2016年に交通事故で大怪我してボウリングがあまりできなくなってしまいました。
2013年11月23~24日に品川プリンスで開催された第47回宮様チャリティーボウリング大会に出場し、総合で9位入賞しました。
予選8ゲームの成績
前半:254,246,162,269=931
後半:202,236,265,196=899
予選トータル:1830 16位通過
翌日の準決勝の成績
192,266,268,210=936
12ゲームトータル:2766 総合9位
大会の直前で風邪をひいて体調が悪く、手首の腱鞘炎も辛くて普段付けないリスタイで手首を固定しての参戦でした。正直何も期待していなかったのですが、まさかそれでこの結果とは・・・何が幸いするかわからないです。
レンコンはNBF全日本選手権と同じ外の切れたクラウンレーンで、思ったよりオイル量は少なかったです。
そのためA/Bシフト共に前半は打ちごろだったと思われますが、後半のシフトはAでかなり遅かったので、Bシフトの人は相当辛かったと思います。
幅があるのですが変化も早く、それなりに難しさがありました。9コールも4~5回かかりましたが、結局予選で300は出なかったです。
結果はもちろんですが、去年は後半の遅いレーンに対応できずに撃沈したのが悔しかったので、後半でプラスを増やせたことに満足しています。
今手元にあるボールです。
(1)バーニング・スィージSP37:ブランズウィック
ソリッド3:パール7の配合。よく転がり、よく走る。切れはないが持続的にピンに寄っていく動きがコントロールし易い。ミディアム~ミディアムドライ向きで、どのセンターへ行っても一番最初に使うベンチマークボール。気に入ったので2個持っている。
このボールで人生初を含む2度のパーフェクトを出した。
(2)オーラ:ブランズウィック
表面が曇ってる割りにはかなり走る。転がり感はバーニング・スィージに匹敵する。ドライゾーンでのキャッチは強く、かなり切れる。現時点のラインアップでは最強のボール。
(3)ミーンストリーク:ブランズウィック
RG:2.557だが結構楽に回せる。慣性が高い分先で切れるが、角が出るような切れではなく、緩やかにピンへ寄っていく感じ。手前が荒れたトーナメント後半で使用することが多い。ピンアクションは柔らかくて非常に良い。
(4)SURE THING:900グローバル
トーナメントの商品で貰った。これもよく転がる。表面が#2000で曇っている割りにはだいぶ走る。転がり感の強いコアに弱いシェルを載せたバランスがなかなか使える。
(5)パーフェクション:レボリューション
結構古いボールだがまだまだ現役。表面を#2000するとオイルに強く、品川と相性が良い。宮様チャリティーの地区予選会では助けてもらった。先の切れはないが、転がした分だけしっかり動く。コントロールし易い。
(6)レックレス:DV8
師匠からいただいた。初めは表面を#2000して使っていたが、結構シェルが強いのでポリッシュした。光らせたため先は切れるようになった。転がり感は今ひとつ。
(7)ゲームチェンジャー:エボナイト
規定変更で使えなくなったV2コアを改良したV5コアを搭載している。シェルはTHE ONEと同じGB10.7。物凄く転がって先で動く。ミディアムコンディション専門。速いレーンでは足りず、遅いレーンではキャッチが強くて使いにくい。
(8)ウィーケッド・スィージ:ブランズウィック
スィージシリーズの中では高慣性で転がり感があまりない。シェルも強いのでハイグロス・ポリッシュして使っているが、確実に先で切れるためコントロールがやや難しい。自分はあまり走って切れるタイプのボールは得意ではないみたい。
過去の書き込みを読み直してみたのですが、あまりに幼稚なことを書いていて驚いています。自分のボウリングも大分変化しているんだなぁ、という実感があります。ブログは独り言の記録として始めましたが、どうやらその点では意味のあるものと言えそうです。
自分の中でボールを曲げる時代は終わりつつあります。今は高速・高回転のボールを板目を使わずに投げることを理想としています。
以前は練習一辺倒だったのですが、最近はセンターの試合にもできるだけ出場するようにし、スコアを打つことにもかなり意識を持っていくようにしています。
現在ボールは自宅にあるもの、いくつかのセンターのロッカーにおいてあるもの、師匠に預けていてドリルしていないものなど合わせ、全部で9~10個程あります。今回は最近使っているボールのレビューを記録しておこうと思います。
