好きだからこそ、奪われて傷付いた。好きだからこそ、傷付きたくなくてその手を止めた。好きだからこそ、いつまでも忘れられなかった──
[アニメCanvas2公式サイト]
浩樹達3人の過去の関係に基づく盗作エピソードだけに、エリスをどう絡めてくるかと思いましたが、思ったよりエリスがアグレッシブに動いてくれましたね。それこそ、霧だけだったら前回の過去編終盤のごとく陰鬱とした雰囲気であと2~3話ぐらい引きずりそうでしたが、気持ちいいまでのエリスの叱咤っぷりで、浩樹覚醒編の幕開けです。
最後で浩樹が柳に、絵を止めた理由はお前じゃない、ということを言いましたが、実際そうなのだと思います。勿論、柳のやった事は許されない事ですし浩樹に与えた影響も大きかったはずですが、結局の所、浩樹が絵を描けなくなった主要因は、「自分の方が柳より上だ」という自負やプライドが邪魔をしていたせいなんじゃないかと思います。いくら絵を描こうとしても、無意識に柳と比較しようとしてしまう。純粋に自分の絵に取り組めなくなった、それこそが浩樹の不調の原因でしょう。エリスは、部内の風当たりが悪くとも、自分の信じる絵を描こうとしている。曲がりなりにも第一線のプロ画家である柳のアドバイスより、自分が信じる浩樹のアドバイスを優先しているように。
そして、柳の告白を受け、浩樹が苦しい言い訳を使ってまで柳と向き合うのを避ける様子を見て、エリスは失望と共に叱咤する。自分が慕っていた、尊敬する師匠は、そんな簡単にへこたれて絵を捨てるような人じゃない、と。確かに、画家にとっては大切な作品の魂とも言えるはずのモチーフを奪われたらショックだ。けど、画家は一つだけでなく、もっとたくさんの魂を生み出すことが出来る。そしてその魂はどれも違う形を持っている。その魂の一つを奪われて感じた痛みに怯え、新しい魂を生み出す事を恐れては駄目だ、と。ぶっちゃけ、浩樹は一端挫折するとどこまでも転げ落ちてしまう弱い人だった訳ですね。そういう意味でも、アグレッシブに自己を貫くことの出来るエリスが、やっぱりヒロインとして適格と言えるかも知れません。また第1クールでの逆境を乗り越えた彼女だからこそ出来た叱咤かも知れませんね。
自分の気持ちを自覚し(6~9話)、自分自身を見直し(10~11)、自分が進むべき目標を12話までに定めたからこその今。逆境はむしろ終盤のハッピーエンドに至るまでのタメだと思っていた自分としては、実に期待通りの展開で、これからの浩樹復活エピソード、エリスの赤克服エピソードが俄然楽しみになってきました。
F&C過去ネタは今回は判らず。あるのかも知れませんが時間が無くてギブアップ。
柳の紹介の時の教職員の中にいるかも。
◆アイキャッチ
通算三度目の中の人シリーズ。今回は浩樹役の櫻井孝弘さんと、紗綾理事長代理役の猪口有佳さん。櫻井さんの浩樹ですが、アニメ版のような優男面ではなく、全然別のジャンルの漫画に出てきそうな渋クールな浩樹でした。何気に上手いですな。一方の猪口さんの紗綾ですが、確か、以前行われた角川系のイベントにて猪口さんが、エンディングに自分(紗綾)が出てないからと、エンディングぽい裸の絵を描かせてもらいましたと言っていたそうで。まぁ裸の絵と言ってもそれほどせくしーな絵という訳ではありませんが。
それぞれ絵の趣向が違うとはいえ、今回は二人とも意外な絵心を見せてくれましたね。
しかし、なぜ今回この二人なのでしょうか。次回が紗綾のエピソードっぽいのに……。
-------------------------------------
読み終わったついでに押しちゃってください
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浩樹達3人の過去の関係に基づく盗作エピソードだけに、エリスをどう絡めてくるかと思いましたが、思ったよりエリスがアグレッシブに動いてくれましたね。それこそ、霧だけだったら前回の過去編終盤のごとく陰鬱とした雰囲気であと2~3話ぐらい引きずりそうでしたが、気持ちいいまでのエリスの叱咤っぷりで、浩樹覚醒編の幕開けです。
