ユニオンぼちぼち立命館分会

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【記事】北大も「雇い止め」不安 非正規職員初調査

2009-05-25 09:26:49 | メモ
◆北大も「雇い止め」不安 非正規職員初調査
 (2009年5月21日『北海道新聞』)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/166636.html
【以下全文。強調は引用者による】
 北大教職員組合(宮崎隆志委員長)は、北大の非正規職員を対象に「雇い止め」など不安定な労働実態について初めての調査を行い、結果をまとめた。フルタイムで働く職員の六割が担当業務の内容は正規職員以上か同じと感じている一方、低賃金や雇い止めで生活に不安を抱いている現状が明らかになった。
 調査は昨年十二月から今年二月にかけ、主に事務系一般職の非正規約八百人に質問を送り、二百六十七人から回答を得た。うち週四十時間勤務のフルタイムで働く契約職員六十人、週三十時間以内の短時間勤務職員百六十七人について分析した。北大の労働契約は原則一年、期間は最長三年とされている。
 担当業務の内容は契約の61%、短時間の39%が「正規以上」「正規と(ある程度)同じ」と回答。「比較できる正規がいない」が契約で29%、短時間で33%あり、同組合は「正規を置かず、実質業務を非正規に一任している表れ」と指摘する。
 一方、生活面では、税込み年収は契約が平均約三百五十万円、短時間は百数十万円。契約の77%、短時間の65%が「生活が苦しい」と感じ、全体の八割以上が「次年度への不安が大きく業務に打ち込めない」「仕事の流れをつかんだころに雇用満了になってしまう」などとして雇用期限の撤廃を望んでいた。
 宮崎委員長は「非正規職員は大学の中核的業務を担っているが、処遇が見合っていない」として、大学側に待遇改善を求める方針。▲

投票期間延長のお知らせ

2009-05-22 16:18:25 | 2009労働者代表選挙
衣笠キャンパスでも新型インフルエンザ対策の休校措置がとられたことにともない、労働者代表選出選挙の投票期間が延長されることになりました。

 5月18日(月)から5月29日(金)(土日を除く2週間)
          
 5月18日(月)から6月5日(金)(即日開票)に変更します。

いずれも午前10時から午後5時まで。ただし、土日祝日は除く。
この期間内にやむをえない理由で投票できない場合は、選挙管理委員会までお問い合わせください。

衣笠キャンパスの投票場所一部変更のお知らせ

2009-05-18 20:35:42 | 2009労働者代表選挙
本日よりスタートした「立命館大学労働者代表選出選挙」の投票受付ですが、衣笠キャンパスにおける投票場所が一部変更になりました。

◆衣笠の文学部に出講されている非常勤講師の方々の投票場所が、文学部の講師控室から教職員会館に変わります。

教職員会館は、洋洋館の西脇にある、カフェ〈山猫軒〉に隣接した建物です。
ご注意ください。

衣笠キャンパスの労働者代表候補:内藤義博さん

2009-05-18 00:03:56 | 2009労働者代表選挙
一つ前のエントリーでご案内しましたとおり、5月18日(月)より、5月29日(金)まで、「立命館大学労働者代表選出選挙」が行なわれます。

衣笠キャンパスの労働者代表候補は、
◆内藤義博さん(産業社会学部 非常勤講師)
◆高橋直人さん(法学部 准教授)

のお二人です。

〈ユニオンぼちぼち立命館分会〉は、非正規雇用労働者の立場からの訴えを特に強く打ち出している、内藤義博さんを応援いたします。

以下、内藤さんの所信表明を選管広報より引用します。
 私、内藤義博は、20数年前から立命館大学でフランス語の非常勤講師として働いています。現在、関西圏大学非常勤講師組合の副委員長をしています。
 立命館大学では期限の定めのない教職員のほかに、私のような非常勤講師、嘱託常勤講師、助手、契約職員、アルバイト職員など非常に多様な有期雇用の労働者が働いていますが、私たちにとって雇用安定化や給与などの労働条件は、生活の質の問題以前の、生活が成り立つかどうかの問題です。年配の有期労働者にとっては老後がまったく見えない、若い有期労働者にとっては研究や結婚を含む将来の生活設計が作れないという状況の中で働いているのが現状です。有期労働者が立命館大学のために多大な貢献をしているにもかかわらず、たんに有期契約だというだけで、「ポイ捨て」をされたり、均等待遇からほど遠い労働条件を押しつけられることは、許されません。また理事会は、非常勤講師を含む、すべての労働者を対象とした就業規則の改定と懲戒手続規定の制定を検討しています。こういうときだからこそ、有期労働者の立場に立って理事会にたいして物言う労働者代表が必要だと考えます。
 私が労働者代表に選出されれば、法人と雇用関係を結んでいる労働者の意見を幅広く聞いたうえで、労働者の雇用を守り、よりよい労働条件を獲得するために行動します。
内藤さんが所属されている〈関西圏大学非常勤講師組合〉のホームページはこちらです。⇒http://www.hijokin.org/

