ラミーユ浦和 活き活きクラブ

わたしたちは60歳以上のシニアのグループです。ブログを通じて「絆」を強めて行こうと開設しました。

超格安航空券をゲットして旅三昧(第3弾)

2023-07-26 | 旅行
今回は高知の旅行記です。本当は鹿児島をゲットしたかったのですが、取れませんでした。
高知も初めてで、行ってみると高知なりの歴史・風土・観光を楽しむことが出来有意義な旅でした。
1日目
羽田空港⇒高知空港⇒リムジンバスで高知駅へ12時頃着
 
高知駅

 
土佐三志士像
高知駅前の広場に立つ、3人の土佐三志士像。
 土佐三志士とは、土佐藩の幕末の英雄である3人のことで、左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎である。

先ずは荷物を駅のロッカーに預けて、「モネの庭」に行って見ることに。
高知駅⇒JR土讃線、(途中から土佐くろしお鉄道)に乗って13:48奈半利駅着。

奈半利駅
ここで村営バスに乗換えて14:15「モネの庭」に到着。
北川村「モネの庭」マルモッタンは、印象派の巨匠クロードモネが43歳から生涯の半分を過ごした、フランス・ジヴェルニーで丹誠込めて作り上げた〈モネの庭〉を再現した庭として2000年に開園したものです。自然を活かし、光と影を巧みに組み合わせた、素朴さにあふれる庭”をコンセプトに、「水の庭」「花の庭」「ボルディゲラの庭」の3つのエリアで表現されております。今回私たちは「水の庭」と「ボルディゲラの庭」を見て廻りました。

チケットを買って先ずは「水の庭」へ。


チケット売り場
しばらく坂道を上って行くと、水の庭に到着。


太鼓橋と藤棚、藤の花は今は咲いていませんでした。


太鼓橋


本格的な睡蓮が咲くシーズンを前に池の雑草やごみを取り除いています。


池の周囲は花がいっぱい




池の周りの遊歩道


睡蓮の見頃にはまだちょっと早かったようです。それに、睡蓮は午後になると閉じてくるとか。







水の庭を一巡りして少し奥に向かって歩いて行くと「ボルディゲラの庭」が開けてくる。
「ボルディゲラの庭」は光り輝くモネの作品から発想を得た、世界に1つしかない庭。
こちらの庭は、モネが43歳のときに旅したボルディゲラをモチーフに描いた作品とその舞台である地中海の世界観を表現しています。


ボルディゲラの庭
ボルディゲラは地中海沿岸の北イタリアの土地の名前。


石垣とカフェ 
白い石とヤシの木などの熱帯植物が地中海をイメージさせていると云う。この白い石は、香川県産の花崗岩「庵治石(あじいし)」を使っているとか。最初見た時、どうしてこんなところに、こんな白い石がたくさんあるのかと違和感を感じたが、後からその意図が分かった。


ボルディゲラの庭のカフェで一休み。

 
裏庭で獲れた柚子が入ったアイスクリームをいただく、サッパリして美味しかった。


カフェのまわりには熱帯植物が。




カフェからボルディゲラの庭を眺める。晴れた日には遠くに土佐湾が見られるとか。


カフェののおばさんが教えてくれた、一生に一度の開花「アガベオバティフォリア」
横に這っている枝のように見えるのは実は花の茎のようです。
私たちが見た時は下の部分が5分咲きくらいでした。



美しい「モネの庭」を見終わって、来た経路を折返して高知駅に戻る

 
高知駅から市電に乗って宿の近くの停留所、はりまや橋へ。

 
電停はりまや橋、そんなに賑やかでなかったけど、この辺りが高知の中心街のようだ。

宿に寄り、チェックインを済ませて、夕飯を食べに、予めネットで調べておいた「ひろめ市場」に出かける。
ひろめ市場とは、土佐藩家老の屋敷跡付近にあり,屋敷が消えた維新後もその一帯は親しみを込めて「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれていたことから,その名をとり「ひろめ市場」と名づけられた。中に入って見ると至る所にテーブルと椅子が並べられていて,それぞれ自分の好きなものを,好きなお店で買ってきて,食べるスタイルとなっている。市場の外の商店街はひっそりとしているのに、まあ何とお客の多いこと、酒が入って騒がしいのにもびっくり、席を確保するのも一苦労。
メニューはあれこれありましたが、高知に来たらやっぱし何をさておき「藁焼き鰹のたたき」を食べなきゃ。一味違って美味しかった。

