ラミーユ浦和 活き活きクラブ

わたしたちは60歳以上のシニアのグループです。ブログを通じて「絆」を強めて行こうと開設しました。

土合公民館「地域の自然と歴史を学ぶ講座」

2012-07-20 | 情報

 

昨日、お隣の土合公民館で表題の第一回講座がありましたので参加しました。猛暑にも関わらず50名程の向学心に燃える中高年で教室は一杯でした。

講座は「江戸時代 桜区の歴史と文化」と題して、鴻沼地域開発の歴史や庚申塔の話など興味深いものでした。

八代将軍吉宗の時(享保年間、1720年代頃)和歌山藩士井沢弥惣兵衛為永により、年貢増産のため高沼の新田開発をして見沼代用水路から農業用水を引き、余った水をマンション前を流れる鴻沼川(鴻沼排水路)で排水をさせたそうです。

庚申塔は庶民の一般的信仰(庚申の日の夜は寝ずにいて長生きしようというものだそうです)で、江戸時代初期から流行りだし、その証として建立したとのこと。何故か桜区と南区には寛文9年(1669年)に沢山建てられたそうです。公民館の角の交差点脇にもありますが、これは4面に庚申塔、馬頭観世音菩薩、甲子塔、巳待塔と彫られてて、4つの石造物を一つにまとめた物のようです。文化9年(1812年)と彫られているそうです。

約2時間の無料公開講座で、過去には「武蔵武士の時代」「荒川の流路の変遷」など地元埼玉に関わるものを取り上げていますので、結構楽しめます。

                                              投稿者 ひろちゃん

 

 

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