ダメオタRの徒然雑記

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感想:Canvas2~虹色のスケッチ~ 第22話 「インディゴの夜明けに」

2006-03-14 14:47:18 | Canvas2(TVA)(了)
何だかんだ言って、エリスはヒロインではなく主人公なんだと確信させてくれる話でした。もちろん、これまでの展開からして、エリスが物語の中心的人物であるというのは明白でしたが、浩樹以上に主人公している以上、もはやヒロインとは呼べないかと。
エリスには、シリーズ中で成長のために割かれた時間が他のキャラのそれと明らかに違い過ぎますしね。浩樹の場合は、13・14話以降、動いたように見えて止まってますし、霧の場合は逆に後退しているようにすら見えます。
 今回22話の場合、見舞いに霧が訪れた場面。状況的に9話と似たような展開で、以前のエリスなら帰れ、と言いそうな所でしたが踏みとどまり、取り繕えるだけの器量を見せてます。
 赤のトラウマについて。赤を半分克服したかと思わせて、やはり事故のようにトラウマに直接絡む状況を思い出すとまだ駄目、と言ったようにまだ成長し切れてない部分もあるにはありますけどね。でも、ハナからやだ、と言っていた最初からは格段の進歩な訳ですし、それに至るまでの努力もきっちり描かれていますから、後は締めをどうもってくるかでしょう。
 友達。作品中、最も友人を多く作っているのもエリスですね。それぞれタイプが違い、エリスを心から心配してくれる友人。またエリスを客観的に見つめてくれる友人。
 強がり。欲しくても、一度断られてるから、もう欲しいとは言わない。自分は子供じゃないから、子供じゃないつもりだから。相手の気持ちを知っているから。だから欲しいとは言わない。この強がりも、もう一度傷付くのが嫌だからって部分もあるんでしょうけどね。顔で笑って心で泣いて。エリスは損な性格をしてます。

 空気の読めない子こと橋爪少年ですが、読めないお陰で話が動いた?かな。寝床や中庭でのエリスの表情を見た浩樹の心境に、いかほどの変化が起こるか。


◆アイキャッチ
ようやくメインキャスト画伯全員登場かな。エリス役・名塚佳織画伯と、霧役・生天目仁美(なばため ひとみ)画伯です。名塚画伯の絵は、いわゆる女の子の「じゆうちょうに描きそうな絵」の正統派発展系といった感じですね。水着でおっぱいボインなのは年齢追加分ということで。生天目画伯の霧ですが、これまたやる気のなさそうな。2次元の女の子には興味ないってことですか(笑)



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