 
ひろめ市場入口

 
こんなに混んでいます。高知の人はやはり酒が好きなようです。

 
直ぐ近くの商店街は閑散としておりました。

食事を終わって、ひろの市場を出ると、辺りはすっかり暗くなっていた、また電車に乗って宿へ、今日の一日が無事終わる。

2日目
小雨がパラパラ、天気予報も今日は雨の予報、大した雨でなければと祈りつつ宿を出る。
今日は桂浜に行って、「牧野植物園」に寄って帰る予定。
バスでも電車でも、一日何回どの停留所からでも乗り降りできる「my游パス」を前日ホテルで購入、早速、バスではりまや橋から桂浜に行くことに。
4165 
桂浜ショッピング街、まだ早かったので人通りは少なかった

 
先ずは、坂本龍馬像を見ようと、階段を上がって小高い丘のてっぺんに。

 
坂本龍馬像
桂浜の龍馬像は、龍馬の功績を後世に伝えるために、龍馬を慕っていた高知県の青年有志が募金活動を行い、昭和3年(1928年)に建てられたものです。
桂浜の龍馬像の台座の高さは8.2メートルあり、その台座の上に、5.3メートルの龍馬像が建っている。台座を含めた総高さは約13.5メートル。銅像の傍からだと天を仰ぎ見る感じ。
因みに銅像の向きは、東京の皇居の方向を向いているとか。

 
太平洋を見下ろす。

 
坂本龍馬像から竜王岬方面を眺める

 
桂浜

 
桂浜水族館
桂浜の海辺に建っています。中には入りませんでした。

 
桂浜から坂本龍馬記念館へ向かう道中の坂道。
坂本龍馬記念館は桂浜の浜辺からかない高い所にあり、道中すごい急坂、バテバテになり途中で引き返そうかとも思ったが何とか辿り着く。 

 
坂本龍馬記念館
坂本竜馬を映像で紹介するシアターコーナー、竜馬に関する資料を一堂に展示した常設展示室のほかジョン万次郎展示室、企画展示室など、坂本龍馬に関する貴重な歴史資料をわかりやすく展示するとともに,人柄や業績,考え方についても紹介している。

 
休憩コーナーからの眺め。屋上の展望室に上がって見たかったのですが、雨で断念。

坂本竜馬記念館を見終え、次の目的地「牧野植物園」へmy游バスで向かう。

牧野植物園:高知県出身で日本の植物分類学の父と云われた牧野富太郎の偉業を称えるために造られた。広さ:7.8ヘクタール、植物の栽培数:約3000種

 
牧野植物園入口
今、NHK朝のテレビ小説「らんまん」の影響でしょうか、たくさんの団体客が訪れていました。
順路に沿って先ず最初は牧野富太郎記念館(本館)へ
牧野博士の蔵書や遺品など、約6万点を収蔵する牧野文庫をはじめ、図書室、五台山ホール、教室や講演を行うアトリエ実習室や映像ホールなどがあります。

牧野富太郎記念館本館ウッドデッキ(HPより)

 
園内の遊歩道の傍の植物には、一つ一つ植物名が書かれた木札が立っている。

 
「らんまん」に出てくる植物には黄色のカードが取り付けてありました。

 
牧野富太郎記念館本館から展示館に向かう回廊。
回廊にも植物がずらりと植えられている。

 

 

 
回廊のあちこちに展示されている植物図。
牧野富太郎が描いた植物図は、観察力の深さと描写の精密さ、そして単なる個体の写生でなく、その植物の『種』の典型的な形態を捉えている点、花期、果実期など各成長段を描写している点から『牧野式植物図』と呼ばれています。

 
ふむふむ広場 
ふむふむ広場は高知の暮らしに関わりの深い果樹や野菜、さまざまな香りや手触りを楽しめるハーブ類を植栽し、見るだけでなく、触ったり、ちぎったり、匂いをかいだりして、五感で植物に親しみ、「ふむふむ」とうなずきながら楽しく学べる憩いのエリアになっている。

