一寸の兎にも五分の魂~展覧会おぼえがき

美術展のおぼえがきと関連情報をすこしばかり。

三谷文楽のチケット その2

2012-04-22 | 文楽
三谷文楽のチケット。

本日4月22日が一般販売の開始日でした。

初日のチケット、それなりに大変でしたが、なんとか get できました。

やっぱり、パルコのチケットレスサービスでは、一般発売と同時に売り切れたようで……。別のところで、なんとか見つけました。

しかし、これだけあっという間に売れてしまうとは、購買層はどうなっているのだろう。

もちろんもともとの文楽ファンも少なくないのでしょうが、それ以外の層が多いはず……と思うのですが……。

去年の8月の杉本文楽も、お客さんの顔ぶれが国立劇場とか国立文楽劇場とはかなり違ったので、今回もどんな感じなのかちょっと楽しみ。

8月のお盆前後といえば、一番暑い時期。

9月の東京公演も控えていて、技芸員さんたちは大変だと思いますが……期待してますのでぜひ、おもしろいもの聴かせてください、見せてください。

そして、文楽好きの輪が広がりますように。

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KATAGAMI Style 三菱一号館美術館にて

2012-04-21 | 日記
KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン

三菱一号館美術館にて開催中。


2012年5月27日(日)まで。

見たら必ず、恋しちゃう作品が1つや2つはあると思います。

展覧会といえば、お楽しみはミュージアム・グッズ

カタログも買うので、両方買うとちょっとなあ……とものすごく迷ったけど、結局、購入したTシャツもおしゃれ。

ミュージアムショップのお兄さんやお姉さんが着ていたけど、スリムでいい感じだったから。

気が向いたら写真、載せます。


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待機中(?)の三味線弾きのポーズ

2012-04-20 | 義太夫三味線
が、かっこいいとつねづね思っているのですが。

誰それが、ということではなく、誰がとってもあのポーズはかっこいい……と思う。

たとえば太夫が語っていて三味線が入らないとき、景事などで三味線弾きがたくさん床にでていて自分は弾かないとき、などに、右腕で三味線の胴を右膝におさえつけながら、しゃらっと何事もなさそうに座っている、あの感じですね。

左手は添えるときもあれば添えないときもあるようですが。

あれがかっこいいので、やってみよう!と思ったら最初のうちは膝の上で三味線がぐらぐらして、それどころではありませんでした。

うっかりすると右手に持った撥を突っ込みそうになるので、危ないこと、危ないこと。

なんでもなさそうなのに、けっこう難しいんだなあ……

と思っていましたら、ふと、できるようになっていました。

といいますか、調弦に慣れてきたり、左手をつけるようになると、自然にできてくる?

左手は基本的に棹の上を自由に動かす必要があるので、左を使っていれば、自然に右腕ひとつで三味線を支えられるようになる、ということなのでしょう。

まあ、文楽や竹本のプロフェッショナルのみなさんのようにかなりの時間、微動だにせず(と見える)、というわけにはいかないかもしれませんが。

っていうか、弾くほうに集中しろよ!とつっこまれそうな気もしますが。


~ちょっと☆脱線~

「プロフェッショナル」で思い出しましたけど、今度N○Kの「プロフェッショナル」で大夫さんか人形遣いか三味線弾きを取り上げませんかねえ。

三業のどれでもいいんですけど……(まだとりあげられないですよね?たぶん)。

「仕事ハッケン伝」でもいいですけど……(1週間で浄瑠璃や三味線、人形遣いは厳しいか……さすがに)。

今まで興味がない人でも、TVで見れば、聴けば、興味もつ人もでてくると思うんです。すそ野を、もっと広げたい……
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文楽素浄瑠璃の会

2012-04-19 | 文楽
2012年7月7日(土)、七夕の日のお楽しみ。

文楽素浄瑠璃の会」(於 国立文楽劇場)14時~

源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
 九郎助住家の段
  豊竹咲大夫/鶴澤燕三

義士銘々伝(ぎしめいめいでん)
 弥作鎌腹の段
  竹本住大夫/野澤錦糸

入間詞長者気質(いるまことばちょうじゃかたぎ)
 持余屋の段
  豊竹英大夫/鶴澤清介


チケット絶賛発売中です。

いまなら、まだあるみたいですよ!! まだの方はお急ぎあれ。

かくいう私も、この日は仕事が入っているにもかかわらず、万に一つの可能性にかけて、チケットだけは買ってあるんです。しかも、すごくいい席を!