■試合用
<ザ・ワン>(エボナイト)
今話題のボール。リアクティブながら耐油性能はエポキシを凌ぐという新素材。
ボールの曲がりはそれほど大きくはないですが、手前走って先で確実に切れます。キャリーダウンにかなり強い印象で、ピンアクションは今まで投げたことのあるボールの中では間違いなく最高です。レーンキャッチが結構強いので、早めにオイルの外にボールを出すと終いタレてしまいます。ピン前までできるだけオイルを使って先へ運んでやると結果が出ます。
勿体ないので試合のときしか使いません。最近ではさらに耐油性能を強化したシェルを搭載したビッグ・ワンという後継ボールが発売されています。
<トラウマXR>(ストーム)
師匠から練習用として貰いました。4~5年前に販売されていたボールのようで詳しい数値などの情報がありません。
リアクティブだと思いますが、手前走って先でかなり鋭く切れます。中古のプラグボールとはとても思えません。
ザ・ワンよりは若干キャリーダウンに弱いので、コンディションによってはザ・ワンと使い分けています。練習・試合兼用で使用しています。
<リコシェ・リバウンド>(コロンビア)
カバーボールとして使用しています。かなり走るようにドリルしてあるので、直球を投げると糸を引くようにきれいに真っ直ぐ転がります。
メインボールでも真っ直ぐ投げてスペアを取れるのですが、メインボールの寿命を考えてこちらを使っています。
■練習・遠征用
<Xファクター・リローデッド>(ストーム)
これも師匠から貰いました。2~3年前に販売されていたものと思われます。
シェルはパーティクルでミディアム~ミディアムヘビー向きです。回せば回すほど曲がりが出ます。
パーティクル全体がそうですが、ドライゾーンに入ってからフッキングするまでにリアクティブに比べて一呼吸時間がかかるので、その分スキッドが少し長くなるような感覚があります。したがってリアクティブでは遅く感じるレーンでも意外に使えるオールマイティーなボールです。他のセンターに遠征する際には必ずバッグに入れておきます。
<アイス>(エボナイト)
オイルがなくて狼狽するようなレーンに出くわした時のために買いました。目一杯走るようにドリルしてあります。
さっきまで遅くて苦しかったレーンで使うと、急にオイルが感じられるようになります。
しかし、所詮はリアクティブなので曲げようとするとそれなりに大きなリアクションが出てしまいます。遅いレーンの対応はボール交換だけでは不足で、テクニカルな対応も求められます。
<RS-1>(ロトグリップ)
以前ここでも紹介したボールです。パール・リアクティブのシェルに低慣性コアを組み合わせたものです。私はこのボールを2個もっていました。
オイルにはかなり弱いので、キャリーダウンしたレーンでは使い物になりませんが、手前のオイルが薄くなっていて先に乾いた部分がある状態だと最も大きな曲がりが出ます。コンディション限定ですが、ツボに嵌るとかなり派手なアクションをします。
<ギャロップ>(アシックス)
まだドリルしていません。嫁が今度閉鎖になるセンターのプロショップで安売りしていたのものを、私用にと買ってくれていたものです。
まだ販売されたばかりの新しいもので、コアの形状を見るとインフェルノと同じです。宣伝文句ではオイルに強く曲がるボールとのことなので、アブソリュート・インフェルノ(ブランズウィック)のようなものではないかと密かに期待しています。
しかし、こんなにボールが一杯あって、一体いつドリルすることができるのでしょうね。
昨年のコンディションとは、17ccで40ftのクラウンレーンです。
スタッフ「今日来ると思って、客を入れずに1レーン空けときましたよ。コンディションも去年と一緒になってますから。気をつけてください。」
私「えー、マジで? 空けとくのはいいけど、何で遅くするの?」
スタッフ「前のレーンだとスコア打てないって文句が多いのよ。大会のアベが下がるって。そんなことないはずなんだけどね。仕方ないから取り敢えず今週はこれで行きます。」
実際投げてみたところ、いやぁ、遅いですね。誰も投げてないレーンでいきなり30枚落としの20枚通しからスタート。昨年はこんなコンディションで投げてたとは・・もう忘れていました。
