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2011年06月02日 | 世界史

「中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇」です!

中野京子先生はドイツ文学がご専門です。でもヨーロッパの名門中の名門貴族ハプスブルク家に魅入られ、美術史家としてもご高名な方です。

「ハプスブルク」を冠した企画展ではゲストスピーカーで講演されることが多いです。
2年前に「大ハプスブルク展」が西洋美術館(東京 上野)・京都国立博物館(京都市)で開催されたときには、『マルガリータ王女』が日本初来日しました。このとき初めて講演を聞きましたが、話が面白い!
血にまみれたスペイン・ハプスブルク家の家系と栄枯盛衰をひじょうにわかりやすく、歴史の裏側を絵画を通して話されていました。

高校の世界史では美術や芸術家といった文化的な面はあまり触れることはありませんが、だからといって大事でないわけではないので、中野先生の話を入口としながら自分なりの切り口で歴史上の人物の人物像を語るようにしています(今の勤務先では教える機会はありませんが・・・)

受験には必要ない知識だけど、「歴史は人が動かす」ものである以上、人に興味を持てば歴史の意外な一面・おもしろいところを発見できるのでは!?



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