眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

拒否る血管たち「ぜってーに盗らせてやんねえぞ」

2024-08-19 18:29:00 | 闘病記
はあああ。今日はもう疲れ果てました。

今日は通院日。朝、7時過ぎには家を出て、病院で受け付けを完了したのが7時40分。
とはいっても、私が1番なのではなく、すでに来院している方たちもいる。

予約をしていても、待たされるのは必至だし、何せ、大問題なのが、「採血」。

私の血管は細くて、とにかく採血が難しい。これは遺伝的なものがあるみたいで、
私の母も採血ができずに、いつも手の甲からやっと採血してもらっていた。

私の場合は手の甲など、益々無理で、採血できた試しがない。

とは言うものの、ふつうに採血をしてもらう場合は、さほど、問題はなくて、
腕からなら、1回で入ることもあるし、2回くらいで成功する程度には、血管を
とらえていただけている。

つい、先日のかかりつけ医りところでも、2回目で刺せた。

が、このところ、がん治療の病院では失敗続き。相性的なものもあるのか、前回の
ときも4人の看護師さんが入れ替わった。

がん治療の病院の採血は専門の方たちがいて、ブースが4つくらいあって、採血を
どんどん効率よくして、すぐに検査に回して結果が出る。とてもスピーディーで、
採血専門の方たちしかいないので、本来はもっと、採血できるはずなのだろうけれど、
どういうわけか、前回も今回も失敗続き。

いつものかかりつけ医のところは、がん治療の病院よりもこじんまりしていて、
専門の採血の方がいるわけではないけれど、それでも、ほんの10日前には、2回目で
採血できたのになあと、長引く採血に、へとへと。

結果、2時間以上、入れ代わり立ち代わりで、看護師さんが変わったが、本日は試合終了!

血管の圧倒的拒否の結果、採血できず。あうううっ。何回、針さされたかわからないのに、
絶対に採れないはずの手の甲まで、差し出したのに。看護師さんの負け確定。すまぬっ。

採血センターの看護師さんが音を上げて、別の階の看護師さんまで応援にかけつけてくださったのに、
血管は拒否る、拒否る。もう、笑うしかない。

血管は捉えるんだけど、逃げるらしい。←あ。それ、よくわかります。

実は1回目のがん治療のときも同じだったのだ。あのときも、外来ではすぐに採血できたのに、
入院して何度も採血されていたら、採血ができなくなった。

あのときも、同じこと言われたなあ。遠い目。

採血方法って、進歩してないってことかしら。

おそらくだけど、血管が何度も何度も血管に針を刺されて、いやになってしまい、
「ぜってーに盗らせてやんねえぞ」と意地になっている気がするんだ。もおっ。

抗がん剤の影響で倦怠感が半端なく、ずっと起きているのが辛い私は、2時間以上、緊張状態で
看護師さんVS血管の闘いを見守ったせいで、血圧が上がりまくり。

上が180なんて上がっていて、焦った。

心配して、今、また、はかったけど、127/71で正常。よかった。

私は自分の血管が細くてご迷惑をおかけしているという辛さを感じるのだけど、案外と、血管が
細くて採血できない人は多くいるらしく、入院しているときに、ボランティアの方と話しをしたら、
その方も全く採血ができないという話をなさっていた。

でも、彼女は「採ってもらえなくて申し訳ない」ではなく、「何度も失敗するな。その分の無駄に
する注射針とか、ただじゃないんだから」とおっしゃったそうな。いや、それは私には言えない。

今日も病院内の歯科受診もさせられたが、さすがに私がへとへとになっていることを気遣っていただいて、
「大丈夫でしょうか」と案じてくださりつつ、今日も歯石取りが痛かった(汗)

それでも、「○○さん(私)の笑顔にほっとしました」と衛生士さんにお礼を言われましたとさ。

本日の試合、一応、終了。おつかれさまでした!

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