第45回 織田幹雄記念国際陸上競技大会(広島ビッグアーチ)に行ってきました。
家を9時30分に出たのに、高速をつかって車を飛ばしたけど、ところどころ渋滞してて(長いところは20キロくらい)会場付近に着いたのは12時30分をまわってました。しかし、会場まで500mというところからがとんでもなく長かい時間でした。駐車場は満車だったため車が出て止まるスペースが空くまで待たなきゃならなかった。延々と車の中で待って、少しずつ進んでたけど結局、駐車場に止めれるまでに1時間30分ちかくかかってしまった。
2時に到着。
ほとんどの種目は予選が終わっていて、これから決勝が始まるっていう頃に滑り込みで間に合ったという感じでした。
まぁ間あったのでちょっとホッとしました。
楽しみにしてたのは女子100mの福島千里選手!この人の走りだけを見に来たッて言っても過言ではない!
午前の予選では11秒50の好タイムでトップ通過していました。
さぁ、決勝です!(ちょうど始まる寸前に到着して良かったぁ~)
でも・・・。
3レーンが空いてる・・・。
ほかのレーンを見渡して、福島選手の姿を探しました・・・いない。。。
まさかの棄権・・・(かなぁりショックでした)後で知ったんだけど、どうやら決勝前のアップで、ふくらはぎに痙攣が起きたために棄権したとのことです。大事をとって休息するって大事だもんねぇ。好タイムを出してただけに残念でした。
そんななかボクの目を惹いたのは1人の外国人選手でした。
オーストラリアのメリッサ・ブリーン選手。
『パン!』乾いたピストルの音が響きました。
各選手、きれいにスタートを切りました。最初、メリッサ選手は出遅れたかなって思ったけど、力強い走りでぐんぐんペースを伸ばしてごぼう抜き。
トップでフィニッシュしました!タイムは11秒27です。
市川華菜選手(中京大)が11秒28で2位に入りました。
なんとメリッサ選手と1/100秒差!おしぃ~い。若手の選手にも注目ですねッ。
表彰式の様子です。
女子100mとは別におもしろいなぁって思ったのが、女子3段跳!(女子ばかりでごめんなさい。もちろん男子の種目もちゃんと見ました!)レベルが高ったです。
昨年の全日本の1位~10位までの選手が勢ぞろいしていたようだし、リンダ・アレン選手(オーストラリア)と裴燦美(ぺ チャンミ)選手(韓国)が出場していました。
3段跳はまず全員3回跳びます。3回の跳んで上位8位までが4回目以降を跳ぶことができます。計6回跳んで、すべての跳躍のなかで一番いい記録が認定されて順位が決まる、という仕組みになっています。(今日知りました)
ここでも外国人選手の活躍が目覚ましかった。
リンダ・アレン選手
ホップ・ステップ
ジャンプ!
キレイな跳躍。まるで鳥のような美しい跳躍です。
13m33を跳んで、彼女の自己ベスト13m40に迫る記録を残して堂々の優勝を飾りました。
表彰式の様子です。
中央が優勝したリンダ・アレン選手。
左の白いユニフォームが2位の裴燦美(ぺ チャンミ)選手、ジャンパーを着ているのが3位に入った三澤涼子選手(ヤマトスポーツプラザ)です。
リンダ選手は競技が始まる前の練習で、念入りに歩幅を合わせたり跳躍位置の確認をしていました。サングラスをかけていたけど少し厳しい表情をしているなぁという印象を持ちました。競技中、跳躍した後も「うまくいった」という顔をすることはなかったし、終始引き締まった表情をしていました。自分の世界に入っていたのか、集中力を切らさないよう心がけていたのだと思います。
だから、表彰台で賞状や記念品を受け取った時にみせた笑みには、ほんとうに嬉しさがにじみ出ていました。
【上位8位までの記録】
今日は、お目当ての福島選手の走りを見れなかったのは残念でした。
でも、あらためて陸上のおもしろさを発見できた1日だったように思います。
トップアスリートの競技を見れて良かったぁ~。