REIKO@Wonderland

人生は二転三転

歴史的な日

2007-03-19 00:06:53 | Weblog
18日、「アサノと勝とう!女性勝手連」集会に参加しました。
会場の全水道会館大会議室は160人ほどのキャパシティですが、220人が詰めかけ大盛況。
アサノさんは定番となったプレスリーのナンバーにのって登場。まずは若桑みどりさんの「ジェンダー&その他差別チェック」。「生殖を終えた女性は死んでいいと思うか」「学校で混合名簿を採用することは男女の違いをなくすことなのか」などの質問にはいずれもノー。そのあと若桑さん、上野千鶴子さん、中山千夏さんからのスピーチ。若桑さんは「今日は歴史的な日。いろんな場所で活動してきた女たちが集まった」。上野さんは「また石原都政が4年続くのなら、都民をやめたい」、中山さんからは「自分が議員をしていた1986年以来街頭で演説したことはなかったのに、今日渋谷に立って発言しました!」。そして中山さんと上野さんはなんと今日初対面だとか。「アサノさんが都知事選に立つ決心したから私たちは会えたのよ~!」と熱く抱き合う場面も。その上、辛淑玉さん、澤地久枝さんからメッセージ、三木睦子さんから「勝手連に加わる」との連絡が。「歴史的な日というのがどういうことか、だんだんわかってきました…」とアサノさんは神妙な面持ち。「とても勇気づけられました」と笑顔も。

その後アサノさんが抱負を披露。以下、簡単にまとめます。
「家族には反対されました…何であなたは私のために存在しないの?と妻に言われました。宮城県の人がなぜ都知事に立候補?とずいぶんいわれましたが、それに対して私は『それは私が日本人だから』と答えました。妻にも最後はこう言って納得してもらい、そして2人で抱き合って泣きました…今のは誇張ですね、抱き合ってはいませんが」とエピソードを披露した後、昨日のロフトプラスワンのことにもふれて「人にはさまざまな個性がある。十人十色です。それは政治の基本です。メインストリームだけをみて、その脇の細い道を歩いている人が見えないのはだめなんです。言葉の暴力で人を差別する人間が都のトップにいてはいけないんです。それは恐怖です。今度の選挙はオリンピックだけじゃなく、もう一度立ち止まって考える機会です。みんなで考え抜く。明日の天気は変えられないけど、明日の政治は変えられるんです」。

ここで記者会見。雰囲気に飲まれてか?なかなか質問が出ない報道陣に向かって上野さんが「ババア発言のときもマスコミはだめだった。変な質問したら承知しないよ」と一喝!ますます萎縮するマスコミをアサノさんが逆指名する一幕も。

フロア発言は「ババア発言裁判原告から」「学校現場から」「働きながら親を介護する立場から」「母子家庭から」「在日から」「難病患者の立場から」など多彩。浅野さんは「今週発売の週刊朝日の表紙は僕と…もう一人(某現職知事)です。誌面で僕はババア発言に対して『あやまりなさい』と石原さんに言ったんです。なんてまあ大胆な…と思いましたが、あの人は『ごめんなさい』と絶対言わないですね」と一言。週刊朝日、私は買うぞ~。

結びは田中美津さん&有志の歌(口コミで広めよう!という趣旨です)でお開き。
アサノさんは「アサノ!」コールを背に笑顔で去っていきました。

女性勝手連への参加登録者はメールで200名を超えたとのこと。もちろん男性も、他県の方も参加可能、他の勝手連に入っていてもOKです。
下記サイトに参加方法が出ています。参加希望者は21日までにご登録を。
http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/8348c143e633f8d4550d5b51a4666afa