 
見て楽しむコーナーの看板

 
雨上がりの雫がかかった花

牧野富太郎記念館(展示館)
日本の植物分類学の父、牧野富太郎の生涯とその業績を、植物図や著書、観察会の記録や写真などで紹介しています。

展示館中庭(HPより)

 
南門
南門のバス停からまたMY游バスに乗り高知駅に戻り、電車に乗換え宿へ。

 
市電
今日も夕食はカツオのたたきを食べにひろめ市場へ。
今日もぎっしり混んでいました。

3日目
今回も最終日です。飛行機の出発時間の関係であまりゆっくりもできないので
近くの高知城とその辺りを見て廻ることに。
出かける前に、宿のすぐ傍にある「はりまや橋」を1枚。
 
よく知られている「はりまや橋」

 
新旧の「はりまや橋」

先ず宿から市電で10分程の高知城へ。

 
大手門(追手門)と天守のツーショット
天守閣と大手門(追手門)が揃って現存する場所は、高知城、弘前城、丸亀城の3ヶ所だけとか。そして、追手門と天主のツーショット写真が撮影できるのはここだけとか。それにしても、天守閣は高い所に聳え立つように建っている。天守閣に上れないまでも、近くまででも行って見たかったのですが、足の自信なく遠くから眺めるだけにしました。

 
高知城の表門(大手)にあたる追手門(おうてもん)は、1801(享和元)年築、高知城にある15棟の国の重要文化財のひとつ。入母屋造本瓦葺で石垣を積み上げ、渡櫓をのせた櫓門で、侵入者に三方向から攻撃を加えることができる造り。追手門櫓の2階には石落としを設ける、塀の一部に武者隠しを配するなど実戦的な造りになっています

 
山内一豊の銅像

 
山内一豊の履歴

 
板垣退助の銅像
土佐出身の板垣退助は、明治維新以前は土佐藩の藩士だったこともあって、板垣退助像が高知城の追手門をくぐってすぐの石段の上り口に立っています。

高知城の近くにある「龍馬の生まれたまち記念館」に寄ってみました。
 
竜馬の生まれたまち記念館
「龍馬の生まれたまち記念館」は、龍馬の人間形成の基盤となる家族やまちを紹介し、さまざまな困難を乗り越え、近代国家へ尽力した龍馬を顕彰するため、2004年3月誕生地・上町に開館いたしました。展示館では当時のまちの様子や歴史、龍馬誕生から脱藩まで少年時代を中心に映像や模型などでわかりやすく紹介しています。

 
坂本家離れでの食事の様子

 
坂本家離れでの乙女姉と

旅の締めくくりに、記念館の近くに「坂本龍馬誕生地」碑があると云うことで行ってみました。

坂本龍馬が生まれ育った場所(上町一丁目)には、「坂本龍馬先生誕生地」碑があります。碑には土佐出身の吉田茂元総理の直筆。昭和27年(1952年)に、当時の内閣総理大臣、吉田茂が揮毫しました。また昭和43年(1968年)には「明治百年記念行事」の一つとして台座も整備されています。

 
現在の上町一丁目。写真の右側に「坂本龍馬先生誕生地」の碑がある。

高知旅行も無事終えリムジンバスで高知空港へ
 
高知龍馬空港

 
離陸です。

 
アクアライン人工島「風の塔」が真下に見えます。間もなく着陸です。

高知旅行を終えて
梅雨時分でしたので晴天の日はありませんでしたが、大した雨に遭わず、ほぼ当初計画した旅程をこなし、今回も満足の行く旅を終えることができました。
坂本龍馬・牧野富太郎・そしてモネの庭など偉人の歩んだ地を直接目で見、触れることができ大いに感銘・感動し、心に刻むことができました。
当初計画では、四万十川にも行きたかったのですが、高知市内からだとかなり距離があって、2泊3日の行程ではかなり強行軍になることから断念せざるを得なかったのがちょっと心残りです。