確かに40ftは入っていますが、全体にオイルが干上がった感じなので、ちょっと回しすぎたりスピードが落ちたりすると手前でつかまり、気を使って抑えて投げるのですが、逆に抑えすぎると戻りきらずに抜けてしまうような感じで、今の自分には難しい感じがします。
スタッフ「遅いですか? 最初苦戦してたみたいだけど、インサイド使うようになってから結構連発してましたよね。よそのセンターなんて、こんな感じじゃないですか?」
私「他のセンター並みに遅いですよ。RS-1だと合わないのでボール代えないと。スピードも回転も結構シビアですね。少なくとも回転かける練習とかは無理。朝はいいけど、夕方以降は遅すぎて投げれないかも・・・」
スタッフ「すいません。今週はこれなんですよ。来週以降はまた考えますんで。奥さんにもレーン変えたこと言っといてくださいね。」
エボナイトのアイスというミディアムドライ~ドライ用のボールが家にあるのですが、もしかしたら合うかも知れません。ロッカーのトキシックと入れ替えなくては。
しかし、スコアが打てないと文句を言うというのはどういう神経なんでしょうね。レーンに合せるのがボウリングだと思うのですがね。(そういう自分も文句言ってる訳ですが)
まあ、仕方ないと言えば仕方ないような気もします。ここのセンターでもハイレブ・ローダウン系のボウラーって、センタースタッフを除けば私一人だけだし(たまに師匠が顔を出しますが)、普通の人はこの程度で丁度良いんですからね。自分の方が特殊な訳ですから、こっちが合せないといけないんでしょうね・・・
ホームセンターはウッドで、オイルマシンにケーゲル社の製品を採用しています。
ケーゲルのマシンは高性能で、粘度の高いオイルを使用して板目1枚毎にオイルの添付量を調節できる優れものです。
オイルの粘度が高いことによりコンディションの変化に強く、オイルの濃い部分と薄い部分のグラデーションが作れるため、ボールの動きが滑らかな感じがします。
一方、日本で一番普及していると思われるのはシャトル2000と呼ばれる旧式のもので、オイルの添付量は3段階くらい、板目毎の濃淡の指定などはできません。
また、オイルの噴射機構の構造上の問題から、オイルの塗れない板目がどうしてもできてしまい、縦にオイルのある・ないのはっきりしたシマシマのレーンになります。
濃淡の微調整ができないため、オイルのある部分とない部分の違いが極端で、ボールがオイルの壁を抜けた瞬間、突然見えない壁にぶつかったかのように急激にフッキングしたりして驚きます。
また、縦にシマシマがあるので、たまたまオイルのない板目に乗っかってしまうと曲がってしまい、一枚外に出ると曲がらなかったりと、板目を使うボウラー泣かせのコンディションを作り出します。
一般的に初心者に対して板目に沿って真っ直ぐ投げなさいと教えるセンターが多いのは、シャトルを採用しているセンターが多く、オイルの壁を利用してポケットにボールを運ばせてスコアを稼がせようという発想なのではないかと想像しています。
さておき、ケーゲルのオイルパターンを掲載しました。ここに掲載したのは他のセンターのものです。ホームセンターのものは画像が手に入らなかったので代替品ですが、21ccで42ftのパターンであることから概ね似ています。
画像を見ると判りますが、色の濃い部分と薄い部分がオイルの量を表しています。中央部分が濃くなっており、外および先に行くにつれオイルの量が少なくなっています。
このように山形になったレーンではボールを外に出すとオイルが少ないので早めから曲がり始め、内を通すとオイルの瀬に乗っかって曲がりが小さくなるため、言ってみればどこからでもポケットが狙えるイージーなレーンです。
外ミスしても大きく曲がってポケット、内ミスしても曲がりが小さくてポケットというような幅のあるラインを見つけやすく、ボールが曲がるタイプのボウラーですと、おいしいラインを見つけると高スコアが打てることがあります。
先月末から、中のオイル量が1.2倍に増量になり、長さが40ftに縮まりました。
微妙な変化なのですが、実際投げてみるとオイルが短くなっているにも関わらず若干速く感じます。ただ、手前のオイルが多い分だけボールに与えた回転力が衰えないため、バックエンドのリアクションは激しくなり、曲がりの鋭さとピンアクションは以前よりも強烈で、ラインさえ見つかれば十分打てます。
他の常連さん達の中には結構苦戦している人もいて、今までオイルの壁を使って投げていた人達は、オイル量が増えて壁がはっきりしなくなったため、軒並みアベレージが20~30ピン程落ちているようです。
