ダメオタRの徒然雑記

ダメオタRankeが大好きなアニメ・漫画・ゲームの感想を、「“良かった”探し」をモットーにつらつらと書いていきます

感想:Canvas2~虹色のスケッチ~ 第18話 「トマトレッドを撃て!」

2006-02-19 16:29:50 | Canvas2(TVA)(了)
17話から引き続いてエリスのトラウマ克服エピソード・挑戦編。前回は発起編とでも言うべきかな?

トラウマ克服っていうくらいだから、今回程度(ケチャップ使うのにも結局目を逸らしながらおっかなびっくり)では、まだ不十分なのは明白。それこそ真っ正面から向き合っても問題ないところまでいかなければダメでしょうね。そして、エリスは自分でそうなろうとしている。出来るかどうかはともかくとして、自分から動こうとしているのがアニメ版エリスの強さを良く表していると思います。
原作では、トラウマ克服をする描写のあるシナリオ(エリス・霧シナリオ)では、エリスは結局自力での克服をしておらず、他のシナリオでは共通シナリオ部で出るトラウマ描写以外は克服のこの字も出ないというお粗末な扱いでしたので、アニメで克服編を積極的に描こうとしているのが好印象ですね。
ただ、そうなるとどうしても「過去の失恋」という、エリスの「鮮血のトラウマ」から比べると派手さの面で比べるべくもない霧の印象が、更に薄くなってしまうんですよね。謂わば、普通の現代恋愛小説とライトノベルの勇者と姫の恋愛描写とを見比べるようなものというか。アニメ的に地味な恋愛見せられてもどうかと思うので、やはり最後はエリスかなー、と思いますね。
恋愛キャラとしてエリスと霧を両立させてきたところに、柳登場以来は霧は停滞、躍進著しいエリス、と描写的にも両者の最初と現在で差がはっきりしてきたと言いますか。管理人は原作・漫画からずっとエリス寄りなので別に文句はありませんが。
やはり1クールまでにエリスを恋愛面でダメダメに描いていたのは、後半の巻き返しの伏線だったんだろうな、と。
ただ、まだ6話も残っている以上、今の状態のままゴールすると言い切れないのが本作の脚本なんですよね。強いエリスは留学して独り立ち、浩樹は弱い霧を支え……という展開もまたなきにしもあらず。ただ、そんな後ろ向きな昼メロエンドでいいのかよというツッコミが管理人の頭に響くので、やはりこっちは無しの方向で。うーん、今まであまりどちらかに偏った感想はしないように心がけてたのだが。
忙しくて感想一週間近く遅れてそもそも文章がまとまってないよもう次の放送って今夜じゃんダメじゃん俺と焦りながら感想終わり。


◆F&C過去キャラ
七城柚子(『Canvas~セピア色のモチーフ~』より)
 バスケ部のダーツでど真ん中を当てていたスポーティなスタイルの少女(恋より年上=21歳以上だから少女と呼べるような年頃でもないが)。撫子高等部の卒業生。在学中は陸上部に所属し、走り高跳びの選手を目指して日々特訓していたが、見ての通りの上背の低さとそれに比例したジャンプ力の低さで、万年補欠だった。一応、大輔の幼馴染みの一人だが、他の幼馴染み(天音、悠)と比べると非常に印象の薄い感がある。因みにボクっ娘

アイキャッチ
第2話以来、久々の児玉樹先生。イマイチ本編でスポットが当たりにくい(当てにくい)二人、紫衣と菫。菫の和服は当然ながら原作アニメ漫画と通しても初。素材は素晴らしいのに話と出番に恵まれない菫、(´・ω・)オメガカワイソス
なので、ビジュアルアピールはばんばんやっちゃってください。