 5月と6月にかけて、宮崎・長崎・高知と旅した今回の旅三昧、長い間コロナでモヤモヤしていた気分を吹き飛ばす、思いかけない機会を得られたことに感謝です。

 ありがとうございました。

  投稿者:やまちゃん




コメント (1)
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超格安航空券をゲットして旅三昧(第2弾)

2023-07-14 | 旅行
今回は長崎の旅行記です。
長崎は現役時代に仕事の関係で何度か行ったところですが、用が済んだあと、何か所か観光しましたがそれも何十年も前のこと殆ど記憶にありません。
そこで今回は、鎖国時代に唯一外国に開かれていた場所「出島」・三大中華街と言われる
「新地中華街」・新世界三大夜景と言われる「長崎港の夜景」・長崎と言えば「グラバー邸」、そして「ハウステンボス」といったところを2泊3日で廻ってきました。

1日目
羽田⇒長崎空港⇒リムジンバスで長崎駅へ(15:30頃長崎駅到着)
長崎駅に着くと雨がパラパラ、梅雨だから仕方ないか、ひどくならなければいいが、とつぶやきながら、先ずは駅構内の観光案内所へ。
ここでショッキングな話を聞く。長崎港の夜景の見どころ稲佐山山頂に行くロープウエイが昨日から修理に入って動いていない、と云う。「今晩どこに泊まるの」と聞くので「稲佐山観光ホテル」と応えると、あ!あそこのホテルだったら何も稲佐山に行かなくても大丈夫よ、と云う。残念だがひとまず安堵する。
荷物をロッカーに預けて最初の観光地「出島」へ電車に乗って行って見ることに。
「出島は、1634年江戸幕府の対外政策の一環として長崎に築造された人工島。扇型で、面積は3,969坪。日本初の本格的な人工島である。 1636年から1639年までは対ポルトガル貿易、1641年から1859年まではオランダ東インド会社を通して対オランダ貿易が行われた。 明治以降は、長崎港の港湾整備に伴う周辺の埋立等により陸続きとなり、扇形の人工島であった頃の面影は失われたが、出島全体は1922年10月2日、「出島和蘭商館跡」として国の史跡に指定されている。」HPより

水門 (出島の最西端に位置する)
電停「出島」で降りると直ぐ近くに水門が見える。
「江戸時代の長崎において、貿易と交流の基点となった出島には、重要な二つの門がありました。その1つが、出島の最西端に設けられた輸出入品の通り口であった水門。オランダ船に積まれた輸入品は、水門の南側口から出島内に搬入され、検査を受けました。また、日本からの輸出品は水門の北側口から搬出され、オランダ船に積み込まれました。このことから水門は、西洋と日本の文化・学術・貿易品が最初に出入りした象徴的な建物」HPより


かなり働いてきたと思われる市電、久しぶりに乗ってみました。


川(中島川)の右側が出島の建造物
現在は水門からは出島への出入りはできないため、中島川を渡り、表門橋公園を通って出島中央付近にある表門に向かう


表門橋と表門
表門橋を渡って、表門を通って出島に入ります。
表門について
「出島に出入りするもう一つの重要な門が出島の中央部に位置する表門です。表門では、出島への人の出入りを監視、制限し、出島に運び込まれる物資も、この門を通りました。門の前には、長崎の町とつながる橋が架かり、島内への唯一の入場口として、日本と出島をつなぐ役目を担いました。
往時は小さな石橋で、出島への自由な出入りを制限したことから、鎖国時代を象徴していましたが、
2017年11月長崎と出島をつなぐ新たな橋『出島表門橋』が完成してから、現在は出島へ来場者を迎え入れる開かれた橋になっております。」HPより


ミニ出島
昭和51年に制作された15分の1の模型。
川原慶賀が1820年ごろの出島を描いたとされる「長崎出島之図」を参考に再現したもの。


出島東側から西側水門方面を望む。





倉庫の内部、秤量するための天秤や分銅がおいてある。


建物内にはたくさんの貴重な陳列品が飾ってある。

「出島」を見学し、次は、新地中華街に歩いて向かいます。


新地中華街入口
この辺り橋がやたらと多いのが目立ちます。


横浜・神戸と並んで日本三大中華街の一つ長崎新地中華街、夕方近くになり人通りも増えてきました。
私たちもここで夕食と食べることに。もちろん、「ちゃんぽん」と「皿うどん」お味の方は?