ただ、依然としてクリスマスツリーのような山形レーンのため、ボールが曲がらないわけではなく、打てる人は普通に打てています。
いろんなセンターの様々なレンコンを経験することはとても重要だと思います。アジャスティングの訓練を行うには武者修行は避けて通れません。
ホームセンターの常連さんはここでしかボウリングをしない人達が結構多いのですが、その方々の中にはスコアが打てるのは自分の技術が向上したからだと勘違いしている方も結構いらっしゃいます。
ですが、今回のようにコンディションを少し弄られると途端に何もできなくなってしまうということは、ボウリングに必要な能力がまだ身についていないということです。
センターのスタッフと話しましたが、スコアを打たせるのはたやすいことだそうです。打てるようなレンコンを作れば軒並み打てるようになるとのこと。
スタッフ曰く、最近常連のアベがだいぶ高くなってきてちょっと天狗になってるところがあるので、灸をすえる意味で変えてみたとのこと。
自分的には良い練習になるので、毎月変更してもらいたいぐらいなんですがね。他の常連さんの手前、あまり無茶はできないようです。
蛇足ですが、以前、ホームセンターの貸切の練習会があり、私の為にわざわざセンター側で報知オールスターのコンディションを作ってくれたことがありました。
投げてみたところ恐ろしいほど速く、15枚を通して外に膨らませるとどうしてもポケットまで戻ってきません。10枚のあたりを軽く膨らませるようなラインで投げてようやくポケットというような状態。
「ああ、俺ってストローカーなんだ・・」と思いました。プロは随分きついコンディションで戦っているんですね。
新しいことをやるときは、必ずチェックポイントを設け、ビデオを使って客観的な視点で確認をするようにしています。
色々気になる点はありましたが、全体的に無駄な力みが感じられます。そのせいでリリースの安定感に欠け、回転の掛かり具合にばらつきが出ています。
次に気になったのはリリースポイントが少し早すぎるみたいです。
通常はサムを抜くタイミングはリストが体の横を通過する直前あたりをイメージしており、そのまま手のひら全体で1メートル強ぐらいの距離ボールを押すというか追いかける感じで、これ以上ボールを追いかけられないというところまで行ってからボールを下に落としつつ軽く前に弾き出す感じでリリースするのですが、ビデオを見るとベストの状態より距離にして15センチくらい短いように思われます。
そのせいで若干アクシスチルトが付いてしまっているうえ、スキッドが短くなっていました。まあ、これは投げ急いでいるだけなので、比較的簡単に修正できそうです。
その他、自分でも驚いたのは、ストレートボールを投げる際のバックスイングの高さが思っていた以上に高かったです。
自分の意識の中では肩ぐらいの高さのつもりでしたが、映像で見ると頭よりも遥かに高い位置まで上がっていました。
バックスイングが高いのは良いのですが、ときどき背中に背負ってしまっている場合があり、そのせいでコントロールが乱れていたようです。
正確に投げられたときはバックスイングも真っ直ぐ後ろに上がっていますので、もう少しボールを後ろに引く際にスイングの軌道をしっかりとイメージする必要があることが判りました。
このバックスイングの高さを一投目のフックボールを投げる際にも適用できれば良さそうな気がするのですが、簡単ではなさそうな気もします。
今日の夜はホームセンターで貸切の練習会なので、ちょっと試してみるつもりです。
頭の中に良いイメージができつつあるため、まずまずのボールが投げられるようになってきました。
平日はセンターに来る人も少なく、センター側も気を使ってほとんど人が入っていないレーンをアサインしてくれるため、非常にコンディションが良いです。おまけに一人で投げているためコンディションの変化も少なく、一旦ラインが見つかるとストライクが止まらないような状態。いつもこんなに打てればいいのですが・・・
自分はあまりスコアは打てません。
何しろストレートボールのコントロールが相当に悪いため、スコアメイクができずかなりムラが出てしまいます。
ボールの回転や入射角度など、ボール自体の破壊力は結構あるため、コンディションが掴めるとストライクが止まらなくなり、その結果スペア機会も減ることから爆発的なスコアを立て続けに打つこともあります。