内藤さん、ともにがんばりましょう!
有権者のみなさん、衣笠キャンパスの労働者代表選出選挙では、ぜひ内藤さんに一票を!
(*投票方法などは[こちら]をご覧ください)

立命館大学で働くみなさんへ!――労働者代表選出選挙のお知らせ

2009-05-17 22:57:53 | 2009労働者代表選挙
立命館大学で働くみなさんへ重要なお知らせです。

明日、5月18日(月)より、5月29日(金)まで、「立命館大学労働者代表選出選挙」が行なわれます。

この選挙は、立命館大学で働く者の労働条件を適正に保つため使用者(学校法人立命館)側とかけあう役割を担う、「労働者代表」を決めるために行なわれます。つまり、この選挙の結果が、立命館大学で働く人々の今後の労働条件に反映されてくるのです。非常に重要な意味をもった選挙なのです。

この選挙では、専任教員・専任職員のみならず、契約職員・非常勤講師・PDフェロー・事務補助アルバイトといった非正規雇用で働く方々や、RA・TAに代表される院生労働者、レインボースタッフ・ライブラリースタッフの学生労働者も投票権を有します
(*ただし対象は、5月1日現在において学校法人立命館と雇用関係にある労働者のみです。また、派遣職員は派遣元において行なわれる労働者代表選挙において投票するものとし、本選挙には投票権を有しません。)

これまで自らの働く場における課題を「労働者」の意見として発信する機会から排除されがちであった非正規/学生・院生・ポスドク労働者のみなさまには特に、この選挙への意識を強く持っていただければ、と思います。貴重な機会ですので、しっかり権利行使してください。

では以下、主に非正規/学生・院生・ポスドク労働者の方々の投票方法について説明しましょう。

■投票場所
◆契約職員・事務補助アルバイト……各職場ブロックでの持ち回り投票が実施されます。
◆RA・TA・PDフェロー(ならびにCOEや教育予算関係のアルバイト)……各学部・研究科事務室に投票場所が設けられます。自分の契約関係・事務関係の手続きを担当する事務室の窓口に行ってください。
◆非常勤講師……衣笠キャンパスは各講師控室、BKCは教員ラウンジ、朱雀キャンパスはプロフェッショナルスクール事務室。
◆レインボースタッフ……情報システム課
◆ライブラリースタッフ……図書館サービス課

■投票日時
5月18日(月)から5月29日(金)の2週間。期間中各日、各投票所におけるそれぞれの開室時間内(それぞれ別途掲出されます)。

■投票資格の証明
選挙に際しては有権者リストが作成されますが、有権者であるのに法人作成のリストに掲載がない場合は、学校法人立命館発行の2009年4月分給与明細と身分証明書等の提示により、有権者とみなします。

■投票方法
立候補者が2名以上いる場合は、候補者連名で、信任する1名にのみ○(○のほかレ、×などを認める)を記入。不信任の場合は何も記入しない。立候補者が1名の場合は信任投票を行う。信任する1名に○(○のほかレ、×などを認める)を記入、不信任の場合は何も記入しない。これ以外の投票については無効とします。
(*衣笠キャンパスの場合は候補者が2名なので、「信任する1名にのみ○(○のほかレ、×などを認める)を記入。不信任の場合は何も記入しない。」となります。)

以上が簡単な説明になります。

もし、「投票に行ったが受け付けてもらえなかった」という事態があれば、メールで当分会までお知らせください。アドレスは、rbotiunion@yahoo.co.jpです。
(*当分会の分会員が<立命館大学衣笠キャンパス労働者代表選出選挙管理委員会>委員を務めておりますので、すぐに事態を選管事務局に連絡し、解決を図ります。)

それでは有権者のみなさん、必ず投票を行なってください!
(*なにかご質問がございましたら、上記アドレスまでお問い合わせください。)

地域労組(ローカルユニオン)に焦点を当てた記事

2009-05-05 17:29:22 | メモ
◆働くナビ:労働組合の組織率低下の中、地域労組が各地で誕生し加入者を増やしている。
 (2009年5月4日『毎日新聞』東京朝刊)
http://mainichi.jp/life/today/news/20090504ddm013100035000c.html
【見出し】
・「労働組合の組織率低下の中、地域労組が各地で誕生し加入者を増やしている。」
・「「非正規」の駆け込み寺 解雇、不払い…会社と団体交渉 活性化へ、連合も本腰」

「[……]正社員中心の労組には加入できなかった若者たちに働きかけ、首都圏青年ユニオンや派遣ユニオン、フリーター全般労組など個人加盟の労組への加入が増えた。個人加盟の労組の多くは名前にユニオンが付くため、「ユニオン系」とも呼ばれる。個人加盟で、より地域に密着した形で活動しているのが地域労組(ローカルユニオン)だ。[……]多くの若者はユニオンに相談に来た時、解雇や残業代の不払いには何もできないと思っていたという。ユニオンのメンバーとともに団体交渉をする中で、言うべきことは言っても良いことや会社と対等に交渉できることを経験し、仕事への自信や誇りを取り戻すケースが多いという。[……]」