ボウリングが上手くなりたいと思い、PBAの映像等を何度もスロー再生し、TVの前でボールを持ちながらあれこれ試すことがあります。
リリース直前・直後のリストの動きや肘の動きなど、目で見て形を真似してみて、翌日センターで実際にボールを投げてみますが、うまくできたためしがありません。
大抵はあきらめ、前日に試そうと思ったことは一切忘れ、自分自身で理解できる判りやすいイメージを新たに頭の中に描きながら練習を再開するのですが、後でビデオに撮った映像を見ると、真似しようとしてもできなかったことがその後の練習でできていることがあります。
判りやすい例では、例えばスイングの途中で肘を入れるという動きをやろうとした場合、意識して肘を曲げようとすると曲げるタイミングが遅くなってうまくいきませんが、ボールの下側にフィンガーを持っていく意識で投げると自動的に肘がベストのタイミングで入るなど、形から入ってもうまくいかないことが、感覚的なイメージとして捉えてやってみると、結果的にできるようになったりすることがあります。
理想のフォームで理想のボールを繰り出すためには、自分自身で理解できる正しいイメージ・感覚を見つけ、それらを頭で考えずに自然なこととして表現できるようになることではないかと考えています。
正しいイメージ・感覚を探すためには、自分のフォームをビデオで撮って後で確認する作業は大変有効だと感じます。
自分ではやっているつもり・できているつもりでも、客観的な第三者の視点で見るとできていない、あるいは間違ったことをやってしまっているということも結構あり、間違った感覚が一度身についてしまうと修正が難しいため注意が必要です。
感覚といえば、以前はリリース時のリストの状態(カップの角度、フィンガーの位置など)がどのようになっているのか、ビデオで確認しないと判らなかったのですが、今年4月頃、ある日突然ボールを投げながらリスト部分がリリース中にどのような状態になっているのか、手に取るように判る感覚が芽生えました。目から鱗が落ちるような衝撃的な体験で、それまで制御しきれなかったアクシス・ローテーションを自分の意思で思い通りに近いレベルで変えることができるとか、ボールの上側半分だけをフィンガーで引っ掛けて回転を掛けるなどの細かい制御を自分の意思でやれるようになりました。
「ついに掴んだかっ!!!」と思ったのですが、翌週にはその感覚がまったく無くなってしまい、ひどく落胆しました。どうやってもその時の感覚を思い出せないのです。
ですが最近、ボールの回転が直ってきたら徐々に当時の感覚が蘇ってきました。初めて衝撃を受けた時ほどの鮮明さはないのですが、それでもかなりはっきりと、リリースの短い瞬間のリストの動きなどが判るようになってきました。
師匠にこのことを話したところ、余計な力が抜けて最低限の力しか使わないようになるとそのような感覚が出てくるとのこと。
さらにその感覚を研ぎ澄ませると、リリース時に薬指を先に抜いて中指を後から抜くとか、その逆など、相当細かい制御も可能になるそうです。
なるほど、ボールの回転を直す過程で余計な力を抜くことが重要だという基本的なことに改めて気がついたことで、結果的にその感覚も蘇ってきたのかと理解しました。
ただ、また細部でモヤッとした部分があって鮮明さに欠けるので、まだ若干余計な力が入っているようです。
よく「力を抜け」と言われますが、その言葉の本当の意味を理解し、また実践することは非常に難しいことだと思います。ですが、それができるようになれば、そこには今までとはまた違った世界が待っているのではないかと思います。
リリース直前・直後のリストの動きや肘の動きなど、目で見て形を真似してみて、翌日センターで実際にボールを投げてみますが、うまくできたためしがありません。
大抵はあきらめ、前日に試そうと思ったことは一切忘れ、自分自身で理解できる判りやすいイメージを新たに頭の中に描きながら練習を再開するのですが、後でビデオに撮った映像を見ると、真似しようとしてもできなかったことがその後の練習でできていることがあります。
判りやすい例では、例えばスイングの途中で肘を入れるという動きをやろうとした場合、意識して肘を曲げようとすると曲げるタイミングが遅くなってうまくいきませんが、ボールの下側にフィンガーを持っていく意識で投げると自動的に肘がベストのタイミングで入るなど、形から入ってもうまくいかないことが、感覚的なイメージとして捉えてやってみると、結果的にできるようになったりすることがあります。
理想のフォームで理想のボールを繰り出すためには、自分自身で理解できる正しいイメージ・感覚を見つけ、それらを頭で考えずに自然なこととして表現できるようになることではないかと考えています。
正しいイメージ・感覚を探すためには、自分のフォームをビデオで撮って後で確認する作業は大変有効だと感じます。
自分ではやっているつもり・できているつもりでも、客観的な第三者の視点で見るとできていない、あるいは間違ったことをやってしまっているということも結構あり、間違った感覚が一度身についてしまうと修正が難しいため注意が必要です。
感覚といえば、以前はリリース時のリストの状態(カップの角度、フィンガーの位置など)がどのようになっているのか、ビデオで確認しないと判らなかったのですが、今年4月頃、ある日突然ボールを投げながらリスト部分がリリース中にどのような状態になっているのか、手に取るように判る感覚が芽生えました。目から鱗が落ちるような衝撃的な体験で、それまで制御しきれなかったアクシス・ローテーションを自分の意思で思い通りに近いレベルで変えることができるとか、ボールの上側半分だけをフィンガーで引っ掛けて回転を掛けるなどの細かい制御を自分の意思でやれるようになりました。
「ついに掴んだかっ!!!」と思ったのですが、翌週にはその感覚がまったく無くなってしまい、ひどく落胆しました。どうやってもその時の感覚を思い出せないのです。
ですが最近、ボールの回転が直ってきたら徐々に当時の感覚が蘇ってきました。初めて衝撃を受けた時ほどの鮮明さはないのですが、それでもかなりはっきりと、リリースの短い瞬間のリストの動きなどが判るようになってきました。
師匠にこのことを話したところ、余計な力が抜けて最低限の力しか使わないようになるとそのような感覚が出てくるとのこと。
さらにその感覚を研ぎ澄ませると、リリース時に薬指を先に抜いて中指を後から抜くとか、その逆など、相当細かい制御も可能になるそうです。
なるほど、ボールの回転を直す過程で余計な力を抜くことが重要だという基本的なことに改めて気がついたことで、結果的にその感覚も蘇ってきたのかと理解しました。
ただ、また細部でモヤッとした部分があって鮮明さに欠けるので、まだ若干余計な力が入っているようです。
よく「力を抜け」と言われますが、その言葉の本当の意味を理解し、また実践することは非常に難しいことだと思います。ですが、それができるようになれば、そこには今までとはまた違った世界が待っているのではないかと思います。