当初の予定では、この後長崎港の夜景を見に稲佐山に行くことにしていましたが、ロープウエイが動いていないと云うことでしたので今晩泊まる宿へ向かう。
ここのホテルは稲佐山の中腹にあって、観光案内所のおばさんが言っていたように長崎港がよく見渡せるホテルでした。早速写真を撮りに屋上に上がってみます。


新世界三大夜景、長崎駅付近の夜景 (新世界三大夜景、あと二つはモナコと上海)
長崎市は夜景の魅力を高めようと、稲佐山山頂展望台から望む斜面地に発光ダイオード(LED)ライトを取り付け、平和の象徴にちなんだ「はと座」など7種の星座とともにハートを浮かび上がらせている。(写真中央付近から左に大きなハートが見える)


長崎港








ホテルの屋上から撮った稲佐山山頂の展望台
この日は修学旅行の団体が来ていて屋上も賑やかでした。

2日目
今日は午前中グラバー園に行って、午後JRでハウステンボスに移動する予定です。
まず、グラバー園に向かう。
グラバー園は、1859年(安政6年)の長崎開港後に長崎に来住したイギリス人商人グラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に、長崎市内に残っていた歴史的建造物を移築し、この地域全体をグラバー園と称しているようだ。
「グラバー園では9棟の伝統的建造物を見ることができる。そのうち、旧グラバー住宅、旧オルト住宅、旧リンガー住宅は居留地時代に建築され、150年以上この地に建ち続けている貴重な建物。これら3棟は国指定重要文化財に指定され、旧グラバー住宅は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産にも登録されています。一方、6棟は明治中期ごろに長崎市内に建てられた洋風建築をグラバー園へ移築復元したもの。各建物に当時を思わせる特徴があり、明治時代の長崎を知る上で貴重な建物です。」HPより

グラバー園への行き方
グラバー園には通常は「グラバー通り」から入って行くようですが、こちらから行くと急な坂道・階段が多く、年配の方とか身体の不自由な方にとってはかなり厳しいです。
なので私たちは反対側の第2ゲートから行くことに。
こちらからですと、斜行エレベーターと垂直エレベーター2台に乗り継いで行けば楽々グラバー園の最高地点まで行くことができます。


グラバースカイロード(斜行エレベーター)


南山手レストハウス
斜行エレベーターから下りると直ぐ近くにあります。
南山手レストハウスは、幕末の元治元年(1864年)から慶応元年(1865年)に建てられたとされ、石造外壁を持つ初期居留地住宅で、テラスに木柱と石柱を併用しているという独特な特徴を持っている建物。


祈念坂
ここでは、「カトリック教会」「石畳の坂」そして「長崎港」が一つのフレームに収まる景観を一望できる。故遠藤周作を魅了し、映画『解夏』、アニメ『色づく世界の明日から』に登場する穴場スポット。


グラバー園第2ゲート入口
垂直エレベーターを上がって行くとグラバー園最高地点第2ゲート入口に辿り着く。


旧三菱第2ドックハウス
旧三菱第2ドックハウスは1896年(明治29)、三菱造船所(現三菱重工業株式会社長崎造船所)の第2ドックの建設時に建てられた外国人乗組員用の宿舎。1972年飽の浦からこの地に移設された。園内で最も高いところに建っている。


ドックハウスから長崎港を望む絶景。前方に見えるのは三菱重工長崎造船所。


ドックハウスからグラバー住宅へ下りる急な階段。このような階段・急坂が何か所もある。


旧リンガー住宅
建物の構造は、木造に外壁を石造とし、天草の砂岩を使用し、ベランダの床にはウラジオストクから運んだ御影石を敷いいる。正面中央が出入口で、廊下左右に4室を配置し、厨房とメイド部屋が附属しています