ただ、そういときは大抵コンディションが変化してたまたま自分に合ってきたとか、アジャストがたまたま嵌ったとか、偶然性が非常に強いため実力とは言い難いです。
打てるコンディションで打てても、打てないコンディションでそれなりにスコアを纏めるということができないのです。
スコアを気にすると現状の課題克服が難しくなるので、練習中はスコアを気にせずひたすら自分に与えたメニューをこなさなければいけないのですが、たまたまノーミスでスコアも結構出たりすると次のゲームで自然とスコアを気にして打っている自分が居たりして、まだまだですね。
プライドを捨て、周りを気にせず、いかに自分の練習に集中できるかが重要なのでしょうが・・
相模原パークレーンズのサイトにエポキシ樹脂素材ボールのことが出ていますね。
http://www.parklanes.co.jp/
エポキシとはリアクティブに代わる新素材で、ボウリングマガジンの記事によると、スポイトで垂らしたオイルを瞬時に吸収し、ポリッシュしても表面は光らないらしいです。
信じられないですね。そんなにオイルに強かったら超オイリーなレーンでもメチャ曲がりしそうにも思いますが、手前から噛み過ぎて使い物にならなそうな気もします。
それ以前に、そもそも日本でそんなボールを使用するコンディションなんてあるのか疑問です。
ボールを全然曲げられない人にとっては救世主になるかも知れませんが、普通程度に曲げられるボウラーにとっては、どんなレーンで投げてもロールアウトする糞ボールのような気がしてなりません。素材に対する興味はありますが、前例がないので速攻買いは控えた方がよさそうです。
プロやアマチュアの大きな大会で使用するスポーツコンディションは別にして、一般的な日本のボウリング・センターのコンディションは非常に遅いという話をよく聞きます。
自分の場合、オイルに強いボールを使用すると手前を走らせることが難しくなるため、ミディアム~ドライ用のボールをポリッシュしたものを好んで使います。 箱出しのまま投げることはありません。
以前、師匠からストーム社のトキシックという、ストーム初のナノテクボールを貰いました。師匠曰く、曲がりすぎて使えないとのこと。3Gくらい投げただけの新品でした。
ヘビーオイリー用のボールでしたが、レーンキャッチの強さは半端ではありません。当時はあまりボールを曲げられなかったので、自分にとっては即一軍のエースになりましたが、その内まともなボールを投げられるようになってくると、あまりに早目から動き始めるので使いこなせなくなりました。今ではロッカーにしまったまま全然使っていません。
良いボールか糞ボールかの評価は人によって違いますし、同じ人でも投げ方が異なってくると評価も異なりますが、トキシックは糞ボールだと思います。トキシックⅡリミテッドが投売りされていますが、皆さん気をつけましょう。
最近評判がいいのは、エボナイト社のビッグタイムというパーティクル系のボールですかね。トミー・ジョーンズがこれを使ってPBAツアーで2勝を挙げています。コアは同じエボナイト社のゲームタイムと一緒ですが、シェルが少し違うようです。
特性としてはアークのようですが、ハードポリッシュし、ある程度のスピードと回転で投げられれば、手前走って奥でキャリーダウンをものともせずにしっかり切れます。値段も安いしお買い得かも知れません。
嫁は師匠からブランズウィックのレッドアラートプラスを貰っていました。師匠の別のお弟子さんが買ったものの、全然曲がらないといって数G使っただけで手放したそうです。
ですが、実際のところ強烈に曲がりますね。コンディションによっては私よりも嫁の方が板目使って投げてます。シェルはパワーコイル18というもので結構昔からある素材ですが、コアと絶妙にマッチングしているみたいです。あれは実力以上のボールを投げることができる麻薬のようなものだと思います。日本でブランズウィックが人気があるのが判るような気がします。(自分はブランズウィックを使ったことないんですが・・)
ちなみに、よく「ドライコンディションで手前が走って奥で切れるボールないですかね」と聞かれますが、そんな都合の良いボールは存在しません。本当に走るボールは奥へ行ってもそのまま行ったきりです。
走って切れるというのは、フックポテンシャルがそれなりにあるボールを使っていかに手前を走らせられるかという問題と同義であり、基本的に手前にオイルが感じられるコンディションでしかあり得ません。