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非営利団体における雇用を考える会(仮)― WAN争議を一争議で終わらせない ―
NPO法人ウィメンズ アクション ネットワーク (WAN) において、労働争議が発生しています。
上記ユニオンWANのホームページをぜひご覧ください。
「労働」の問題について人一倍敏感であるはずの非営利団体/女性運動(この事例はそれが二重にあるわけですが)が、こうした「労働問題」を引き起こしてしまう事態が、あとを絶ちません。
私たちは強い問題意識をもって注目しています。みなさんもご注目を。
▼cf.
ユニオンWAN
「ユニオンWANは、NPO法人WANに雇用されて働いているスタッフによる労働組合です。
09年9月に結成した小さな労働組合ですが、団体交渉を行って労働条件の改善に取り組んでいます。
残念ながらWANに限らず多くのNPOにおいては、使用者側に雇用の認識が希薄であったり、使用者責任についての自覚が乏しいことなどから、そこで働いているタッフ=労働者の権利を軽視するケースがみられるようです。非営利団体であっても、そこで雇用され働いている人は労働者であり、労働者としての権利があります。
ユニオンWANの第一の目的は,組合員の労働条件の改善ですが、全国のNPO職員の労働条件の改善のための運動にもつなげたいと思っています。」