自由亭喫茶室
日本人シェフによる初めての西洋レストラン「自由亭」跡に設けられたカフェ。


グラバー住宅
旧グラバー住宅は世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録された構成資産のひとつで、1863年築の現存する日本最古の洋風木造建築。グラバーは江戸末期から明治時代にかけて活躍したスコットランドの貿易商で、旧グラバー邸は商用に利用されていた。長崎造船所を目の前に見下ろす絶好の眺望に恵まれた同邸宅は、現在は歴史的価値のあるほかの建築群とともにグラバー園として展示されている。



グラバー住宅室内の一部。


ラバー住宅から長崎港を一望。

グラバー園を一巡したあと坂道をダラダラ下って行くとやがて大浦天主堂が見えてきます。
大浦天主堂は長崎県の教会建築の起点となった教会で、パリ外国宣教会によって、フランス人の祈りの場や殉教した26人の聖人に捧げる教会として1864年に建てられました。
現存する日本最古の教会建築として国宝に指定されています。



館内は撮影禁止で写真は撮れませんでしたが、天主堂の窓はカラフルなステンドグラスに輝き神秘的でした。


グラバー通り
大浦天主堂、グラバー園へと続くグラバー通り。
ガラス製品専門店をはじめ雑貨店や、長崎名物のカステラを扱うショップなど20店舗を超える軒が連なる。


観光バス
たくさんの観光バスが停まっています。
右に見える建物が長崎ちゃんぽん発祥の店「四海楼」。是非寄って見たかったのですが、
時間の関係で止む無くパス。

グラバー園・大浦天主堂を見て廻り、今回最後の目的地「ハウステンボス」へ行くため、長崎駅に向かいます。長崎駅からJRでハウステンポス駅へ。


長崎駅フォーム
新幹線開通に伴って在来線も改装したのか明るく綺麗な駅舎でした。

 
ハウステンボス駅到着 隣には、ハウステンボス駅~博多駅の特急ハウステンポス号が停車中。
     車内は洒落た内装が施されていました。


ハウステンポス駅


駅を出ると、前方にヨーロッパ風の大きな建物。ホテルオークラです。
園内には五つのホテルがあって、どのホテルも東京の一流ホテルに匹敵するような豪華なホテル。
その他、園外にも三つのホテルがあり、ハウステンボスの集客力に驚かされる。

広くて結構長い橋を渡り、このホテルで荷物を預けて、早速ハウステンボスへ

チケット代は1DAYパスポート・1.5DAYパスポート・2DAYパスポートなどあって、
今回は夜間の光景を是非見たいので、初日の午後3時から翌日2日間使える1.5DAYパスポートを購入。チケット代はシニア割引で7,400円、これ高いか安いか?


園内に入って、まず目に入るのはフラワーガーデンゾーンの風車。


遊覧船が出ていきます。園内の運河を15分間隔で運行している。


フラワーロードの花々が咲き誇っています。


カステラの城 このようなテーマ毎の建物が園内あちこちに見られる。


お菓子の城

園内には巡回バスが20分間隔で通っており、バスに乗って、カステラの城から園内一番奥にあるパレスハウステンボスに行って見ることに。

パレスハウステンボスの裏にある庭園。
夜は庭園いっぱいにイルミネーションが点灯し、クラシック音楽が流れ、宝石のような光たちが踊りだす、音と光のシンクロが生み出す、恍惚の時間をご堪能できる。ようです。


園内のほぼ中央辺りにある遊覧船発着場。


ドムトールン
ドムトールンとは? ドムトールンはハウステンボスのシンボルと言われるタワーで、その高さは105mです。. 80m地点には展望台がありそこからハウステンボスを見渡すことができます。

折角なので展望台に上って見ることに。
ドムトールンからの眺め



個人の別荘群が立ち並ぶ。


メリーゴーランド 
 2022年開業30周年を迎え、節目の目玉事業として国内初の3階建てメリーゴーラウンド「スカイカルーセル」を建設。華やかな装飾と電飾を施した高さ約15メートルの施設で、世界最大級のカルーセルだという。
 スカイカルーセルはイタリア製で、昼間はもちろん、1,300万球のイルミネーションがきらめき夜間にはロマンティックな幻想的な雰囲気を満喫できる。


