また会う日まで

都知事選挙の投票日の翌々日、早朝に父が天に召されました。
3日間ほど風邪で寝込んだと思ったら、あっという間に旅立ってしまいました。
84歳、眠るような安らかな最期でした。

父の葬儀ミサの締めくくりに歌った聖歌「神ともにいまして」です。


1)
かみともにいまして
ゆく道をまもり
雨の御糧（みかて）もて
ちからをあたえませ

*)おりかえし

　また会う日まで
　また会う日まで
　かみのまもり
　汝（な）が身を離れざれ

2)
荒れ野をゆくときも
あらし吹くときも
ゆくてをしめして
たえずみちびきませ

*)おりかえし

3)
御門(みかど)に入る日まで
いつくしみひろき
みつばさのかげに
たえずはぐくみませ

*)おりかえし


父と二度と会えないとは思いません。
また会う日まで、しばしのお別れです。

不屈。

昨日、浅野史郎さんの記者会見にいってきました。そのあと支援者のための会がありました。

浅野さんの言葉です。
「自分の不徳のいたすところです。申し訳ない。皆さんに不満のあろうはずがない。仕事のある人は休んで、学生さんも休んで、それぞれの持ち場でがんばってくださった。この選挙で失ったものもあったが、得るところもあった。前向きに考えましょう。本当にありがとうございました」
おつれあいさんの光子さんからも「みなさん支えてくださってありがとうございます」
場内は拍手、手拍子、「ありがとうございました！」のコール。

浅野さんに「申し訳ない」と言われると、なんて言ったらわからない。
これ以上ないくらい、浅野さんは闘ってくださったと思います。
ごめんなさいと言わなきゃいけないのは私！

シローさん、記者会見は冷静だったけど、本当は怒りに震えていたんじゃないかなぁ…。
「都民の皆さん、本当に大丈夫なの？」ってきっと思っただろうと思います。

シローさんを応援できたことは、確かにすばらしい体験でした。いろんなことを学び、仲間にも出会えました。
これからも凹むたびに「そうだ、日本には浅野がいた」と思い直すでしょう。
アサノ都政のもとで、大きく息をしてみたかった。

石原都政、あと4年は耐えられない。
冗談じゃないわよ！
絶対全うさせないため、今後も連帯しましょう！

「集団自決」と教科書削除問題

今回の文科省の教科書検定で「沖縄戦の集団自決には軍の強要があった」という記述が日本史の教科書から削除されたことは、皆様ご存じと思います。
この暴挙に抗議すべく、緊急集会がもたれることになりました。沖縄からは辺野古のビデオを撮影された大島和典さんがいらっしゃいます。
ぜひご参加ください！


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■０４・１１　沖縄戦緊急学習会
ビデオ証言で学ぶ「集団自決」と教科書削除問題
──────────────────────────────────
●主催　出版労連教科書対策部
1945年、沖縄戦時の渡嘉敷島で住民みずから命を絶たされた「強制集団死」を体験し、自らも肉親にも手をかけざるを得なかった金城重明さんのビデオ証言上映と撮影者である大島和典さん（沖縄平和ネットワーク）による、沖縄からみた「岩波書店・大江健三郎沖縄戦裁判」や「教科書記述削除問題」についてお話しいただく予定です。
また、今回の文科省の「集団自決」に関する教科書検定の具体的内容について教科書出版の現場報告と「岩波・大江沖縄戦裁判」の最新状況をお伝えします。

○日時：４月１１日（水）１８時３０分～２０時３０分　開場：１８時
○会場：岩波セミナールーム　（岩波アネックスビル３Ｆ）
　地下鉄半蔵門線／都営三田線／都営新宿線神保町駅下車すぐ　岩波ホール裏
○参加費：無料　

★「金城証言-渡嘉敷島における集団死について」上映（３０分）

講師：大島和典　1936年生まれ。元四国放送社員。民放労連四国放送労組副委員長、徳島マスコミ共闘幹事、冤罪事件「徳島ラジオ商事件」支援組織事務局長など歴任現在、沖縄平和ネットワーク会員

四国放送で長年、ラジオ・テレビ番組の報道・制作業務に携わり、１９９６年定年退職。０４年１月、沖縄戦や米軍基地の現状を伝える平和ガイドになるため、徳島県から沖縄県へ移住。また同年４月より辺野古沖合の新たな米軍基地建設に反対する住民運動をビデオで撮り続け、その活動から２００５年ＪＣＪ市民メディア賞を受賞した。
現在も沖縄戦や米軍基地の取材をしながら、沖縄平和ネットワークの一員として修学旅行生等を対象に年間約８０回の平和ガイド活動を行っている。

・さきの教科書検定について
　　　吉田典裕（出版労連教科書対策部事務局長）
・「岩波書店・大江健三郎沖縄戦裁判」について
　　　大塚茂樹（岩波書店　沖縄「集団自決」訴訟担当）

主催：出版労連教科書対策部
共催：出版労連平和共闘委員会／教科書共闘会議／出版・産業対策部
後援：岩波書店労働組合　協力：沖縄平和ネットワーク