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「いぶき」が捉えたアイスランド火山噴火

2010年04月28日 | サイエンス
発表された画像では、白色は雲・雪・海氷、赤色は陸の植生域、黄色は火山からの噴煙を示しています。
アイスランドから南東方向に伸びる黄色の帯がよく見えますね。

アイスランドの首都レイキャビクの東南東約100kmにあるエイヤフィヤトラヨークトル火山。
4月14日と17日の2回大規模に噴火し、噴煙がヨーロッパの広範囲に広がりました。このため、欧州各国では旅客機の運休や空港の閉鎖等の大混乱は、ご存知のとおり。

日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」は、雲やエアロゾル(大気中の微粒子)についても、3日毎に全球撮影調査しています。
4月15日以降に撮影された画像にアイスランドから広がる噴煙の様子や、4月17日の大規模な噴火の様子も撮影されました。

「いぶき」は、環境省、(独)国立環境研究所、(独)宇宙航空研究開発機構の三機関により平成21年1月23日に打ち上げられたもの。
今後も地球観測衛星として活躍してね!

さらに詳しい画像データのサイトはこちらへ

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