回登山(3)

2019年03月25日 | 山登り
陽光輝く中、フィニッシュ!

***
周回登山3日目、3月25日、晴れ。
ようやく天気は安定し、風も収まりつつある朝。
テントで迎えた朝の風景は素晴らしかったです。


のんび~り下山かと思ったら、トンデモナイ!
最初から急傾斜の長い雪壁を、アイゼンで緊張しながら下ります。

尾根に合流しても、新雪ラッセルが待っていました。


何とかシリタカ山へのコルまで登り上げて振り返ると、この風景。

歩いてきた稜線が手に取るよう。

冬瓜(かもうり)には登らず、微妙なルート取りで冬瓜平へ乗り上げました。

その美しさに感激。

ここまで来れば心の余裕も出て、脛までの新雪を楽しみながら進みました。
左手には白山が。\(^o^)/


下山は長い長い尾根。
20㎏近くあるザックが肩にのしかかります。

谷を挟んで向かい側には1日目に歩いた尾根も望めます。
「本当に長いよ、よく歩いたね~」


何とか山毛欅尾山(ぶなおやま)手前の1503mピークに到着。

笑顔もでてきたかな?

最後は導水管横の急階段が連続。ここは心を無にして下るしかない!


やれやれ、ようやく一里野へゴール!(16時20分)

この厳しいルートの3日間、素晴らしい仲間がいてくれたから登ることができました。
ありがとうございます!



【追記】
今回、私たちは2泊3日で中宮起点の時計回りコースで笈・大笠間の稜線をつなぎ、一里野に下りました。天候と雪の状況がよければ、もしかして2日間でも可能かもしれません。

ただし錫杖ピークは雪の状況によっては厳しくなると想定され、私たちもロープ2本を持参しました。(結果的には使用しませんでしたが。)
しかし、KさんとWさんの前回トライ時には、ルート状況が極めて良くなかったとのこと。
雪面状況の判断が「核心」と思われます。

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (週末山紀行)
2019-03-30 15:39:01
素晴らしい3日間でしたね。
ご来光、日の入りの景色、写真からも感動が伝わってきました。
オイズルガタケは私もいつか登頂したいです。
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いい山行ができましたね (SEA)
2019-04-01 08:42:07
パワフルRepuさん
こんにちは。以前、夏に大笠山に登りました。山頂から眺める笈ケ岳の雄姿。登山道のない山ということで残雪期に登りたいなと思っていました。
積雪期にしかも周回とは!
素晴らしい山行ができて良かったですね。
私は、この土日、谷川岳でイグル-製作の練習をしてきました。来期はイグル-山行をしてみたいな。
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週末山紀行さんへ (Repu)
2019-04-02 20:46:33
笈ヶ岳は名山ですので、ぜひ登ってくださいね。
一般登山道がないので通常は残雪期限定の山ですが、状況がよければ無雪期でも登山可能です。
下の記事を参考になさってくださいね。
https://blog.goo.ne.jp/repu/e/9fd58785ba665f26eea1e85693d69e06


いつも励まし、ありがとうございます!
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SEAさんへ (Repu)
2019-04-02 20:52:32
ぜひぜひ、このルートで周回登山をなさってください。
錫杖の登りが核心で、ここを登りにする「時計回り」が良いと思います。初日に大笠まで足を延ばして避難小屋宿泊して笈往復も可能かと思いますが、核心を登り、そして下ることになります。下りでは雪の状態によってはロープが必要でしょう。
いずれにせよ、北部白山連峰の堂々たる二峰を登るこのルート、ぜひ行ってみてくださいね。
いつもコメントをありがとうございます!
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