わたしとしては、絶対に聴きたいこの公演。でも、行ける確率は、それこそ織姫さまと彦星さまが再会できる確率と同じくらいかな……。

それでも、なにかのお守りみたいに、チケットは買ってあるのです。売り切れちゃったら、それまでだから。

ま、だめだったら代わりに行ってくれる人はいるので、なんとかなるでしょう。

行けるといいなあ……

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三谷文楽のチケット

2012-04-15 | 文楽
パルコ・プロデュース公演 三谷文楽其礼成心中


しばらく前からあちらこちらで先行販売がはじまっています。

一番最初のPARCOカード先行販売の抽選では、初日やお盆休みの時期を選択していたので、あえなく落選。

せっかくこれのために、すごく急いでカード作ったのに(ぶつぶつ……)。

その後条件をかえてみたりして、なんとかめでたく席は確保したものの……仕事の予定がどうなるか、まだちょっと見えない先の話。

でも、ぼやっとしていたら絶対売り切れちゃうし、どうせ一般発売の4月22日になったからといって予定がみえるわけではないので、えいやっと買ってしまいましたよ。

ぴ○や○+で買うと、手数料がけっこう高いのがイタイ……。

できれば、初日もおさえたいのですが、今回の先行販売ではすでに×印が……。おそらく招待でだいぶおさえられているだろうから、初日は難しいかなー。

でも、やっぱりこればっかりは、初日にも行きたいです。

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ソナヘの日々

2012-04-13 | 義太夫三味線
この春から、義太夫三味線のお稽古をはじめました。

待ちに待った三味線も届き、最初のお稽古「ソナへ」。

最初の3つの音は「は」「い」「ろ」

たったこれだけのはずなのですが、これがなかなか。

話には聞いていたものの、やはり一の糸は本当にお腹に力をいれないと音が出ない。

わたしのようなへなちょこな撥さばきでさえも、曲がりなりにもお腹に力を入れたときと入れないときとでは、音が違う。

まずは、手元をみないで「一」「三」「二」の糸をつかまえられるようになること。

とにかく手元はみない。見ないで体で覚える。

ただひたすら、「は」「い」「ろ」……。

ここからはじまるのです。


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大塔宮曦鎧

2012-04-11 | 文楽
2012年4月11日(水)11:00~
NHK-FM「邦楽のひととき」にて、

大塔宮曦鎧(おおとうのみやあさひのよろい)~身替り音頭の段~>」(竹本文字久大夫、野澤錦糸)無事、収録。

3月の「あぜくらの集い」で聴いて以来、すっかり気に入ってしまった身替り音頭。

試行錯誤の末、なんとかネットラジオ「らじる★らじる」から録音成功。

明治25(1892)年以来、100年の時を越えて復曲された演目ですが、「あぜくらの集い」では前の段の「六波羅館の段」から演奏されておりまして、これがまた、おもしろい。

できれば両方とも、ラジオで放送していただきたいものですが……。


とても魅力的な作品でありながら、人形浄瑠璃として舞台にかけるにはいろいろとクリアすべき事情もあるようで、そうすぐには文楽公演にかけられるかどうかわからないらしく、そうであればなおさら、こうして素浄瑠璃としてラジオなどで放送していただけるのはありがたいことです。

NHKでも、文楽や義太夫の放送は年々少なくなりつつあるのかなあ、という気がしなくもない今日この頃ですが……、ちゃんと聞いてますからもっとかけてくださいな。

よろしくお願いいたします。

~ちょっと脱線☆~

ちなみにこの「身替り音頭」は、多田満仲と美女御前の物語をベースにしているらしく、劇中の「身替り音頭」では美女御前の身替りに首を討たれる幸寿丸の話がうたわれているとのこと。

そのときはお恥ずかしながら、なんのことやらさっぱり、で家に帰って調べてみたら、銕仙会の能楽辞典にわかりやすい説明がありました。

こうなってくると、能の「仲光」も観てみたいものですが……。なかなかそっちまでは手(というかお金)がまわらないのですけれど。
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