relaxin's

思いついたままに。気が向くままに。

『風をあつめて』…

2005年04月03日 16時08分04秒 | こらむ
そう、本当に今日みたいな、
よく晴れた休みの日に、洗濯物を干しながら聴きたい曲。

少し離れたスピーカーから聴こえてくるとなおよい。
濃い目の珈琲をいれたりしながら、不思議な懐かしさに浸ってみたりしていたい。

“不思議な懐かしさ”とは、なんというのか…

…この曲は僕の生まれる何年も前のものだし、
懐かしさとして思い浮かべる年頃のとき聴いていた事実もないのだけれど、
その風景には不思議とピッタリ合う気がする。

歌詞の中で描かれている風景に見覚えはないし、
その時代の空気も吸ったこともないのだけれど、
「風をあつめて 蒼空を翔たいんです 蒼空を…」
というのは無防備によく響く。
そんな風には思ったことなどないけれど、よくわかる。

セリフで言えば棒読みのような歌いっぷりだからなのか、
逆に感情が引っぱられるように移入してゆく…


…そして夕方になって、洗濯物を取込みながら聴いてみるのもよい。
珈琲をいれなおしながら、使い道を失った2組のマグカップに気付いたりして。
はっぴいえんど、ではなかったから。



風街ろまん
はっぴいえんど
東芝EMI

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