運河にヨーロッパ風の建物、絵葉書のように見えませんか。


運河沿いにアジサイが咲き誇っていました。

陽が沈み、園内いっぱいライトアップされてきました。辺りが夕闇に包まれる頃、ハウステンボスは「光の王国」へと姿を変えます。


アートガーデン


アートガーデンは、ハウステンボスの代名詞である花や景色を楽しむことができるエリア。
このあたりは薔薇が咲き誇っています。


アートガーデンからタワーシティを望む

アートガーデンでは光による映像ショー「光のオーロラガーデン」が開催される。
光の滝に映しだされる華やかな世界観をお楽しめる夜の最大のショーで、次々と映し出される映像に迫力を感じ見とれた。















幻想的な雰囲気漂う景観。


右の高い建物はドムトールン


観覧車
7万球のLEDが灯る観覧車、観覧車のてっぺんから一望する一面イルミネーションに照らされたハウステンボスは圧巻でした。


日中見た風車、夜はイルミネーションに飾られています。

まだまだ見たらない所がありますが、夜も大分更けてきました。
今日はこのあたりでホテルに引き上げます。

3日目
今回も最終日、今日は長崎空港出発時間が比較的早いので、午前中昨日見られなかった所を廻って、
午後長崎空港に向かい帰ります。


クルーザー乗船
園内には無料で乗れる乗り物がたくさんあります。先ずクルーザーに乗って船からハウステンポスを眺めて見ることに。
今日は朝から小雨が降っていて、デッキに出られないのがちょっぴり残念。朝早いこともあって乗っているのは私たち2人だけの貸切でした。



スタッドハウス
ハウステンボスのシンボル「スタッドハウス」。オランダで歴史があり美しい市庁舎といわれている「ハウダ市役所」が再現された建物です。スタッドハウスの中はギヤマンミュージアムがあり、そして結婚式を挙げることのできる「誓いの間」もあります。建物の前には花時計。


園内巡廻バス
無料で20分間隔で運行している。


光のファンタジアシティ
花と光をテーマにした「光のファンタジアシティ」。最先端のデジタルアトラクション施設が終結している。時間の関係で中には入りませんでした。

まだまだ見残したところがありましたが、時間の関係で止む無くこのあたりで引き上げ長崎空港へ向かうことに。


空港屋上の鐘
同空港は、長崎と歴史的に深いつながりのあるオランダの教会をモチーフにデザインされており、ターミナルビルの内観はドーム天井、ステンドグラスが施されているほか、外観はレンガ色、アーチ、オランダ教会の鐘を模した鐘楼も設けられています。


長崎空港滑走路


旅を終えて
今回も2泊3日の旅。梅雨入りでしたので雨を覚悟で行きましたが、幸い大したことなく行程的にはほぼ予定通り見て廻ることができました。
どの観光地もほぼ初めてで、「出島」では長崎の歴史だけでなく、鎖国時代の日本の様子、人の往来など学び参考になりました。
長崎港の夜の夜景、ここも素晴らしかったです。三脚を持参しなかったので写真ではちょっとノイズでボケているのが残念です。予定では稲佐山山頂のレストランで夜景を眺めながら食事をと考えていたのですが・・。
長崎と言えば坂道の多いイメージがありますが、グラバー園も坂道・階段がたくさんありました。
ツアーなど団体の多くの方はグラバー通り側から上っていきますが、私たちは反対側からエレベーターで一気に最高地点まで上り、そこから下ってグラバー通りに下りて来るコースを選び正解でした。
ハウステンボスも初めてでしたが、入園すると、どこか異国に来たような風景に様変わり。
園内を散策するだけでも楽しいのですが、それにVRや演奏会・踊りなどのアトラクションあり、クルーザーや観覧車などの乗り物あり、そして夜、ハウステンボス全体の建物や施設がライトアップやイルミネーションで華やかに彩られ、時間があっという間に過ぎてしまいました。
私たちは15時に入園し、翌日朝から昼まで滞在しましたが、歳のせいで休み休みゆっくり行動したこともあって、アトラクションなど見過ごさざるを得ないところが随分とありました。
今回も長々とご覧いただきありがとうございました。

   投稿者:やまちゃん



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7月度行事案内

2023-07-02 | 事務局
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