最後で浩樹が柳に、絵を止めた理由はお前じゃない、ということを言いましたが、実際そうなのだと思います。勿論、柳のやった事は許されない事ですし浩樹に与えた影響も大きかったはずですが、結局の所、浩樹が絵を描けなくなった主要因は、「自分の方が柳より上だ」という自負やプライドが邪魔をしていたせいなんじゃないかと思います。いくら絵を描こうとしても、無意識に柳と比較しようとしてしまう。純粋に自分の絵に取り組めなくなった、それこそが浩樹の不調の原因でしょう。エリスは、部内の風当たりが悪くとも、自分の信じる絵を描こうとしている。曲がりなりにも第一線のプロ画家である柳のアドバイスより、自分が信じる浩樹のアドバイスを優先しているように。
そして、柳の告白を受け、浩樹が苦しい言い訳を使ってまで柳と向き合うのを避ける様子を見て、エリスは失望と共に叱咤する。自分が慕っていた、尊敬する師匠は、そんな簡単にへこたれて絵を捨てるような人じゃない、と。確かに、画家にとっては大切な作品の魂とも言えるはずのモチーフを奪われたらショックだ。けど、画家は一つだけでなく、もっとたくさんの魂を生み出すことが出来る。そしてその魂はどれも違う形を持っている。その魂の一つを奪われて感じた痛みに怯え、新しい魂を生み出す事を恐れては駄目だ、と。ぶっちゃけ、浩樹は一端挫折するとどこまでも転げ落ちてしまう弱い人だった訳ですね。そういう意味でも、アグレッシブに自己を貫くことの出来るエリスが、やっぱりヒロインとして適格と言えるかも知れません。また第1クールでの逆境を乗り越えた彼女だからこそ出来た叱咤かも知れませんね。
自分の気持ちを自覚し(6~9話)、自分自身を見直し(10~11)、自分が進むべき目標を12話までに定めたからこその今。逆境はむしろ終盤のハッピーエンドに至るまでのタメだと思っていた自分としては、実に期待通りの展開で、これからの浩樹復活エピソード、エリスの赤克服エピソードが俄然楽しみになってきました。
F&C過去ネタは今回は判らず。あるのかも知れませんが時間が無くてギブアップ。
柳の紹介の時の教職員の中にいるかも。
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通算三度目の中の人シリーズ。今回は浩樹役の櫻井孝弘さんと、紗綾理事長代理役の猪口有佳さん。櫻井さんの浩樹ですが、アニメ版のような優男面ではなく、全然別のジャンルの漫画に出てきそうな渋クールな浩樹でした。何気に上手いですな。一方の猪口さんの紗綾ですが、確か、以前行われた角川系のイベントにて猪口さんが、エンディングに自分(紗綾)が出てないからと、エンディングぽい裸の絵を描かせてもらいましたと言っていたそうで。まぁ裸の絵と言ってもそれほどせくしーな絵という訳ではありませんが。
それぞれ絵の趣向が違うとはいえ、今回は二人とも意外な絵心を見せてくれましたね。
しかし、なぜ今回この二人なのでしょうか。次回が紗綾のエピソードっぽいのに……。
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読み終わったついでに押しちゃってください
改めて、エリスの気持ち、霧の気持ちが再確認できた回なのではないでしょうか。
次回も楽しみですね・・・
ただ見てそれで終わりではなく、見た後に何かしら考えさせてくれる
作品ですよね。やっぱり、そのキャラの生き甲斐とか人生そのものに
直結したテーマ(絵)があると、話に芯が通っていると感じますね。
エリスの赤色克服話も楽しみですね。
私もF&Cネタはみつけられませんでした(笑)
Rankeさんと同じでいるとしたら教職員の中かと。
霧の周りにいたのが怪しいかも?
見つけようと思って見ていて何も見つからないと、
どっかで見逃したかと思って見直そうかと思って
しまいます。時間がアレなのでやりはしませんが(笑)