 | 鐘 |
| David Benioff,David Benioff,D.B. Weiss,D.B. Weiss,George R.R. Martin,Carolyn Strauss,Frank Doelger,Bernadette Caulfield,キット・ハリントン,エミリア・クラーク,ピーター・ディンクレイジ,メイジー・ウィリアムズ,ニコライ・コスター＝ワルドウ | |
| メーカー情報なし |
Game of Thrones Season 8 #5 The Bells
ヴァリスはジョンこそが鉄の玉座の真の後継者である手紙をしたためる。小鳥にデナーリスの毒殺を命じていたが、彼女は何も食べない。ドラゴンストーン城にたどり着いたジョンは、北部軍がトライデント河を渡り王都まで2日の距離であるとヴァリスに報告。デナーリスの今後の行動を危惧したヴァリスは、誰が権力を獲得するかを決めるのは男であり、鉄の玉座に正当な支配者が就くことが望みだと告げる。彼女が善か悪か定かではないが、ジョンの本質は確かだと説得する。だが、彼女は我が女王だと一蹴されてしまう。
▼以下、ネタバレあらすじです
ヴァリスの裏切りはジョン・スノウの真実を知ったからで、ジョンからサンサ、そしてティリオンからヴァリスに伝わったのだから裏切り者はジョンだと主張するデナーリス。断りもなくヴァリスに伝えたティリオンを責め、サンサは女王を滅ぼしうる秘密を広める役をティリオンが見事に演じると考えたから話したのだと指摘する。悪いことを予期したヴァリスは手紙を始末し、デナーリスの前に連行される。正しい裁きだと良いとティリオンに告げ、死を覚悟する。デナーリスはドラゴンの炎でヴァリスを処刑する。その後、デナーリスはミッサンディが唯一所持していた首輪をグレイワームに託すが、彼はそれを火にくべてしまう。
ヴァリスの死はサンサにも責任がある、人々があなたの真実を知ればどう受け取るか明確になったとジョンに苦言するデナーリス。ジョンの方がウェスタロスの人々に愛され、ここに私への愛はない、あるのは恐怖だけだと告げる。ジョンは「愛している、永遠に俺の女王だ」と伝えるが、デナーリスはキスを拒む彼が恐怖を選んだと捉える。ティリオンは王都の民は敵ではないと説得を図るが、デナーリスはサーセイが慈悲を弱みと見なすと言って取り合わない。ティリオンは王都が降伏の鐘を鳴らしたら攻撃を中止して欲しいと食い下がる。彼女はそれを肯定もせずグレイワームに王都の外で待機するよう命じる。そしてジェイミーを捕らえたことをティリオンに明かし、次に失望させたら後はないと宣告する。
ジョンと共に王都の壁に到着したティリオンはダヴォスにある頼みごとをする。捕虜であるジェイミーに面会し、サーセイを説得するよう頼む。お腹の子がいるからサーセイは譲らない、彼女の勝利は不可能ではないと否定される。王都は明日壊滅する、レッドキープの地下から2人で逃げて新しい人生を掴めと説得する。成功したら王都の鐘を鳴らし門を開ける指示を出せと頼み、ジェイミーを逃す。ティリオンにとっては最後の賭けであり、デナーリスが無血で玉座に就ければ、それを可能にした自分に慈悲を見せるかも知れないと期待していた。幼少時代を生き抜くことが出来たのはジェイミーのお陰であり、怪物扱いしなかったのもジェイミーだけだった。同じ頃、アリアとハウンドも王都に到着する。
翌朝、ユーロンはドラゴンの襲撃に備えてスコーピオンを配置していた。王都の人々はレッドキープに逃げ込こもうとしており、アリアとハウンドも紛れ込んでいた。寸前で門が閉じられてしまい、ジェイミーは回り込むしかない。デナーリスは太陽の方角からドロゴンで鉄水軍を攻撃し、城壁のスコーピオンも全て壊滅させる。更に城壁を破壊しゴールデンカンパニーを攻撃、そこへドスラク人とアンサリード、北部軍が総攻撃を仕掛ける。レッドキープから戦いを見物していたサーセイにスコーピオンは全て破壊され、鉄水軍は焼かれて門が侵害されたとクァイバーンから報告を受ける。それでもレッドキープは奪還させないと強気の姿勢を見せる。
