警察署で遺失物の預かり2週間。
ママたんは小さな仔猫ちゃんのお世話をしながら、
毎日祈り続けましたにゃん。
だけど・・・
飼い主さんは現れないにゃん。
仔猫ちゃんは無邪気に新しい家族との生活を喜んでいましたにゃん。
ママたんは決断を迫られて祈り続けましたにゃん。
でも・・・
仔猫ちゃんを家族に迎えられないと決めれば、ガス室。
ナチスのように、殺されてしまう。
そんなことできない!!
絶対できない!!
家族にする以外の方法も決断もなかったにゃん。
家族にしようね・・・。
お姉ちゃんもママたんもホッとして祈りましたにゃん。
動物病院に連れて行くと、先生は事情を聞かれて無料にしてくださったにゃん。
そして、風邪を引いてると言って、風邪薬もくださいましたにゃん。
見てもわからなかったので、性別も診て下さったにゃん。
Rubyちゃんはオス猫だったことがわかりましたにゃん。
Rubyちゃん
小さな仔猫ちゃんはこうして、我が家の家族になりましたにゃん。
その頃、ママたんはお花のアレンジメントを学んでいましたにゃん。
Rubyちゃんは、お花教室から持ち帰るお花が大好きでしたにゃん。
くんくん・・・
ママたんはいつもRubyちゃんとお花の写真を撮っていましたにゃん。
Rubyちゃんにはもう一つ、大好きなことがありましたにゃん。
それは・・・
神さまを礼拝することだったのにゃん。
お家で礼拝する日曜日、
礼拝をしているリビングのテレビの下にもぐって約3時間、
礼拝が終わってみんなが帰るまで、しっぽを振りながら賛美をしていましたにゃん。
もしかして・・・?
うん、もしかしてかも???
ペットロスで悲しんでいた我が家に
神さまが送られた?
それも、天に一番近い飛行機に乗せて???
Rubyちゃんが家族に決まる前に我が家に来た人たちが
救われて行ったのにゃん。
お姉ちゃんのダーリンちゃんもその第一号でしたにゃん。
(仔猫を見たいと言って我が家に来たのがママたんとの初対面だったにゃん。)
次がお姉ちゃんの同僚で一番仲良しの親友。
こうして、Rubyちゃんは、
いのちの恩人のお姉ちゃんの招き猫になったのでしたにゃん。
神さまのご計画はそれからも限りなく続きましたにゃん。
猫キチの家に来てよかったネ。
神さまありがとうございます。
Rubyちゃんとのしあわせな日々
新婚時代はお姉ちゃん夫婦とママたんと3人と1匹のしあわせクリスチャンホームでしたにゃん。
お兄ちゃんが3.11の地震直後にお仕事の異動で大阪を離れることに。
お姉ちゃんはお仕事の都合で、1年間、週末婚になりましたにゃん。
Rubyちゃんもママたんも寂しくなりましたにゃん。
続く