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なんと、毎日更新。
ラーメン以外でも毎日更新。あくまで目標。

反省文

2006年09月07日 23時19分37秒 | ハリウッド版「機関車トーマス」
好評を得て連載を続けておりました「ハリウッド版 機関車トーマス」ですが、休載させていただきます。
「24」風にしようかとか、激しいアクションシーンと、カーチェイスと、銃撃戦と、パツキンダイナマイトバディのヒロインと、それに付随したお色気シーンと、爆破シーンは最低限盛り込み、あわよくば舞台を宇宙に移そうとしたんですけど。

まず、このままの状態で行けばテロリストと戦うのはムリ。
だって、手が無いもの。
アクションシーンムリ。
前と後ろにしか進めないから。
カーチェイスなんてもってのほか。
線路の上しか進めないし。
パンチもキックもムリ。
もちろん、銃撃てないし。
ヒロインも絡みようが無いし。
何せ主役は列車だから。
列車とパツキンのベッドシーンは無いでしょう。
爆破は出来るけど。
無理したら宇宙は行けるけど、目的も無いし。

何ですかその、「はじめに考えればわかるだろう」的なリアクションは。



忘れた頃にちょっとずつ話が進むかも。

まだ続いている

2006年09月06日 23時19分23秒 | ハリウッド版「機関車トーマス」
先日、ちょっと書いたハリウッド版「機関車トーマス」ですが。
真珠男君に好評だったのでもうちょっと続けます。
せめて爆破シーンは無ければ。

翌日、本来の急行車両とすり変わったトーマスは、ホームで発車の時間を待った。
人ごみでごった返すホーム。
この行きかう人々の中からテロリストを見つけ出す・・・。
顔が前にしか向かないトーマスにとって、それは不可能に感じた。
テロリストを見つけられないまま客車に乗り込まれれば、さらに絶望的である。くどいようだが顔が前にしか向かないのだから。

列車は13時にこのホームを離れる。
まもなくだ。
ホームに発車を知らせるアナウンスが流れる、その時だった。

続く。

世界を救う

2006年09月04日 22時43分13秒 | ハリウッド版「機関車トーマス」
列車型改造人間として生まれ変わったトーマス。
しばらくは普通の列車として第二の人生を送っていた。
しかし。

彼を改造した博士は悩んでいた。
トーマスは本来、安全な列車の運行を目的として開発したシステムだ。
その目的のためにトーマスの能力を使えば、確かに鉄道犯罪は減るだろう。
しかし。
その能力、そしてやがて来る戦いのために、トーマスは傷つき、やがて倒れる日も来るかもしれない。
友人である彼のためにも普通の列車として生きていくのが良いのだろうと考えていた。

ある日、トーマスは、自分に乗車した黒いスーツの男が携帯電話で話しているのを聞いてしまった。
「・・・・問題のテロリストは明日、ウォータールー発の急行電車で逃走をするらしい・・・・」
おそらくそれは以前からテレビを騒がせているテロリストのことに違いなかった。
トーマスはすぐに、この会話のテロリストを捕らえることを決めた。
そんな危険な人物を野放しにしておくわけにはいかない。
何より、彼の愛する鉄道が犯罪者の逃走に使われることが許せなかった。

続く。

生まれ変わった不死身の体

2006年09月03日 23時04分43秒 | ハリウッド版「機関車トーマス」
鉄道を愛する男がいた。
彼は、特に滅び行く蒸気機関車を愛していた。
蒸気機関車のその力強い車体に魅せられていた。
彼はロボット工学がウリの電気機器メーカーに勤める会社員であったが、休みには欠かさず鉄道を見に出かけた。

彼の勤める電気機器メーカーで事故があった。
研究施設が爆発し、大半が瓦礫の山となった。
逃げ出すことには成功したが呆然と立ち尽くす研究者たち。
瓦礫の山から人のうめき声が聞こえた。
鉄道を愛する、その男だった。
研究者たちの中から一人、彼と普段から親交の厚い博士が進み出て、抱き起こした。
まだ、生きている。しかしこのままではやがて死んでしまう。
この山奥の研究施設では救急車を待っている暇は無い。

博士は彼を自分の研究していた技術で甦らせることにした。
その技術は鉄道の車両を自律的に稼動させ、運用するシステム。
ここに、そのシステムを活用した第一号の車両が完成した。

「機関車トーマス 第一章 ~誕生~」

彼は後に世の中の鉄道犯罪を防ぐヒーローとなる。
Comming Soon!!