ジョン、ダヴォス、グレイワームはラニスター軍と鉢合わせると、敵は戦いを放棄する。敗北の鐘が鳴るのを待つティリオン。しばらくして王都に鐘が鳴り響くが、デナーリスはドラゴンを飛ばし炎で城下町を焼き払う。それを合図にグレイワームはラニスター軍を攻め戦場と化す。ジョンはそれを制止するが、戦うざるを得なくなる。街は次々と焼き尽くされ、逃げる人々とで大混乱に陥る。ドラゴンの炎はレッドキープをも包み込んでいく。サーセイはメイゴルの天守への避難を促される。その頃、ジェイミーは入江でユーロンに遭遇し、重傷を負いながらも打ち負かす。死にゆくユーロンはジェイミーを殺した男になれると満足だった。一方、ハウンドは自分についてくればお前はここで死ぬとアリアに言い聞かせる。アリアはサンダーと呼び、感謝を伝える。
避難しようとしていたサーセイたちだったが塔が崩れ落ちる。そこへハウンドが現れクイーンズ・ガード3人を倒す。マウンテンはサーセイの命令を聞き入れずクァイバーンを殺し、ハウンドとの対決を決意。サーセイは広間でジェイミーと再会を果たす。ハウンドは剣をもろともしない兄マウンテンを巻き込んで塔から落下する。アリアはドラゴンに怯える人々の波に飲まれていく。ドラゴンの炎が鬼火に引火し王都は火の海になっていた。ジョンは壁の裏に後退するよう命じる。一方、ジェイミーとサーセイは瓦礫の山に行く手を阻まれる。大切なのは自分たちだと言って見つめ合うが崩壊が起こる。一方、助けようとした母娘が灰になった姿を見たアリアは一頭の白馬と出会い、王都を脱出する。
追悼：ヴァリス、ユーロン・グレイジョイ、クァイバーン、マウンテン、ハウンド、ジェイミー・ライスター、サーセイ・ラニスター
ヴァリスは毒殺も試みたけど裏切りがバレてしまい、あっさり処刑されてしまいました。手紙はどこに届けられたんでしょうね。それが功を奏すれば良いけど。女王を信じていたティリオンもあの惨状を見てヴァリスが正しかったと思っただろうなぁ。ジョンも我が女王としか言わなくて何もしないし、まさかここまでやるとは予想もしなかった？
デナーリスは無慈悲にもほどがある！降伏したのに焼き払うなんて。ジョンとの会話で「ウェスタロスの人々に愛されていない」と言っていた時点で、決めていたんだろうなぁ。恐怖でしか支配できないと悟ってあの行動に出たんだろうけど、玉座も残っちゃいないんじゃないの？もう「やけくそのデナーリス」に改名したら良いわ。
ティリオンがジェイミーに恩を返すシーンが一番良かったけど、ジェイミーがただサーセイと崩壊するなか死んで行くってのが残念だったなぁ。一緒に生まれたから死ぬのも一緒ってかな。ユーロンが一番幸せそうに死んでいきましたね。女王とも寝たしキングスレイヤーを殺した男だってw
ハウンドがアリアに帰るよう説得して、ちゃんと名前を呼んで感謝を伝えるシーンは感動的でした。マウンテンがなかなか死ななくて最後は共に死ぬしかなかったけど、ハウンドは結願したね！
デナーリスがアリアの殺しのリストに載ったのは間違いない。アリアがグレイワームあたりに成りすましてデナーリスを仕留めるんじゃないかと期待。デナーリスはサンサを憎んで北部を焼き払う可能性もあるので、アリアに先回りしてもらわないと！
もう玉座なんてどうでも良くなっていそうなので、善人たちがどうなるのか気になりますね。ジョンはちょっと不甲斐ないので期待できないけど、デナーリス排除に動くのかどうか？どんな最終回が待っているのか楽しみですね。
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