ダメオタRの徒然雑記

ダメオタRankeが大好きなアニメ・漫画・ゲームの感想を、「“良かった”探し」をモットーにつらつらと書いていきます

感想:Canvas2~虹色のスケッチ~ 第15話 「藍色のプレッシャー」

2006-01-23 08:01:04 | Canvas2(TVA)(了)
自分で止めていた足。自分で止めていた時計の針。でも、回りの時間は無慈悲に進み、人の足は、自分を置き去りにして前に進む。自分で歩けるくせに歩こうとしない者など、誰も助けてなどくれない。だからこそ、自分で立って、歩いて、時間を進めて──

[アニメCanvas2公式サイト]

 これまでずっと、無意識に原因を外に求めてきた浩樹が、今回の一件を契機に、自分を見直す話でした。自分と柳の過去の事情を知らない理事長代理に理不尽な憤りをぶつけてしまう辺りまではまだ前までの浩樹でしたが、名門鷺ノ宮の令嬢という殻の下にある、必死な女性の素顔を知った時、ようやく今までの自分を一歩引いて、あるいは半歩引いて見ることが出来たのでしょう。
出来る身内と自分を、自分で比べて落ち込みそうになることもあるけれど、それでも自分が正しいと信じる道を進むことが出来れば、見てくれる人は見て、きっと答えてくれるから。紗綾にとってその見てくれる人は、藍であり、浩樹であり。
そして浩樹にとっては、恐らくエリス。ただ単に、お兄ちゃんお兄ちゃん、と慕うのではなく、引くべき所は引き、言うべきことをきちんと言う。浩樹が迷い続けている間もきちんと浩樹を見続けてきたエリスは、浩樹が立ち止まっている間に、随分と先へ進んでいたのだ。もちろん、エリスの抱えている悩みや問題は全てが解決した訳でもない。でも、エリスは前を向いて進んでいる。
そして浩樹も、自分の仕事を必死にこなす紗綾、プロとして大成した柳、マイペースに、けど確実に前進し続けているエリスの姿を見て、自分もまた強いと思われる大人にならなければな、と、高校時代~浪人時代から止めていた時間を動かす事に。前回で「浩樹覚醒編の幕開け」と書きましたが、順調な滑り出しで非常に満足でした。次回以降がまた楽しみです。



F&C過去キャラクターズ:第15話編
鷺ノ宮 藍(『Canvas~セピア色のモチーフ~』より)
 宴会の最中、紗綾が電話で話していた相手。紗綾の五つ年下の妹であり、現鷺ノ宮グループ社長の六子の中の末っ子。学生時代には撫子学園に通っていた。桜塚恋、美咲彩とは同級生だった。特に、恋とは幼稚園からの大親友。多忙ながらも学園人事、特に美術については割と気を回す人のようで、浩樹の高校時代の実績まで把握しており、またそれを恋に話していたりもする(第2話)。
声優は、D.C.の美春役などでおなじみの神田朱未さん。妹キャラやることが多い人ですが、今回も妹役でした(笑)



◆アイキャッチ
 第6話以来、美水かがみ氏が2度目の登板。もしかしたら6話で「誰を描いたのか分からん」とでも言われてしまったのか(苦笑)、今回はメインキャラ組をずらりと。それぞれのキャラの個性をきちんと描き分けていますね。




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読み終わったついでに押しちゃってください


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たまぞう)
2006-01-26 00:30:53
>「誰を描いたのか分からん」



私もそう言ってしまった一人です(笑)

しかし今回は、メインキャラの個性がよく出ていて可愛かったです。



PS2版なんですが、Rankeさんはどうなさいますか?

私はDXパックをFGしちゃいました(笑)

すでに朋子シナリオはクリア済みです。



朋子好きならおすすめですよ。

もちろんDXパックですが。

朋子メインの描きおろしコミックも読めますし。

あ、角川書店の回し者ではないです(笑)



私のところでPS2版について取り上げていってますので、

興味がありましたら一度見に来てください。

ただ、ネタバレはしまくってますが・・・
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Unknown (Ranke@管理人)
2006-01-26 05:06:00
フラゲされてたとは羨ましいですね(笑)

こちらはAmazonで予約してます。勿論DXパックを(笑)

届いたら即やると思いますが感想とか書くのは2月とかそれくらいに

なるかもです。とりあえず追加キャラクリアしたらそちらを見に

行こうと思います。



コメントありがとうございました!
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